東京以外関東駅舎旅&未乗区間旅⑤ 館林で群馬名物「ひもかわうどん」を食す

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橋上駅舎が出来たあとも、由緒ある駅舎を残した英断に感謝


館林駅ではメインである駅舎がある東口に出る前に、
まず日清製粉工場がある西口に出てみる。
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橋上駅舎からの階段とエレベーターがあるだけですが、
東口の洋風駅舎の外観をこちらも踏襲しているのが嬉しい。

右側の鬱蒼と木々が生い茂る場所にあるのが、
「製粉ミュージアム」・・なんですが、丁度お昼の閉館時間中で、
建物の全景を見ることが出来ない。
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舘林製粉として創業した明治期に建てられた
工場の事務所だった擬洋風建築の建物を、
当時の内装そのまま(一部復元・補修)に
ミュージアムとして開放しているそうで、中に入りたかったなぁ。

東西自由通路からの眺めも樹木に隠されてこんな感じ・・悔しい。
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その東西自由通路には「よりもい」幟、主人公の玉木マリ(きまり)バージョン。
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作品の中では橋上駅舎と改札口も登場してます。
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で、東口改札口には4ショットの幟
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関東の駅100選に選定されている、東口の駅舎。
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館林駅は3度目の訪問で撮影は2度目ですが、
前回は片側の角度からで全景をちゃんと撮ってなかったので、
今回はあらゆる角度から撮影。
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「よりもい」でもキマリの家の最寄り駅が館林駅で、
東口の描写もありますが、この駅舎を描いているシーンはほぼなく、
橋上駅舎の階段口を構図に入れたシーンの方が多い。
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ホームから見た旧変電所は駅前広場から
細い道を入っていったところにある。
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竣工は昭和2年だそうで、明治期のような赤レンガ造りではないけど、
実用性を重視しながら重厚な造りになっているのが戦前の建物らしい。
あと東武鉄道の社紋を埋め込んだ
正面の装飾もその時代らしさを強く感じさせます。
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駅前の飲食店などが並んでいる場所で、
何故かあった「よりもい」幟、三宅日向バージョン。
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設置するなら、どこよりも「ローソン館林本町一丁目店」であるべきなんでしょうが、
そちらには置かれていない模様。
まぁ、ここにあったから全パターン発見できて良かったんだけど。

館林駅で丁度お昼時。
駅に近くにあった老舗のうどん屋さんをチョイスしました。
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明治27年創業で伊香保温泉や銀座にも出店している、うどんの名店。
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全国の様々な麵料理が館林に集結してNo.1を争う、
「麺1グランプリ」で2015年から3連覇を達成したことからも味は折り紙付き。
(まぁ地元開催ってアドバンテージは当然あったろうが・・)
ここの名物は群馬県全体の名物でもある、
横幅がとても広くて薄い一反木綿のような「鬼ひも川うどん」と、
「丸ごと玉葱の南極カレーうどん」
両方注文するわけにもいかず、悩んだ末に今回は「鬼ひも川」をチョイス。
器がいかにも文福茶釜の館林で、まんまタヌキです。
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草津温泉でも一度食べたけど、
ひもかわうどんの「つるん」とした食感がたまらない。
かけつゆ方式で、つゆをかける前に、
うどんの食感と小麦の風味だけを楽しむ食べ方もグッド。

日清製粉発祥の地だけあって、
上州の粉食文化もなかなか侮れない。
次回は是非ともカレーうどんのほうを食さねば。

館林駅に戻り、今度は両毛線の駅舎巡りをするために、
佐野線に乗って佐野駅に出て両毛線乗り換え。
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以前にも紹介しましたが佐野線、小泉線ともに、
短い編成が切れ欠きホームから発着しており、
館林駅は2本のホーム両方が切れ欠きという珍しい構造になってます。
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「よりもい」第一話でもそのホームの様子がきっちり描かれてました。
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次回は佐野駅から両毛線に乗って、まずは岩宿駅を目指します。

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