咲-saki-全国編 第4局「東風」
インターハイベスト16に残った初出場校は2校。うち一校が長野県代表・清澄高校だった。
ちなみにもう一校は南北海道代表・有珠山高校。準決勝での対戦校で、大将がヤバイらしい。たぶんサイドテールの子だと思うけど。
もし決勝進出が清澄と有珠山になったら、決勝戦が常連校一校、初出場二校、二度目が一校という大波乱状態。でも有珠山の先鋒の子ではお姉ちゃんを相手に戦うには戦力不足だから、姫松か臨海女子だろうな。真っ当に考えれば臨海。
・先鋒戦
永水女子 神代小蒔(2年)
宮守女子 小瀬川白望(3年)
姫松高校 上重漫(2年)
清澄高校 片岡優希(1年)
片岡優希の起家でゲームが始まる。
南大阪代表・姫松高校は先鋒戦での要注意人物を優希としていた。
永水女子・神代小蒔はその実力から注意するのは当然であったが、優希は県予選にて東場のみで歴代ハイスコアを残していた。
清澄ではダメっ子っぽい優希ですが、東場のみに注目した場合は凄い子なんです。個人戦でも東風戦の時は大活躍していたし。
ちなみにもう一校は南北海道代表・有珠山高校。準決勝での対戦校で、大将がヤバイらしい。たぶんサイドテールの子だと思うけど。
もし決勝進出が清澄と有珠山になったら、決勝戦が常連校一校、初出場二校、二度目が一校という大波乱状態。でも有珠山の先鋒の子ではお姉ちゃんを相手に戦うには戦力不足だから、姫松か臨海女子だろうな。真っ当に考えれば臨海。
・先鋒戦
永水女子 神代小蒔(2年)
宮守女子 小瀬川白望(3年)
姫松高校 上重漫(2年)
清澄高校 片岡優希(1年)
片岡優希の起家でゲームが始まる。
南大阪代表・姫松高校は先鋒戦での要注意人物を優希としていた。
永水女子・神代小蒔はその実力から注意するのは当然であったが、優希は県予選にて東場のみで歴代ハイスコアを残していた。
清澄ではダメっ子っぽい優希ですが、東場のみに注目した場合は凄い子なんです。個人戦でも東風戦の時は大活躍していたし。
異様なまでに東発起家の多い優希。
優希は三順目からいきなり立直をしてくる。
これに対して、小瀬川白望が危険に思われる赤五索を切ると、小蒔が鳴いてくる。
二人の行動を理解出来ないまま、本来であれば優希が引いた牌を引いた上重漫は、それが優希の当たり牌なのではと危惧する。
そして次巡、優希は五筒で満貫を和了る。
もし先の鳴きがなければ、優希が親倍を和了っていたと知る。
トップとの点差を3万点に抑えなければ、おでこに油性マジックで落書きされることになっている漫は厳しさを実感。
一見すると無能力者のように見えて、実は優希も能力者。
三順目リーチとか麻雀ゲームの世界だよ。現実ではなかなかお目に掛れない早手。テンパっても高目を目指せそうならダマで行くしな。
白望は県予選での優希の試合から、鳴く事で和了を食い止めることが出来るはずと伝えられていたが、予選直前の四校合同合宿で井上純の特訓の成果により、優希は鳴かれても調子が狂わないようになっていた。
みんなとの練習が彼女の中に力となっていた。
合宿の中、天江衣は南場になると集中力が切れて弱くなる優希に対して、それならば東場で連荘して討ち果たしてしまえば「毎回東風戦だ」と笑った。
「ここからは私の連荘で終わらせる!
この試合に、東二局はない!」
あり得ない発言を口にする優希に戸惑う漫。
白望は優希にそこまでの実力があるとは思えず、トラッシュトークか天然かと考える。
衣の発言は普通に考えればそれはねぇよ、という発言なんだけど、優希だからこそその言葉に乗っかったんだろうね。実際には無理でもそれぐらいの心持ちで当たるんだろう。
東一局一本場。
漫は鳴いて一気に手を進めに行くも、優希はそれを上回る速度で和了ってくる。
しかも優希のうち筋は明らかに予選とは異なっているため、漫は対応に困惑。
こんな速度で立て続けに和了る相手は嫌だよな。
東一局二本場。
優希はダブル立直。
もはや何を捨てたら良いのか判らないで北を切った漫は直撃を受けてしまう。
ダブリー相手にいきなり字牌切りはないだろう。
東一局三本場。
白望は何でもないところで迷いが生じる。
四人の中でももっとも注意するべき小蒔がおとなしいことも彼女にとって気がかりの一つ。
「ちょいたんま」と言って捨て牌で悩む。
彼女がそうして悩む時、必ず手が高くなるという特性があった。
その直後、突然「あっ」と声を上げた小蒔は、今まで眠ってしまっていたと言い出す。
ここから全力以上であたるという宣言に危惧する優希たち。
そんな中、控え室にいた宮永咲だけは、彼女が目を覚ましたことで力が現れたのではなく、消失したのを感じ取っていた。
普通に打っていたのに、いきなり寝てたとか言われたらビックリだよね。姫松は各校を研究しているけど、小蒔が寝ながら打つという事までは判ってなかったらしい。
小蒔を警戒するも、相変わらずの好調の優希。
更に白望もテンパイ、小蒔も手が進んでいた。
そんな中で立直をした漫は、他の二人が既に張っている事に気づいて、和了れないのではないかと危惧するも、あっさりと小蒔が放銃してしまう。
4人中では本来最強クラスの筈の神代があっさりと振り込みという事態にシロも気が抜けてる。親番を流された優希に至っては放心状態。
実は小蒔は寝ている時こそ力を発揮する能力を持ち、起きている間は普通のがんばりやさん。
チームメイトの狩宿巴は二度寝も無さそうであるから、三万点差は覚悟しなければならないと考える。薄墨初美は六万点差でも自分が逆転する、石戸霞は九万点差ならおやつ抜き、滝見春はトバされなければなんでも良いとお気楽ムードだった。
緊張感があるのかないのかイマイチ良く判らないのがこの永水女子のみなさん。
衣のトイレに付き合っていた純は宮守女子の姉帯豊音とすれ違い、彼女の長身に驚く。
登場人物中、最も長身なトヨネ。
大事な親番が流れて気落ちする優希だが、まだ東場であると気合いを入れ直す。
優希は一手目からテンパイとなるも、それでは四風連打で流れてしまう。
優希はそれで流れるような勢いなら願い下げと、敢えてテンパイを崩して挑む。
四風連打は1順目に4人が同じ風牌を捨てることで、その場合は流局となってやりなおしになります。ルールによっては4人目が流すかどうかを選べる時もあります。
好手だったり、テンパイだったりしたら、流せるけど敢えて流さない、という選択肢は普通にあります。
解説の戒能良子プロや霞は、白望の力が『迷い家』であり、迷うほどに手が強くなるのだと気づく。
優希の勢いを押さえて和了る白望。
最下位として引き離される姫松高校だが、真瀬由子はそれでもまだ想定の範囲内であり、漫の爆発を待っていた。
原作では語られていないシロの力が解説されました。
原作でも霞が「マヨヒガの子」という言葉は口にしていて、宮守女子での要注意人物にしていたんだけどね。
原作ではこの試合に関しては実況・解説が出てきていないんだけど、戒能を解説にしたのは原作で明らかにされていない能力を説明させるためなのかな。
しかしこの戒能はこの後で姫松の練習に付き合うんだけど、解説プロが特定の高校へ肩入れすることは許されるんだろうか。ああ、でも靖子も清澄に力を貸しているか。
自分たちが山から降りてきたこのタイミングで、同じく山から降りてきた宮守女子の選手達。
果たしてそれが偶然なのか、霞は見極めようとしていた。
そして再び小蒔に異変が訪れようとしていた。
次回 第5話「神鬼」
次回は先鋒戦の残りと、次鋒戦。
発揮されずに終わったエイスリンの力についても解説があるのかな。
後、巴もか。
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優希は三順目からいきなり立直をしてくる。
これに対して、小瀬川白望が危険に思われる赤五索を切ると、小蒔が鳴いてくる。
二人の行動を理解出来ないまま、本来であれば優希が引いた牌を引いた上重漫は、それが優希の当たり牌なのではと危惧する。
そして次巡、優希は五筒で満貫を和了る。
もし先の鳴きがなければ、優希が親倍を和了っていたと知る。
トップとの点差を3万点に抑えなければ、おでこに油性マジックで落書きされることになっている漫は厳しさを実感。
一見すると無能力者のように見えて、実は優希も能力者。
三順目リーチとか麻雀ゲームの世界だよ。現実ではなかなかお目に掛れない早手。テンパっても高目を目指せそうならダマで行くしな。
白望は県予選での優希の試合から、鳴く事で和了を食い止めることが出来るはずと伝えられていたが、予選直前の四校合同合宿で井上純の特訓の成果により、優希は鳴かれても調子が狂わないようになっていた。
みんなとの練習が彼女の中に力となっていた。
合宿の中、天江衣は南場になると集中力が切れて弱くなる優希に対して、それならば東場で連荘して討ち果たしてしまえば「毎回東風戦だ」と笑った。
「ここからは私の連荘で終わらせる!
この試合に、東二局はない!」
あり得ない発言を口にする優希に戸惑う漫。
白望は優希にそこまでの実力があるとは思えず、トラッシュトークか天然かと考える。
衣の発言は普通に考えればそれはねぇよ、という発言なんだけど、優希だからこそその言葉に乗っかったんだろうね。実際には無理でもそれぐらいの心持ちで当たるんだろう。
東一局一本場。
漫は鳴いて一気に手を進めに行くも、優希はそれを上回る速度で和了ってくる。
しかも優希のうち筋は明らかに予選とは異なっているため、漫は対応に困惑。
こんな速度で立て続けに和了る相手は嫌だよな。
東一局二本場。
優希はダブル立直。
もはや何を捨てたら良いのか判らないで北を切った漫は直撃を受けてしまう。
ダブリー相手にいきなり字牌切りはないだろう。
東一局三本場。
白望は何でもないところで迷いが生じる。
四人の中でももっとも注意するべき小蒔がおとなしいことも彼女にとって気がかりの一つ。
「ちょいたんま」と言って捨て牌で悩む。
彼女がそうして悩む時、必ず手が高くなるという特性があった。
その直後、突然「あっ」と声を上げた小蒔は、今まで眠ってしまっていたと言い出す。
ここから全力以上であたるという宣言に危惧する優希たち。
そんな中、控え室にいた宮永咲だけは、彼女が目を覚ましたことで力が現れたのではなく、消失したのを感じ取っていた。
普通に打っていたのに、いきなり寝てたとか言われたらビックリだよね。姫松は各校を研究しているけど、小蒔が寝ながら打つという事までは判ってなかったらしい。
小蒔を警戒するも、相変わらずの好調の優希。
更に白望もテンパイ、小蒔も手が進んでいた。
そんな中で立直をした漫は、他の二人が既に張っている事に気づいて、和了れないのではないかと危惧するも、あっさりと小蒔が放銃してしまう。
4人中では本来最強クラスの筈の神代があっさりと振り込みという事態にシロも気が抜けてる。親番を流された優希に至っては放心状態。
実は小蒔は寝ている時こそ力を発揮する能力を持ち、起きている間は普通のがんばりやさん。
チームメイトの狩宿巴は二度寝も無さそうであるから、三万点差は覚悟しなければならないと考える。薄墨初美は六万点差でも自分が逆転する、石戸霞は九万点差ならおやつ抜き、滝見春はトバされなければなんでも良いとお気楽ムードだった。
緊張感があるのかないのかイマイチ良く判らないのがこの永水女子のみなさん。
衣のトイレに付き合っていた純は宮守女子の姉帯豊音とすれ違い、彼女の長身に驚く。
登場人物中、最も長身なトヨネ。
大事な親番が流れて気落ちする優希だが、まだ東場であると気合いを入れ直す。
優希は一手目からテンパイとなるも、それでは四風連打で流れてしまう。
優希はそれで流れるような勢いなら願い下げと、敢えてテンパイを崩して挑む。
四風連打は1順目に4人が同じ風牌を捨てることで、その場合は流局となってやりなおしになります。ルールによっては4人目が流すかどうかを選べる時もあります。
好手だったり、テンパイだったりしたら、流せるけど敢えて流さない、という選択肢は普通にあります。
解説の戒能良子プロや霞は、白望の力が『迷い家』であり、迷うほどに手が強くなるのだと気づく。
優希の勢いを押さえて和了る白望。
最下位として引き離される姫松高校だが、真瀬由子はそれでもまだ想定の範囲内であり、漫の爆発を待っていた。
原作では語られていないシロの力が解説されました。
原作でも霞が「マヨヒガの子」という言葉は口にしていて、宮守女子での要注意人物にしていたんだけどね。
原作ではこの試合に関しては実況・解説が出てきていないんだけど、戒能を解説にしたのは原作で明らかにされていない能力を説明させるためなのかな。
しかしこの戒能はこの後で姫松の練習に付き合うんだけど、解説プロが特定の高校へ肩入れすることは許されるんだろうか。ああ、でも靖子も清澄に力を貸しているか。
自分たちが山から降りてきたこのタイミングで、同じく山から降りてきた宮守女子の選手達。
果たしてそれが偶然なのか、霞は見極めようとしていた。
そして再び小蒔に異変が訪れようとしていた。
次回 第5話「神鬼」
次回は先鋒戦の残りと、次鋒戦。
発揮されずに終わったエイスリンの力についても解説があるのかな。
後、巴もか。
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