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〈物語〉シリーズ セカンドシーズン #18 鬼物語 第忍話「しのぶタイム 其ノ貳」

忍野忍は自分が日本を訪れて最初の眷属を作った頃の話を語り出す。

全盛期の吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードは南極でオーロラを見ようと考えたが、南極には人間がいなかったため、怪異であるキスショットは力を弱めていたため、そこから脱出するために跳躍したところ、着地したのは日本。
そして着地の際に湖を消滅させてしまった。
しかしオーロラを見るためにわざわざ南極にまで飛ばなくとも、北欧当たりでも充分に見れただろうに。
そういや、吸血鬼は流水を渡れないという特性もあるけど、この世界ではそんな事がないんだよな。

干魃続きだった周辺の集落は、神聖なる湖に着水したことによって生じた恵の雨として、キスショットにを奇跡を起こした神として崇めた。
湖痕に社を建築して神として過ごす事になったキスショット。
吸血鬼を知らない人たちからしたら、奇跡にしか見えないことを起こしてくれた相手は神様にしか見えないのは仕方ないのか。
しかし湖が枯れてしまったら、それはそれで生活に支障が出ないのかな。
神聖な湖なら漁とかはしていなかったにしても、湖から流れる皮は干上がっていただろうし。
神として崇められていた彼女の生活は快適だったが、吸血鬼として認識されていない彼女は怪異としての力を回復出来ないでいた。
神様として認識された場合は、そういう力が身に付くわけではないのか。

妖刀『心渡』を使い、怪異と戦っていた男。
初代・怪異殺しは神の噂を聞いてやってきた男は、妖刀『心渡』と怪異を甦らせる小太刀『夢渡り』を所持していた。
それから何度か見廻りにやってきて、時にはキスショットと共に戦った男。

だが、キスショットの存在によって怪異や負のエネルギーが集まってきてしまっていた。
神隠しの現象が始まり、近隣の住民は次々と姿を消し、やがてキスショットを知る人間は誰もいなくなった。
一所に長くいたにもかかわらず、負のエネルギーが溜まっていないことに気付いたキスショットは、何かを産み出したのではないかと考えたものの、そうでもなかった。
そんな彼女の下に、初代怪異殺しがやってきた。彼の部下もまた消失していた。

二人で近隣の村を再調査して、誰もいない事を再確認していたその時、二人の前にくらやみが出現した。
その闇に飲み込まれた二人。
キスショットは身体の4分の3を飲み込まれながら、残り4分の1の状態で南極まで逃走して、それから半年前まで日本には近寄らなかった。
南極を選択したのは出来るだけ遠くと考えたからか。しかし多くの肉体を失ったのなら、回復のためにも人間がいるところの方が良いと思えるんだが。
くらやみはキスショットを追い掛けなかったという事は、彼女が目的で出現したわけではないんだな。ただ、消失したのがキスショットを知る相手だから、彼女が原因となっているのは確かみたいだが。
その後は、くらやみはどうなったのか。キスショットが立ち去ったことで消失したのか、どこかに存在し続けていたのか。

くらやみに飲み込まれ、右手首のみ残った初代怪異殺しは、南極で孤独を感じていたキスショットによって一人目の眷属となった。
だが、眷属として甦った彼は、全ての元凶がキスショットであると彼女を「化け物」だと憎悪し、忍と対立して、耐えられずに自分から太陽の下に飛び出して自殺した。
妖刀『心渡』のレプリカのみを残して。
そんな彼の死を見て、二度と眷属を作るまいと決意した。
怪異を殺す者としては、自分が怪異にされてしまった事は普通の人以上にショックだったんだな。
全ては忍からの視点の話だから、初代怪異殺しが実際にはどういう人物で、本心がどうだったのかは分からないけど。

まるまる1話忍の思い出話。
この時点ではまるでくらやみの対処方法が全く明らかになってないね。
実際、忍もくらやみに対しては逃げ出しただけだから、対処方法は知らないという事になるのか。
全盛期のキスショットでもあっさりと飲み込まれた現象の対処方法があるのかどうか。

次回 #18 鬼物語 第忍話「しのぶタイム 其ノ貳」


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