悠久のティアブレイド -Lost Chronicle- 感想1
これはもう乙女ゲーというよりSFでした。
【悠久のティアブレイド -Lost Chronicle-】
メーカー:オトメイト
機種:Vita
古代人が遺した巨大地下シェルターで3000年もの時を生きるヒロイン、イヴ。
最終戦争により荒廃した大地で暮らすシュドはアタルヴァと共に、彼女に
秘められているという禁忌の力を求め、シェルターに向かい・・・というお話。
イヴが長いこと一人で生きてきたのと、理由があって少々思考が幼いため
異性に対する恋愛意識のようなものがほとんどなく、糖度は低め。
巨大ロボット同士の戦闘(操作はしません)や人類の存亡をかけた戦い、
果ては宇宙まで行ったり、壮大なストーリー展開なので恋愛はさておき
1つの物語として楽しみました。
1~5章が共通、6、7章が個別ルート。
長すぎず短すぎずでちょうどよい量でした。
デフォ名呼びあり。
回収したスチルからのシーン再生あり。
履歴閲覧、巻き戻し機能あり。
続きでキャラ別感想。
今回はアタルヴァ、シュド、ヤジュル。
-------------------------------------------------------------------------
攻略した順に書いていきます。
■アタルヴァ(CV:寺島拓篤)
政府のある施設から逃げ出し、シュドの助けを得てシェルターを探す人。
生まれたときから政府の施設で軟禁生活を送ってきたので、超非力w
運動神経がイヴ以下/(^o^)\ ティアブレイドの操縦者に選ばれても力尽きて
操縦できなくなるとか、どうしようかと思いましたw
そもそも操縦者に選ばれたのも、特にアタルヴァにお願いしたわけではなく
序盤の選択肢「チキンパテ」「あの人たちの目的は?」を選んだだけで、
気が付いたらなりゆきでアタルヴァになってましたからね。
この人も生まれてこのかた異性に会ったことがないというイヴに負けず劣らずな
世間知らずなので、一緒にお風呂に入ったとき「女性の身体を見たことないから
見せてくれないか」とか言っちゃいますw イヴも平気で見せようとするし、この
二人が恋仲になる日なんて来ないんじゃないかと危ぶみました。
アタルヴァが他人の記憶を保管する容れ物だったことや、イヴも脳だけを本体
から移した機械ということが判明し、似たような境遇の二人は段々距離を
縮めていきます。 でも、悪いけど生まれた理由などを知って苦悩するアタルヴァ
より3000年もイヴを探して彷徨ってたロウの方に同情してしまうw
やっと出会えた彼女は死にたがらない+自分の記憶データの容れ物に彼女を
取られ、封印されるロウが散々すぎる。
死にたがってるロウに、イヴの代わりに大地の浄化をしてもらえば万事解決
するんでは、と思ったけどさすがにそんなこと頼めないよね(^^)
結論:自我のあるものをストレージ代わりに使ってはいけない
■シュド(CV:石川界人)
地上の厳しい環境の中で何でも屋を営む少年。
こちらは食べたい缶詰を「魚類と芋のトマト煮」の方を選んだらシュドが
ティアブレイドの操縦者になりましたw
この攻略キャラたちの中では1番常識的な神経の持ち主なので、一緒に寝ようと
したりお風呂に入るイヴに狼狽えたり、お揃いの指輪だねと言われて照れたり
する姿がなんだか初々しい・・・と思ったら地上に行く前日には「特に希望が
ないなら俺と一緒に暮らさない?」って誰よりも積極的なお誘いしてましたw
「君を守る!」と言っていつもイヴを助けてくれ、王道ヒーローっぽい人でした。
シュドは3000年前にイヴと関わりがあり、その時の出来事がきっかけで
「みんなを守る」というお人好し体質ができあがっていたんですね。
その後、都度記憶はリセットされるとはいえ何度も生死を繰り返しロウや
アルカディアの目的のために使い捨てられてきたことを思うと・・・
彼の生き方にも同情してしまう。
いやでもこのルートのロウも散々で報われず気の毒でした。
このルートでは地上も浄化でき、ナノマシンが分離したのできっとイヴも
不老不死じゃなくなったんでしょうね。 ちょっと都合よすぎな感じが
しなくもないけど、アタルヴァルートより格段に希望のある結末でした。
■ヤジュル(CV:近藤隆)
イヴたちによって死体から蘇生された謎の人物。
攻略制限があったのか、最初ルートに入れなかったので後回しにしたけど
チャラい上に裏切るというWコンボな人なのでさっさと攻略したかったw
1、2周目ではヤジュルどうなった?というぐらいひっそり消息不明。
「どうせこの人後で裏切るもんな・・・」と冷めた目でプレイしてましたが・・・
やっぱり自ルートもひどいなw この人にだけBAD EDもあるし。
悲惨な子供時代だったかもしれませんが、それで「自分が生きた爪痕を
残したい」からといって人類を滅ぼすのに手を貸すんですよ・・・
昔のイヴがヤジュルによってどれだけ失って悲しい思いをしてきたか全部
思い出してもそれは昔の私であって私自身の記憶じゃないとか、すごい
割り切る現代イヴw ちょっと、死んだ皆さんが浮かばれないような・・・
シュドも生きてる(かもしれない)からセーフ、みたいなのもちょっとヒドイw
「罰ならもう受けてる 3000年も死んでたんだから」ってどういうこと?
それ何も罰を受けたことになってないような・・・
結局今のイヴには記憶が戻ってなかった数日間の優しいヤジュルとの
思い出が全てで、3000年前にしてきた彼の所業は私は知らないから、
というとても他人事なイヴが残念すぎる。
ヤジュルのしてきたことが重すぎて、イヴがヤジュルへの想いを正当化
するにもちょっと無理がある、と思うのは私がヤジュルのことをあまり好きに
なれなかったからだろうなw とてもじゃないけどガルガド様のように
「酷い戦争があり、我々は敗れた。ただそれだけ」なんて達観はできない・・・
地上に戻ったあとシュドとアタルヴァが一緒に何でも屋をしてるのに和みました。
ヤジュルはスチルがアダルティで好きです。
【悠久のティアブレイド -Lost Chronicle-】
メーカー:オトメイト
機種:Vita
古代人が遺した巨大地下シェルターで3000年もの時を生きるヒロイン、イヴ。
最終戦争により荒廃した大地で暮らすシュドはアタルヴァと共に、彼女に
秘められているという禁忌の力を求め、シェルターに向かい・・・というお話。
イヴが長いこと一人で生きてきたのと、理由があって少々思考が幼いため
異性に対する恋愛意識のようなものがほとんどなく、糖度は低め。
巨大ロボット同士の戦闘(操作はしません)や人類の存亡をかけた戦い、
果ては宇宙まで行ったり、壮大なストーリー展開なので恋愛はさておき
1つの物語として楽しみました。
1~5章が共通、6、7章が個別ルート。
長すぎず短すぎずでちょうどよい量でした。
デフォ名呼びあり。
回収したスチルからのシーン再生あり。
履歴閲覧、巻き戻し機能あり。
続きでキャラ別感想。
今回はアタルヴァ、シュド、ヤジュル。
-------------------------------------------------------------------------
攻略した順に書いていきます。
■アタルヴァ(CV:寺島拓篤)
政府のある施設から逃げ出し、シュドの助けを得てシェルターを探す人。
生まれたときから政府の施設で軟禁生活を送ってきたので、超非力w
運動神経がイヴ以下/(^o^)\ ティアブレイドの操縦者に選ばれても力尽きて
操縦できなくなるとか、どうしようかと思いましたw
そもそも操縦者に選ばれたのも、特にアタルヴァにお願いしたわけではなく
序盤の選択肢「チキンパテ」「あの人たちの目的は?」を選んだだけで、
気が付いたらなりゆきでアタルヴァになってましたからね。
この人も生まれてこのかた異性に会ったことがないというイヴに負けず劣らずな
世間知らずなので、一緒にお風呂に入ったとき「女性の身体を見たことないから
見せてくれないか」とか言っちゃいますw イヴも平気で見せようとするし、この
二人が恋仲になる日なんて来ないんじゃないかと危ぶみました。
アタルヴァが他人の記憶を保管する容れ物だったことや、イヴも脳だけを本体
から移した機械ということが判明し、似たような境遇の二人は段々距離を
縮めていきます。 でも、悪いけど生まれた理由などを知って苦悩するアタルヴァ
より3000年もイヴを探して彷徨ってたロウの方に同情してしまうw
やっと出会えた彼女は死にたがらない+自分の記憶データの容れ物に彼女を
取られ、封印されるロウが散々すぎる。
死にたがってるロウに、イヴの代わりに大地の浄化をしてもらえば万事解決
するんでは、と思ったけどさすがにそんなこと頼めないよね(^^)
結論:自我のあるものをストレージ代わりに使ってはいけない
■シュド(CV:石川界人)
地上の厳しい環境の中で何でも屋を営む少年。
こちらは食べたい缶詰を「魚類と芋のトマト煮」の方を選んだらシュドが
ティアブレイドの操縦者になりましたw
この攻略キャラたちの中では1番常識的な神経の持ち主なので、一緒に寝ようと
したりお風呂に入るイヴに狼狽えたり、お揃いの指輪だねと言われて照れたり
する姿がなんだか初々しい・・・と思ったら地上に行く前日には「特に希望が
ないなら俺と一緒に暮らさない?」って誰よりも積極的なお誘いしてましたw
「君を守る!」と言っていつもイヴを助けてくれ、王道ヒーローっぽい人でした。
シュドは3000年前にイヴと関わりがあり、その時の出来事がきっかけで
「みんなを守る」というお人好し体質ができあがっていたんですね。
その後、都度記憶はリセットされるとはいえ何度も生死を繰り返しロウや
アルカディアの目的のために使い捨てられてきたことを思うと・・・
彼の生き方にも同情してしまう。
いやでもこのルートのロウも散々で報われず気の毒でした。
このルートでは地上も浄化でき、ナノマシンが分離したのできっとイヴも
不老不死じゃなくなったんでしょうね。 ちょっと都合よすぎな感じが
しなくもないけど、アタルヴァルートより格段に希望のある結末でした。
■ヤジュル(CV:近藤隆)
イヴたちによって死体から蘇生された謎の人物。
攻略制限があったのか、最初ルートに入れなかったので後回しにしたけど
チャラい上に裏切るというWコンボな人なのでさっさと攻略したかったw
1、2周目ではヤジュルどうなった?というぐらいひっそり消息不明。
「どうせこの人後で裏切るもんな・・・」と冷めた目でプレイしてましたが・・・
やっぱり自ルートもひどいなw この人にだけBAD EDもあるし。
悲惨な子供時代だったかもしれませんが、それで「自分が生きた爪痕を
残したい」からといって人類を滅ぼすのに手を貸すんですよ・・・
昔のイヴがヤジュルによってどれだけ失って悲しい思いをしてきたか全部
思い出してもそれは昔の私であって私自身の記憶じゃないとか、すごい
割り切る現代イヴw ちょっと、死んだ皆さんが浮かばれないような・・・
シュドも生きてる(かもしれない)からセーフ、みたいなのもちょっとヒドイw
「罰ならもう受けてる 3000年も死んでたんだから」ってどういうこと?
それ何も罰を受けたことになってないような・・・
結局今のイヴには記憶が戻ってなかった数日間の優しいヤジュルとの
思い出が全てで、3000年前にしてきた彼の所業は私は知らないから、
というとても他人事なイヴが残念すぎる。
ヤジュルのしてきたことが重すぎて、イヴがヤジュルへの想いを正当化
するにもちょっと無理がある、と思うのは私がヤジュルのことをあまり好きに
なれなかったからだろうなw とてもじゃないけどガルガド様のように
「酷い戦争があり、我々は敗れた。ただそれだけ」なんて達観はできない・・・
地上に戻ったあとシュドとアタルヴァが一緒に何でも屋をしてるのに和みました。
ヤジュルはスチルがアダルティで好きです。