わしにもいろいろ疑問がある
疑問その1。
3月12日。広河隆一さんのガイガーカウンターの針が振り切れた。
1号機爆発こそ、破局だったのでは?
広川さんのガイガーカウンターは、100マイクロシーベルトまで測定できるもの。
それが振り切れたことも大問題です。
振り切れたら、わしは引き返します。
しかし、14日~15日の「レベル7」は、400ミリシーベルトだったのです。
何倍?(数学Ⅰ赤点だったわしにはわからん)。
一番の大問題は、わしらの国の大将の発言です。
原子力発電所建屋が爆発しているのに、党首会談の冒頭、菅直人首相はこう言っています。
「最悪でも放射能が漏れるということはない」
世界に災厄を振りまいた政治指導者として、歴史に残る発言です。
今後、国家賠償問題になったとき、海外の政治家はこれを必ず引用します。
謎は、3号機が爆発して、写真が公表され、プールの存在を誰も指摘できなくなったのに、なぜ、3号機で臨界が起きなかったか、ということです。
これは謎です。
報道によれば、あの爆発の後も800人が敷地内にいた、ということ。
まあ、人類史上初の出来事なんで、過去の尺度で推し量れないと思います。
リスクは計算ではじき出せない。
今回の事故もまた、人類が計算しなおさなければならない、文字通りの、相互作用する複雑系なんですから。
勝間和代よ!
それでも、人類の賢い立ち回り方があったと思う?
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