fc2ブログ

何故我々はフード・システムに於て昆虫に相応しい役割を与えなければならないのか(要点)

2021/07/12のWEFの記事の要点。世界のフード・システムを支配しようとしている方々が主張する、昆虫食が必要である理由。
Why we need to give insects the role they deserve in our food systems



 WEFは「2050年までに世界の食糧供給は更に20億人を養う必要が有る」として、有効な解決策として昆虫食を推奨している。昆虫は、

 1)必要な資源が従来よりも少ない、信頼出来る効率的な代替蛋白質源である。

 2)成分が健康的である(コレステロールが低い。消化し易い)。

 3)より持続可能である:安価で、汚染を99%削減し、メタン排出量も減らす(牛肉の1/80)。農業副産物による繁殖が可能なので廃棄物の削減にも繋がる。水産養殖に於て魚粉の代替物とすることで、集中的な乱獲を制限し、海の生物多様性を強化することが出来る。

 4)昆虫の排泄物(排泄物)は天然肥料である。100%化学肥料と比較してバイオマスと収量が大幅に増加する。



 昆虫養殖の概念は新しいものではなく、現在、食用や動物の飼料として、毎年1兆~1.2兆匹の昆虫が農場で飼育されてているが、基本的に手作業だ。だが人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)と云った新しい技術のお陰で、これを産業化することに成功した。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

インド人の食事こそが最も循環可能。

 昆虫食の推進派は言います。
「昆虫には牛肉や豚肉よりも同じ重量当たりに多くのタンパク質が含まれている」と。
 ところが、生物の基礎は以下のようになっています。
 生物のたんぱく質や窒素化合物はほとんどが大気中の窒素に由来する。
 空中の窒素を固定してアンモニアにし、利用可能に出来るのは根粒菌などの原核生物のみである。
 原核生物が固定した空中窒素を肥料として利用しているのは植物である。
 植物が窒素肥料からアミノ酸やタンパク質を合成、光合成で炭水化物を合成している。
 草食動物は植物を食べてタンパク質を得、肉食動物は草食動物からタンパク質を得ている。
 コオロギのタンパク質は餌である植物由来である。
 コオロギは生存のために代謝しているので、食べた植物の栄養は消費される。
 従って、コオロギを食うよりも、インド人のように植物からタンパクを得るのがはるかに効率が良い。
 コオロギはボツリヌス菌の芽胞を持つため、2歳以下は禁忌。
 コオロギが食用にされている地域は熱帯雨林のジャングル地方である。
 この場合、エサ代がゼロだが、ジャングルのない先進国ではコオロギに大量の大豆その他が必要であり資源の無駄が起きる。
 熱帯地方のジャングルは工業化の汚染がないからこそ安全。
 熱帯地方のジャングルのコオロギは無尽蔵なので、それを輸入するなら話がわかる。
 ジャングルのない先進国でコオロギを養殖するのは愚の骨頂である。
 おそらく、コオロギをネタにした新たなビジネスを狙う人間共が、原発や太陽光発電を推進して金儲けを狙う人間として暗躍しているのだろう。

 従って、先進国でのコオロギ食は馬鹿者の発想でしかないと考えられます。コオロギの餌である大豆や小麦は、人間が食べた方がはるかに理にかなっています。
プロフィール

川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
全体像が知りたい場合は「カテゴリ」の「テーマ別スレッド一覧」を参照。

ブログランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ PVアクセスランキング にほんブログ村 人気ブログランキング
良ければクリックをお願いします。
最新記事
カテゴリ
リンク
最新コメント
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR