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アニメの教え その2

前回に引き続いてアニメ制作の流れについて大まかに話したいと思います。
制作工程は大きく分けると、
プリプロダクション
プロダクション
ポストプロダクションの3つに分けることができます。
今回はプロダクションについて

②プロダクション・・・プロダクションでは、絵を描き、それを撮影してアニメにする工程です。
1)レイアウト・・・アニメにおけるカットの設計図。絵コンテによって仕上げられたカットを映像にするために作成する画面構成図で、カメラワークやエフェクト・背景などをどのようにして構成していくのかを指示されています。レイアウトを描く時には絵コンテを見ながらキャラの配置や光源の位置・前後のカットのつながりを考えながら作成していきます。

2)背景原図・原画・3DCG・・・レイアウトの後は3つに分かれます。ここでは原画について触れていきます。原画はレイアウトで描かれたキャラの動きの変化(演技・芝居)を描いていきます。

3)動画・・・原画を映像化するために清書する工程です。また、原画の間を割り、動きを補完して完成させる作業も行ないます。清書は原画トレースもしくはクリンナップと呼ばれ、原画の間を割ることを中割りといいます。

4)スキャニング・・・コンピューターに取り込みます。

5)色指定・彩色・・・スキャニングした線画に対して色をつけていきます。色彩設定の指示によって決められた指示表にしたがって、どのような色をつけるのかを指定するのが色指定で、色を塗っていく作業が彩色(仕上げ)です。

6)撮影・・・色がついた素材に背景画や3DCGで作られた絵をコンピューターを使って合わせていくのが撮影という作業です。エフェクト(特殊効果)もこの時に盛り込んでいきます。

このプロダクションの工程はアニメにおけるメインとなる工程です。
次回に続く・・・

アニメの泉 | 【2011-05-31(Tue) 20:00:27】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

アニメの教え

評価が続いていたので息抜きの意味も込めて、今日はアニメ制作の流れについて知ってる範囲で大まかに話したいと思います。
制作工程は大きく分けると、
プリプロダクション
プロダクション
ポストプロダクションの3つに分けることができます。

①プリプロダクション
1)企画・・・こういう作品を作りたいという企画を持ち上げるにあたって、メディアの選択から予算やスタッフの編成について考えていきます。プロデューサーや監督、シナリオライターが主に関わっていきます。

2)設定・シナリオ・デザイ・・・設定には作品の舞台などの美術設定やキャラクター設定、色彩設定やキャラクターが持つかばんなどの小物設定などがあり、各専門の人たちがデザインしていきます。また、シナリオ(脚本)はシナリオライターが企画や設定、シリーズ構成にしたがって作品の根幹ともなるストーリーを作り上げていきます。

3)絵コン・・・映像作品の土台ともなる絵コンテは演出を担当する人やそれ専門の絵コンテマンと呼ばれる人がシナリオをもとに作成します。監督が絵コンテを担当する場合もあります。

という流れで進行していきます。そしていよいよ作画に入っていくわけです。
次回に続く・・・

アニメの泉 | 【2011-05-27(Fri) 00:10:25】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

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