おまもりひまり 最終回(第12話)「猫と優人と乙女の純情」
鏑木兵吾は高見の見物を決める。
一挙手一挙動が小者にしか見えない鏑木……
振動を感じた神宮寺くえすは緋鞠が一人で戦いへ言っていることに気付く。
しかし場合によっては、個別に襲撃されていても最初のうちは気付かなかったかもしれないな、こいつら……
戦いの場に駆けつけた天河優人たちが変わってしまった緋鞠の姿にビックリしていたところに、酒呑童子が現れて緋鞠が優人を守るためにあの姿になったと嘲笑う。
緋鞠の姿を見ただけで気絶するなど、相変わらずリズリット・L・チェルシーは何のためについてきているのか。
緋鞠が護り刀としての盟約のためにあの状態になったと思い込んでいる酒呑童子に、九崎凛子が昔からの契約だけでなったわけがないと反発。
乙女舐めんな! と、ヒロイン代表として啖呵を切った。
緋鞠を捕らえて食らいつき、完全体へと戻った九尾の狐。
諦めるな! と呼びかけた優人の声に反応したかのように反撃を開始、タマを打ち倒した。
白面九尾の狐……あれだけご大層に完全体が、とか言っていたのにその力を振るう間すらなかったよ。
不完全体で全員を圧倒していたのに、完全体になってたかが化け猫ごときに負けるとは、九尾の狐と玉藻の名が泣くよ。