はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや
一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。
アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。
私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。
私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。
アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。
私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。
私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。
Permission to Land (2003/09/16) The Darkness 商品詳細を見る |
'03年にリリースされた1st。
THIN LIZZYとかAEROSMITH、QUEENなどの要素を
盛りだくさんに詰め込んだグラムロック(?)と言えば
表現としては適切だろうか。
元々、古臭いものを狙って作ったものだから「ロックの初期衝動」は
冷静に聴いてみると感じないが
それに近い感覚は①の力強いギターリフから感じられるし
何も考えずに「カッコいいなぁ・・・」と思えた。
まあ、①②の発想は完全にTHIN LIZZYだし
③はAEROSMITH風・・・と所々元ネタが分かるあたりはご愛嬌。
オリジナリティは無いがこの時代に
こういう音楽を堂々とやってくれるバンドが一つくらいは
あっていいと思う。
前半の山場は④だろう。
彼等のPVを観ると、この曲をバックに
キャットスーツに身を包んで暴れる
Vo(Gu、piano etc・・・)ジャスティン・ホーキンスの姿が見られるが
曲のタイトルといい、格好といい明らかにQUEENを意識していると
しか思えないわざとらしいものだが、
私が一番惹かれ、アルバムを買おうと思ったのは
そういうネタ的な要素ではなく、
既存の要素を組み立て、自身の個性とするセンスとでも
言いましょうか・・・そこが素晴らしい。
アルバム収録曲についての感想は・・・
まあ、前半に良い曲が固まっているため
後半、ボーナストラックも含めてダレる印象はある。
変な話だが
日本だと、この手のバンドはすかんちが有名だけども
すかんちよりも彼等は下手なので
逆にロックをやっている、感がある(笑)。
メタル云々と言うか、ロックを楽しんで聴きたい人向けの
アルバムだね。
ロックは新しいものを追求していかなければ駄目、と
いう人には古臭く感じられて楽しめないかもしれない。
~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Black shuck
②Get your hands off my woman
③Growing on me
④I believe in a thing called love
⑤Love is only a feeling
⑥Givin' up
⑩Holding my own
総評・・・86点
ワン・ウェイ・チケット・トゥ・ヘル…アンド・バック(初回生産限定) (2005/11/30) ザ・ダークネス 商品詳細を見る |
THE DARKNESSが'05年にリリースした2nd。
改めて見てみると何だか正統派HMバンドの
ジャケットにも見えるなぁ・・・(笑)
HR/HMファンだけでなく、一般的な洋楽ロックファンに
とっても知名度が高いこのバンド。
基本はグラムロック、R&Rなのだが、
そこにQUEENとかTHIN LIZZY、AEROSMITH風の味付けが
なされている。
前作はどっちかと言うと、THIN LIZZY・AEROSMITHの色が
強かったように思うが、このアルバムでは
圧倒的にQUEEN色が強くなってるね。
で、このアルバムはやっぱり③でしょ!
この骨太なリフと、サビでのゴージャスに重ねられた
コーラスはいいね。
ジャスティンの歌は1stと変わらず、時折しゃくりあげるような声で
高音部分は裏声を駆使して歌うタイプであり
まあ、無茶苦茶歌が上手いとは言えない。
が、こういうR&Rを歌うには適していると思うし
弟のダンが彼の歌声にスター性を見出したと
言うのも分かる気がする。
加えて、ジャスティンの歌詞も相変わらず笑える部分があり
⑦などは物々しいイントロから始まり、重いリフを
刻むアルバム中最もへヴィな曲。
「お前は俺を苦しめ、焦らす悪魔のような女。
それでもお前を放すことなど出来ないのさ」
・・・みたいな、歌詞は恥ずかしいながらも
へヴィなラブソングでも歌っているのかと
思いきや
タイトルは"Bald(ハゲ)"。
そう、髪の悩みのことを歌っている訳です(笑)。
ボーナストラックは余計な気がするけれども、
これ入れなきゃ、アルバム収録時間が短すぎるという
バンド側の配慮かな。
まあ、余計と言うほど悪い曲では無いけどね。
~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①ONE WAY TICKET
③IS IT JUST ME?
⑤SEEMED LIKE A GOOD IDEA AT THE TIME
⑨ENGLISH COUNTRY GARDEN
⑩BLIND MAN
総評・・・88点