8/18 : Kも続き9連戦勝ちこし!最終回の攻防に痺れた。

[Readygo]Image 2019-08-18 17-57-33
リリーフ陣やバックの好守にも感謝の3勝目

ホームでの今季初のスイープを目指すマリーンズ3戦目。
その前に前日足を痛めた西野が残念ながら抹消。
かわって昇格したのは大城ではなく山足。
大城、ファームでは実戦復帰しているけど、もう少し様子見?

ここんところいい形で機能していた福田・西野の1・2番コンビでしたが、
西野に代わって2番に入ったのは小島。
多くのファンが「中川か西浦でいいんじゃね?」って思ったでしょう(私もです)。
でも結局ベンチの「小島チョイス」は正解・・お見それしやした。

マリーンズ先発の種市はストレートが走り、
フォークの落差もあり、かなりり手強いピッチング内容。
3回に2死から若月が死球で出るまでは手も足も出ないという感じでした。
ランナーを背負ってからの種市は少し制球に苦しみ、
バッテリエラーで若月は2塁に進塁。
フルカウントからの8球目。ストレートを福田がガツンと弾き返し右中間へ。
[Readygo]Image 2019-08-18 17-55-47

若月が2塁から生還し、福田もセカンドへ
[Readygo]Image 2019-08-18 17-55-50

続く小島は外のフォークに狙いを定めて流し打ち
[Readygo]Image 2019-08-18 17-56-00
[Readygo]Image 2019-08-18 17-56-03

この打球がレフト線を破り、福田が生還し2点目。
[Readygo]Image 2019-08-18 17-56-15
サードの守備と打撃の兼ね合いを考えると、
小島の方が中川よりも一日の長があるというのがベンチの判断だったのでしょうが、
守備でも堅実さを示したことを思えば、このタイムリー2ベース1本で、
小島の先発起用は大正解だったと言わざる得ないでしょう。

この後も4・5・6回と追加点のチャンスはありましたが、あと1本が出ず、
この「虎の子」の2点を先発のK-鈴木が守ることに。
[Readygo]Image 2019-08-18 17-56-21

この日のKは四球から崩れる悪いパターンが顔を出さず、
6回まではヒットも2本しか打たれず、マリーンズ打線を寄せ付けないピッチング。
[Readygo]Image 2019-08-18 17-56-31

5回に角中にヒットを打たれた後も、続くレアードをあっさり併殺に仕留めます。
[Readygo]Image 2019-08-18 17-56-34

6回までは無四球で2塁も踏ませない好投。
アルバース、竹安と先発投手が踏ん張って作ってきた連勝を、
K-鈴木も自身のベストピッチで繋げます。
190818K-Suzuki.jpeg

球数も多くなく、このまま2試合連続の完封もあり得ると思った7回表。
先頭のマーティンにライト前に打たれ、
一死後に清田にもライナーで運ばれ1・2塁のピンチ。
Kにとって踏ん張りどころでしたが、
5番中村奨吾の当たりは左中間を抜けんとする長打コース。
[Readygo]Image 2019-08-18 17-57-05

抜けていれば同点の流れでしたが、
レフト正尚がまわりこみフェンスに達する前に捕球し、
中継に入った安達から若月へストライクの返球。
[Readygo]Image 2019-08-18 17-57-08
[Readygo]Image 2019-08-18 17-57-11
若月はこのプレーで左わき腹捻ったみたいだけど、
この後守備つけたから大丈夫だったようね。

1点差には迫られましたが、同点に追いつかれるのとでは大違い。
このプレーが両チームの明暗を分けました。
ベンチとしても点取られるまではKを引っ張らざる得ませんでしたが、
ここでスパッと近藤にスイッチ。
近藤は一球で角中をレフトフライに仕留めピンチ脱出。

この回の守りで大きな役割を果たしたのが安達。
前日のゲームでは体調不良を訴え途中で下がりましたが、
この日はスタメンで登場しヒットも2本打ちました。
[Readygo]Image 2019-08-18 17-56-38
種市の球速に対して技で打ち返す熟練の安達。
6回の出塁では果敢に盗塁も試みる。
[Readygo]Image 2019-08-18 17-56-41
タイミング的にはアウトっぽかったですが、
安達の足がタッチするグラブを見事にかいくぐってました。
[Readygo]Image 2019-08-18 17-56-44
[Readygo]Image 2019-08-18 17-56-54
これ正面から見ていても足が早く入っているのわかりそうなもんだけどね。
一度は奪われたショートのポジションを自力で奪い返した安達ですが、
それを再び奪われまいとする必死さ伝わってきます。
ベテランのこの頑張りがチームにもっと伝播していって欲しいし、
ファームで燻っている元主砲にも伝わって欲しい。

8回は増井が完璧な3人締め
[Readygo]Image 2019-08-18 17-57-37
フォークが少し浮いていてはいたようだけど、
ボールの勢いが勝っていたようですね。

これなら1点差を守り抜けると思いましたが、
この日のディクソンはコントロールがアバウト。
先頭の荻野にヒットを打たれ、続くマーティンは四球と、
無死1・2塁のピンチを迎えます。
マリーンズベンチは鈴木大地には送りバントを指示。
しかし、若月が荻野の離塁の大きさを見逃さず、
セカンドへ矢のような送球。
[Readygo]Image 2019-08-18 17-57-46
[Readygo]Image 2019-08-18 17-57-49
ここでもリクエストで判定が覆り、一打同点のピンチを脱します。
何よりもこのプレーでディクソンがクールダウン出来たが、
ここからはナックルカーブが冴えて
大地、清田を連続三振に仕留めてゲームセット!
[Readygo]Image 2019-08-18 17-57-52
[Readygo]Image 2019-08-18 17-57-55

今季のいつもの流れなら絶対に同点に追いつかれていたり、
逆転までもっていかれていたところでしたが、
こういった場面で踏ん張りが効くようになってきたのは強くなってきた証拠。
[Readygo]Image 2019-08-18 17-58-05

9連戦の間、2カード連続負け越してCS進出は絶望的に見えましたが、
最後のカードをスイープして結果借金1つ減少。
3位までのゲーム差は3.0と今シーズンで一番縮まりました。

次の勝負所は8月30日からの11連戦。
(うち8ゲームが屋外なので雨天中止もありそうですが)
その連戦のところで由伸や榊原が戦列に復帰できれば、
投手陣においてはオリックスが他チームよりも有利な状況になりそうです。
これから先、ホークス以外のチームは
大きな連勝・連敗がない限りは潰しあいをすることになりそうなので、
この連戦でCS圏に食い込む可能性もあります。

ポイントはその前のホークス戦4ゲーム。
間にあるファイターズ戦3ゲームも含め、
ここを1つでも勝ち越すことが求められると思います。
柳田も復活してくるホークス相手には5分なら上出来。
ファイターズに対しては有原以外の2つで勝ち越せれば良しだと思っています。
こちらの方はマリーンズを3タテした3人が
投げることになるだろうから期待度は高い。

ホークスとのカードはローテ通りでいけば、どちらも田嶋・山岡が先発。
こちらが前回の不甲斐ないピッチングを取り返す意地を見せてくれれば、
9月攻勢に向けて、さらに弾みがつきそうです。

9月になってもファンがワクワクする戦いを見せてくれ!

SHARE

コメント 0

There are no comments yet.
若い力でアグレッシブに!2019 ORIX Buffaloes 勝利の軌跡