中国珠海35人死亡事故のその後
事故現場に花をたむける市民
11月11日、中国の珠海で自動車が、体育センターで体操をしている人々に突っ込み、35人死亡43人が怪我した事件。
当初、情報が統制されていて事件の詳細が不明だったが、その後の報道で詳しい状況や犯人の動機が分かってきた。
犯人は離婚裁判で多額の賠償金を命じられたことに腹を立て、人を殺した後に自殺する準備をして犯行に及んだという。
しかも、犯人は多くの人をひき殺せるように、前日に日本円で一千万円近くする大型SUV車両を購入して突っ込んだ。
犯行後、犯人は持っていた刃物で自らの首を切りつけ、意識不明の状態で病院に運ばれたが、命に別状はないという。
事件が起こった珠海では、ちょうど国際航空ショーが開催される直前で、習近平から直々に徹底調査が命じられたという。
野崎晃市(50)