〈物語〉シリーズ セカンドシーズン #04 猫物語(白) 第懇話「つばさタイガー其ノ肆」
朝、目が覚めた羽川翼は部屋の変化や、些細な痕跡から自分がまたブラック羽川になっている事に気付きました。
その翼が阿良々木家から学校へと向かう時、阿良々木暦の母が声を掛けてきました。
彼女は翼を大切な客人として扱うことはやぶさかではないものの、彼女の抱える家族との問題について「逃げても良いが、目を逸らすだけではなんの解決にもならない」と指摘しました。
結構鋭い人みたいだ。
純粋に慕うファイヤーシスターズや、翼のためなら何でもしてしまう暦では言えない台詞ではあるよね。
暦の母親の言葉を噛み締めながら学校へと向かう途中、翼はかつて彼女を殺し損ねた吸血鬼ハンターのエピソードとばったり遭遇。
エピソードは一目で翼の中の変化を見抜く。
金で雇われたら仕事を引き受けるというエピソードですが、翼の虎の問題については専門外のため対応できませんでした。
そんな彼を雇ったのは、忍野メメの大学時代の先輩である臥煙伊豆湖。
「私は何でも知っている」と言って憚らない伊豆湖は、翼が何も知らない「無知の無知」だと指摘。学習塾跡が火災に遭っている事も知っていました。
そして彼女が抱える虎の問題は、彼女自身で解決するしかない問題であると言い残して去っていきました。
知識量に至っては、どうやらこれまでの怪異の専門家の中でもトップクラスのようで、「何でも知っている」というだけあり、怪異のことに翼個人の情報などもどういう手段か仕入れてます。
この町にエピソードを呼び寄せてやってきたという事は、彼女の目的はやはり忍が関係しているのかな。
その翼が阿良々木家から学校へと向かう時、阿良々木暦の母が声を掛けてきました。
彼女は翼を大切な客人として扱うことはやぶさかではないものの、彼女の抱える家族との問題について「逃げても良いが、目を逸らすだけではなんの解決にもならない」と指摘しました。
結構鋭い人みたいだ。
純粋に慕うファイヤーシスターズや、翼のためなら何でもしてしまう暦では言えない台詞ではあるよね。
暦の母親の言葉を噛み締めながら学校へと向かう途中、翼はかつて彼女を殺し損ねた吸血鬼ハンターのエピソードとばったり遭遇。
エピソードは一目で翼の中の変化を見抜く。
金で雇われたら仕事を引き受けるというエピソードですが、翼の虎の問題については専門外のため対応できませんでした。
そんな彼を雇ったのは、忍野メメの大学時代の先輩である臥煙伊豆湖。
「私は何でも知っている」と言って憚らない伊豆湖は、翼が何も知らない「無知の無知」だと指摘。学習塾跡が火災に遭っている事も知っていました。
そして彼女が抱える虎の問題は、彼女自身で解決するしかない問題であると言い残して去っていきました。
知識量に至っては、どうやらこれまでの怪異の専門家の中でもトップクラスのようで、「何でも知っている」というだけあり、怪異のことに翼個人の情報などもどういう手段か仕入れてます。
この町にエピソードを呼び寄せてやってきたという事は、彼女の目的はやはり忍が関係しているのかな。
伊豆湖が虎の怪異について、やがて翼が「苛虎」と名付けると言い残して言ったため、と苛虎という怪異について調べた翼ですが、その名前の怪異は現存せず、「苛政は虎よりも猛し」という故事をベースに名付けられる新種の怪異だろうとの結論に達しました。
その話を電話で聞いた戦場ヶ原ひたぎは、伊豆湖の名字が神原駿河の母親の旧姓と同じことから、その関係者であろうと推測。
更に翼の家と学習塾跡の共通点は、翼が寝泊まりした場所であり、近いうちにひたぎのアパートと、暦の家も火事に遭う可能性が高いことを気付きました。
聡明であるはずの翼が火災場所が宿泊場所という結論に達しなかったのは、たまたまなのか、それとも意図的に考えないようにしていたのか。
何にしても、泊まった翌日に学習塾跡が燃えているのだから、ひたぎのアパートは今夜が危険なんだろう。
ひたぎには怪異に対する力というのは基本的に存在しないから、翼をサポートする役割になるのかな。
阿良々木家に帰宅した翼は阿良々木火憐に強引に遊びに付き合わされた。
言葉から連想するものとして、火は熱い正義であると主張する火憐は、「ファイヤーシスターズ」とは燃えさかる正義から付けられた名前だと語るも、阿良々木月火は本当は名前に火が入っているからだと教えました。
その月火が「火」から連想するのは「恋愛」
ファイヤーシスターズは恋愛相談も請け負っていて、詳細は忘れてしまっていたものの暦からも5月頃に恋愛相談を受けてました。
「火」=「熱い心」だという月火。
あくまで熱い心=熱い正義を主張する火憐でしたが、瑞鳥くんの事を指摘されて意見を撤回。
実は火憐は瑞鳥くん、月火は蝋燭沢くんという男子と交際をしていました。
ただし暦は二人の存在を無いものとして扱い、妹たちが逢わせようとしても決して逢おうとはしていませんでした。
そんな二人の恋人は「お兄ちゃんに似ている」との事。
シスコンの兄とブラコンの妹たち……でもまぁ、お互いにちゃんと別の異性へ興味を向けているのでまだ健全か。しかし3人が揃ったら、暦が3人集まるという事になるのか?
そんな暦の行動を妹たちを取られたことに対する嫉妬心だと笑った翼ですが、苛虎の怪異の根本が「嫉妬」だと気付きました。
火と嫉妬という事では「八百屋お七」のイメージが強いな。
この嫉妬心は暦とひたぎの交際に関するものなのか、それともそれ以外の家族などに対するものも含まれているのか。
ただ最初の火事が真宵と会って暦の話をした後、学習塾跡が駿河と暦の話をした後、という事を考えるとやはり暦に関する嫉妬心が引き金になってるのかな。
二度と暦には会えないかもしれないと覚悟を決めた翼は、暦のベッドにゴロゴロして自分の匂いをマーキングする事で、自分が二度と会えなくても思い出してもらえる事で満足しようと決心。
ブラック羽川へ敢えて手紙という形を取って、これまでの感謝と最後のお願いをしたためました。
命掛けで苛虎との対決に挑むのか。
苛虎は翼の嫉妬心から来ているから、その心とどう向き合うのかが問題になるのかな。
しかしなぜ眠った場所を燃やすのだろう。
次回 #05 猫物語(白) 第懇話「つばさタイガー其ノ伍」
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その話を電話で聞いた戦場ヶ原ひたぎは、伊豆湖の名字が神原駿河の母親の旧姓と同じことから、その関係者であろうと推測。
更に翼の家と学習塾跡の共通点は、翼が寝泊まりした場所であり、近いうちにひたぎのアパートと、暦の家も火事に遭う可能性が高いことを気付きました。
聡明であるはずの翼が火災場所が宿泊場所という結論に達しなかったのは、たまたまなのか、それとも意図的に考えないようにしていたのか。
何にしても、泊まった翌日に学習塾跡が燃えているのだから、ひたぎのアパートは今夜が危険なんだろう。
ひたぎには怪異に対する力というのは基本的に存在しないから、翼をサポートする役割になるのかな。
阿良々木家に帰宅した翼は阿良々木火憐に強引に遊びに付き合わされた。
言葉から連想するものとして、火は熱い正義であると主張する火憐は、「ファイヤーシスターズ」とは燃えさかる正義から付けられた名前だと語るも、阿良々木月火は本当は名前に火が入っているからだと教えました。
その月火が「火」から連想するのは「恋愛」
ファイヤーシスターズは恋愛相談も請け負っていて、詳細は忘れてしまっていたものの暦からも5月頃に恋愛相談を受けてました。
「火」=「熱い心」だという月火。
あくまで熱い心=熱い正義を主張する火憐でしたが、瑞鳥くんの事を指摘されて意見を撤回。
実は火憐は瑞鳥くん、月火は蝋燭沢くんという男子と交際をしていました。
ただし暦は二人の存在を無いものとして扱い、妹たちが逢わせようとしても決して逢おうとはしていませんでした。
そんな二人の恋人は「お兄ちゃんに似ている」との事。
シスコンの兄とブラコンの妹たち……でもまぁ、お互いにちゃんと別の異性へ興味を向けているのでまだ健全か。しかし3人が揃ったら、暦が3人集まるという事になるのか?
そんな暦の行動を妹たちを取られたことに対する嫉妬心だと笑った翼ですが、苛虎の怪異の根本が「嫉妬」だと気付きました。
火と嫉妬という事では「八百屋お七」のイメージが強いな。
この嫉妬心は暦とひたぎの交際に関するものなのか、それともそれ以外の家族などに対するものも含まれているのか。
ただ最初の火事が真宵と会って暦の話をした後、学習塾跡が駿河と暦の話をした後、という事を考えるとやはり暦に関する嫉妬心が引き金になってるのかな。
二度と暦には会えないかもしれないと覚悟を決めた翼は、暦のベッドにゴロゴロして自分の匂いをマーキングする事で、自分が二度と会えなくても思い出してもらえる事で満足しようと決心。
ブラック羽川へ敢えて手紙という形を取って、これまでの感謝と最後のお願いをしたためました。
命掛けで苛虎との対決に挑むのか。
苛虎は翼の嫉妬心から来ているから、その心とどう向き合うのかが問題になるのかな。
しかしなぜ眠った場所を燃やすのだろう。
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theme : 〈物語〉シリーズ セカンドシーズン
genre : アニメ・コミック