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2011年4月18日 (月)

わしにもいろいろ疑問がある

 疑問その1。

 3月12日。広河隆一さんのガイガーカウンターの針が振り切れた。

 1号機爆発こそ、破局だったのでは?

 広川さんのガイガーカウンターは、100マイクロシーベルトまで測定できるもの。

 それが振り切れたことも大問題です。

 振り切れたら、わしは引き返します。

 しかし、14日~15日の「レベル7」は、400ミリシーベルトだったのです。

 何倍?(数学Ⅰ赤点だったわしにはわからん)。

 一番の大問題は、わしらの国の大将の発言です。

 原子力発電所建屋が爆発しているのに、党首会談の冒頭、菅直人首相はこう言っています。

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「最悪でも放射能が漏れるということはない」

 世界に災厄を振りまいた政治指導者として、歴史に残る発言です。

 今後、国家賠償問題になったとき、海外の政治家はこれを必ず引用します。

 謎は、3号機が爆発して、写真が公表され、プールの存在を誰も指摘できなくなったのに、なぜ、3号機で臨界が起きなかったか、ということです。

 これは謎です。

 報道によれば、あの爆発の後も800人が敷地内にいた、ということ。

 まあ、人類史上初の出来事なんで、過去の尺度で推し量れないと思います。

 リスクは計算ではじき出せない。

 今回の事故もまた、人類が計算しなおさなければならない、文字通りの、相互作用する複雑系なんですから。

 勝間和代よ!

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 それでも、人類の賢い立ち回り方があったと思う?

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