翠星のガルガンティア
「翠星のガルガンティア」
放送:2013年
制作:Production I.G
話数:全13話
あらすじ・・・遠い未来、遥か銀河の果て。人類は、異形の怪生命体ヒディアーズと種の存続を賭けた戦いを続けていた。激しい戦いの最中、少年兵レドは乗機である人型機動兵器チェインバーとともに時空のひずみへと呑み込まれる。人工冬眠から目覚めたレドは、忘れられた辺境の惑星・地球へと漂着したことを知る。表面のほぼすべてを海に覆われた地球で、人々は巨大な船団を組み、旧文明の遺物を海底からサルベージすることで、つつましくも生き生きと暮らしていた。ここはそんな船団の一つ、ガルガンティア。言葉も通じない、文化も習慣も異なる未知の環境に戸惑うレド。やむをえず、少女・エイミーらガルガンティアの人々との共生を模索し始めるのだが、それは戦うこと以外の生き方を知らないレドにとって驚きに満ちた日々の始まりだった。
①おすすめ・・・8点
②ストーリー・・・8点
③キャラクター・・・8点
④声優・・・8点
⑤作画・・・8点
⑥演出・・・7点
⑦音楽・・・8点
⑧構成・・・8点
⑨第1話・・・7点
⑩最終話・・・8点
計78点
評価・・・Production I.G制作のオリジナル作品。
近未来の地球、宇宙からの訪問者、徐々に明らかになる真実、世界観設定をはじめとした土壌がしっかりと整ったなかで一体何を描いていくのか、放送開始時から注目していた作品でした。主人公がヒロインとの出会いを通しての成長劇を描くことが王道ではあるものの、サイドストーリーとして描く素材も十二分に揃っている作品だと1話から感じていたからです。
海が舞台ということもあり、イメージは「ふしぎの海のナディア」を彷彿とさせます。
地球の常識や価値観なんてちっぽけなもの。何が正義で何が悪なのかでさえ、宇宙の常識からしたらそんな区別は通じないのかもしれません。ストーリーを通して主人公の異なる価値観・食い違う価値観の中で、描かれるキャラクターたちの思いや行動を見て変化していく過程を丁寧に描いています。個人的には主人公とヒロインではなく、ロボットのチェインバーの成長ぶりこそ、この作品一番の注目点であり、魅力的な部分でもありました。
放送:2013年
制作:Production I.G
話数:全13話
あらすじ・・・遠い未来、遥か銀河の果て。人類は、異形の怪生命体ヒディアーズと種の存続を賭けた戦いを続けていた。激しい戦いの最中、少年兵レドは乗機である人型機動兵器チェインバーとともに時空のひずみへと呑み込まれる。人工冬眠から目覚めたレドは、忘れられた辺境の惑星・地球へと漂着したことを知る。表面のほぼすべてを海に覆われた地球で、人々は巨大な船団を組み、旧文明の遺物を海底からサルベージすることで、つつましくも生き生きと暮らしていた。ここはそんな船団の一つ、ガルガンティア。言葉も通じない、文化も習慣も異なる未知の環境に戸惑うレド。やむをえず、少女・エイミーらガルガンティアの人々との共生を模索し始めるのだが、それは戦うこと以外の生き方を知らないレドにとって驚きに満ちた日々の始まりだった。
①おすすめ・・・8点
②ストーリー・・・8点
③キャラクター・・・8点
④声優・・・8点
⑤作画・・・8点
⑥演出・・・7点
⑦音楽・・・8点
⑧構成・・・8点
⑨第1話・・・7点
⑩最終話・・・8点
計78点
評価・・・Production I.G制作のオリジナル作品。
近未来の地球、宇宙からの訪問者、徐々に明らかになる真実、世界観設定をはじめとした土壌がしっかりと整ったなかで一体何を描いていくのか、放送開始時から注目していた作品でした。主人公がヒロインとの出会いを通しての成長劇を描くことが王道ではあるものの、サイドストーリーとして描く素材も十二分に揃っている作品だと1話から感じていたからです。
海が舞台ということもあり、イメージは「ふしぎの海のナディア」を彷彿とさせます。
地球の常識や価値観なんてちっぽけなもの。何が正義で何が悪なのかでさえ、宇宙の常識からしたらそんな区別は通じないのかもしれません。ストーリーを通して主人公の異なる価値観・食い違う価値観の中で、描かれるキャラクターたちの思いや行動を見て変化していく過程を丁寧に描いています。個人的には主人公とヒロインではなく、ロボットのチェインバーの成長ぶりこそ、この作品一番の注目点であり、魅力的な部分でもありました。