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咲-saki-全国編 第11局「脅威」

・インターハイ2回戦第3試合大将戦
永水女子 石戸霞(3年)
宮守女子 姉帯豊音(3年)
姫松高校 末原恭子(3年)
清澄高校 宮永咲(1年)

後半戦。開始早々から、『友引』の能力を発揮して連続和了で姫松高校からトップの座を奪い取った宮守女子・姉帯豊音だが、2位との点差も少ないことから更に攻めに動く。
そんな彼女に守りだけでは2位通過も難しいと実感する永水女子・石戸霞。
何しろ点差はわずか。簡単に首位が最下位、最下位が首位へと変動する点差ですから、当然豊音も攻め続けるのは必要。

9年前、8才の頃、霞は祖母に連れられて本家の姫様である神代小蒔の下へと案内された。
祖母は霞に、霞は分家の中でも最も小蒔が血が近く似ており、だからこそ生きた天倪となるのだと教えた。
姫が宿す降ろす使う女神は通常の9人だけでなく、極希に恐ろしいものが降りてくる。「それ」を姫に変わって宿して手懐けるのが霞の役割だった。
そして今、霞はそれを身に降ろした。
神社が凄い場所に建ってるけど、どこなんだろうか。
力を敏感に感じ取る対戦者たち。
そして眠っていた小蒔もまたそれを感じ取って目を覚ました。
熊倉トシも想定外の力に危険を感じ取る。
粛々と進む中、ついに霞が跳満を和了り、豊音は全体効果系でなければ対処できないのではないかと感じ取る。
宮永咲は霞が完全に別人のような雰囲気になっている事を感じ取る。
能力の発動は感じても、それがどんな能力かは判らないんだよね。
場を支配する能力を持つ霞なので、これまでの豊音が見せた能力では太刀打ちは出来ないわけだけど、豊音の能力に全体系があるのかどうかは不明。ただ、結局持っていたとしても、霞の支配を破れるほど強力な能力ではないのでしょうが。

恭子は咲だけでなく、想定外の豊音と霞の能力に予想以上に「怪物の見本市」だと感じ取る。
めげたい気持ちになる恭子だが、凡人の自分は考えることを放棄してはいけないと、気持ちを引き締めて立ち向かう。
霞の力を力を見極めようとする恭子や豊音たち。
手が進むに連れ、対戦する3人は異常性に気づく。
彼女たちの手は萬子・索子・筒子の一色が全くない絶一門の状態となっていた。しかもそれは狙ったわけではなく、手元に入ってこないだけ。しかもそれは一人ではなく、他の二人も同じ。
他の3人の手に入らない残り一色、それが全て霞の手に入っていた。
索子と字牌のみが配牌されて和了する霞の圧倒的な能力。
豊音にも対策が思い浮かばず、姫松高校に至っては首位から最下位にまで転落していた。
首位を取った霞だが、狩宿巴や滝見春に祓ってもらわない限り切り替えが出来ないため、守りに徹することも出来ず攻め続けるしかなかった。
霞は首位に立てば今までのように守りに徹することで勝てる可能性があるけど、神下ろしをしてしまうと、小蒔のように自力で祓うことは出来ないので攻撃続行。小蒔の場合は寝ている時限定だけど、霞は自力で降ろすことが出来るという差もあるんだな。

次の局もやはり絶一門が続く3人と、その一色で手が染まる霞。
恭子は霞が永水女子で一番ヤバい選手だと気づいてしまう。
他家を絶一門にしてしまう能力そのものは大したことではないような能力なんだけど、それが三家で、自分が残りの一色を保持して染め手に出来てしまうというのは強力な能力。高目を狙わなければ、あっという間に手が出来そうだからな。

そうした中、恭子は昔に行った一色を抜いて行う特殊ルールの三麻を思い出す。
実際は違うものの、それを応用する事で適応できるはずだと自信を深める恭子は和了ってみせる。
そんな恭子に喜ぶ愛宕洋榎ら姫松の選手達。
対して薄墨初美や巴は霞の力に対応出来たことに驚きをみせるが、初美は宮永咲が八索をわざと鳴かせていたのではないかと見抜いていた。
恭子や姫松の面々は自力で和了ったと思っていたものの、実は咲によって和了らされていた。
この事実に気づいているのが、この時点では永水の面々だけなんだよね。もしかしたら描かれていない場所でプロとか、一部の人間は見抜いているのかもしれないけど。
ちなみに関西圏では雀荘は三人打ちの店が結構多いです。人数が少なくとも出来るようにという配慮なのかは判らないけど。
色々と細かいルールが違うので、慣れないとよくわからないところも多い。

たとえ恭子が一度和了っても、3人の絶一門状態は継続されて厳しい状況が続いていた。
そんな中で、後半戦唯一和了の無かった咲だったが、原村和のみ咲の微妙な変化に気づいていた。
カンした咲に緊張の走る三人だが、嶺上開花ではなく、そのまま立直を仕掛けてくる。
その状況に理解の出来ない恭子や霞だが、これによって豊音が先負の力で追っ掛け立直を仕掛けてくる。
恭子は不意に霞の支配力が王牌にまで及ばないのではないかという推測に至る。
咲は豊音の和了牌を引いてくるも、それは咲にとって槓材でもあった。咲は連続カンに嶺上開花を和了る。
霞の力の及ばない弱点を攻め、豊音の力も無効化ではなく正面から受けきる咲。
トシは言葉からも衣の事を非常に高く評価していて、かつそれに打ち勝った咲の力もかなり高く評価しているのが判る。

この咲の和了によって再び順位が変動。
清澄が二位へ浮上し、変わって姫松は最下位へと転落して南場へ突入する。
南場へ突入しても勢いの止まらない咲は、二度のカンでも嶺上開花してこない。
嶺上開花ではなく有効牌を引き入れるためのカンでツモ和了する咲により、清澄がついにトップへと立つ。
ここまで地味に打っていた咲が突然の大暴れですよ。心情も描かれないから主人公というよりもラスボス的雰囲気なんだけど。

咲の怪物ぶりを実感する他の三人。
更に咲は力を発揮して、やりたい放題でもはや止めることが出来ない。
そんな中、わずかながらも突破口を見いだす恭子だったが、咲が発したあまりの強い力に霞や豊音たちは恐ろしい力を感じ取り、トシの片眼鏡が耐えきれずに破裂してしまう。
何が起こるのか、判らない他の三人だったが、嶺上開花ではなく咲の行ったのはツモ切りだった。
安定の怪物ぶり。
片眼鏡が破裂したという事は、たとえ塞が対戦していたとしても、咲の和了を止めることが出来なかっただろうという事でしょう。
つか、対戦してたら眼鏡が破裂して大けがしていたのか?

今まで感じたこともないほどの強力なプレッシャーであったにも関わらず、牌を手牌にすら入れない状況に、豊音は逆に「ちょーこわい」と恐ろしさを感じ取る。
魔王降臨という状況で次回へ。

次回 第12話「真実」

次回で大将戦も終了。
その後ちょっとしたドタバタも描かれます。

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語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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