[このアニメな～んだ？」

「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション
七夜の願い星 ジラーチ」



公開：２００３年
制作：O.L.M
話数：劇場版

あらすじ・・・1000年に1度、7日間だけ夜空に現れるという千年彗星がよく見えるポケモン遊園地を目指して来たサトシ達。着いた先は何もない平原で落ち込むサトシ達だったが、突然現れたトラックの集団があっと言う間に巨大遊園地を作り上げる。そこの人気マジシャン・バトラーとその恋人・ダイアンと親しくなるが、ダイアンの持っていた眠り繭の声をマサトが聴いた所から物語は展開していく。

①おすすめ・・・７点
②ストーリー・・・７点
③キャラクター・・・８点
④声優・・・８点
⑤作画・・・９点
⑥演出・・・７点
⑦音楽・・・７点

　　　　　　　　　　計（７０点満点中）５３点

「劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 エンテイ」



公開：２０００年
制作：OLM
話数：劇場版

あらすじ・・・美しい高原の街「グリーンフィールド」に父親のシュリーと共に暮らすミーという少女がいた。ある日、父親が遺跡の調査中に行方不明となった。父親が残した奇妙なカードをミーが並び替えた時、謎のポケモン「アンノーン」と共にエンテイが現れた。一方、サトシたちも旅の途中で「グリーンフィールド」を訪れていた。突如グリーンフィールドがクリスタルで囲まれたことに困惑するサトシ達の前にエンテイが現れ、偶然現場に居合わせたサトシの母親を連れ去ってしまう。サトシは母親を救うため仲間と共にグリーンフィールドの中心に出来た結晶塔へ向かう。

①おすすめ・・・７点
②ストーリー・・・７点
③キャラクター・・・７点
④声優・・・７点
⑤作画・・・８点
⑥演出・・・８点
⑦音楽・・・８点

　　　　　　　　　　計（７０点満点中）５２点

「劇場版ポケットモンスターアドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス」



公開：２００４年
制作：OLM
話数：劇場版

あらすじ・・・ある日、宇宙から隕石が飛来し氷原に激突した。隕石の元へ駆けつけた観測隊のロンド博士たちが見たのは、DNAポケモン「デオキシス」だった。そこへさらにデオキシスを追って「レックウザ」が襲来。激しい戦いの末にデオキシスは敗れ、レックウザも天空へと帰ってゆく。その戦いのさなか、ロンド博士の息子であるトオイは戦いから逃げようとしたポケモンの群れの移動に巻き込まれ、それがトラウマとなりポケモンに触れなくなる。それから4年後。ハイテク都市ラルースシティに到着したサトシ一行は、ひょんなことからトオイと出会う。トオイのトラウマを克服させようとするサトシだったが、ラルースシティにデオキシスが出現し、レックウザもまたデオキシスを追ってくる。

①おすすめ・・・８点
②ストーリー・・・８点
③キャラクター・・・８点
④声優・・・８点
⑤作画・・・９点
⑥演出・・・７点
⑦音楽・・・８点

　　　　　　　　　　計（７０点満点中）５６点

「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」



公開：１９９９年
制作：OLM
話数：劇場版

あらすじ・・・サトシ達一行は女船長のみっちゃんの船に乗せてもらい、オレンジ諸島を巡っていた。しかし嵐に見舞われ、オレンジ諸島の海の果て「アーシア島」にたどり着く。島は年に1度の祭りの日であり、サトシ達は島民から歓迎を受ける。時を同じくして、世界中の珍しい物を集めているコレクターのジラルダンが自らの飛行宮を使い、炎の神であるファイヤーを捕らえる。それを察知した雷の神サンダーと氷の神フリーザーが現れるが、ジラルダンの真の目的は海の神「ルギア」を捕獲し、自分のコレクションに加えることであった。

①おすすめ・・・８点
②ストーリー・・・７点
③キャラクター・・・８点
④声優・・・８点
⑤作画・・・８点
⑥演出・・・７点
⑦音楽・・・７点

　　　　　　　　　　計（７０点満点中）５３点

評価・・・劇場版ポケットモンスターシリーズ第二弾。前作と比べるとストーリーは単純明快。子供から大人まで幅広く楽しめる内容となっています。子供の視点からみれば、伝説のポケモンが多く現れたり豪快なアクションシーンなどに目がいってしまいがちですが、行き過ぎた個人の自己満足に走る敵キャラを通して物語に語りかけたりするなど、本作には隠された提示があるということにも目を向けてもらいたいですね。

「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」



公開：１９９８年
制作：OLM
話数：劇場版

あらすじ・・・伝説のポケモン“ミュウ”の化石から作られた最強のポケモン“ミュウツー”が人間たちに逆襲を挑む。ポケモンマスターを目指し、修行の旅を続けるサトシとピカチュウ、カスミ、タケシの一行。ある日、彼らのもとに最強のポケモントレナーを名乗る人物から一通の招待状が届いた。サトシたちは嵐で大荒れの海を渡って招待状に記された会場に向かったが・・・。

①おすすめ・・・８点
②ストーリー・・・９点
③キャラクター・・・８点
④声優・・・８点
⑤作画・・・８点
⑥演出・・・９点
⑦音楽・・・８点

　　　　　　　　　　計（７０点満点中）５８点

評価・・・劇場版第1作目。ポケモンバトルを楽しむもよし。でもやっぱり注目どころはミュウツーの心境の移り変わり。人類への復讐に燃えていた状態からサトシたちとの関わりによって復讐という道だけで終わらすのではなく、共存という道もあるのではないかと模索するために旅に立つ。人間の感情というシビアな内容を描写していることにも目を向けてもらいたい作品です。

「劇場版ポケットモンスター
水の都の護神ラティアスとラティオス」



公開：２００２年
制作：OLM
話数：劇場版

あらすじ・・・旅を続けるサトシ達一行は、水の都と呼ばれる美しい町、アルトマーレにやって来ていた。サトシとカスミはそこで行われる水上レースに参加する。その時ひょんなことからサトシは伝説のポケモン、ラティアスに出会う。博物館で出会った少女カノンにこの町に伝わる御伽話を聞かされると、サトシはこの町に忍び寄る不穏を感じ取る。

①おすすめ・・・９点
②ストーリー・・・８点
③キャラクター・・・８点
④声優・・・８点
⑤作画・・・９点
⑥演出・・・９点
⑦音楽・・・９点

　　　　　　　　　　計（７０点満点中）６０点

評価・・・監督のこだわりを感じるのが、事前にしっかりと研究されているモデルとなった舞台設定。本作は、イタリアのヴェネツィアがモデルだということ。舞台の特色に加えてポケモンの世界観を融合させた世界に違和感を感じるどころか一体感を感じてしまったほど。内容自体も濃く、子供向けの作品ということで終わらすには勿体無い作品です。最後の締め方も含みを持たせるものだったので個人的に納得のいくものでした。