スカイライトコンサルティング社が起業チャレンジ2010の募集を開始したので、ご紹介。

起業チャレンジ2011

担当の方とは、かつてちょっとしたお付き合い(後述)があり、完全に中立な立場での紹介とはいかないのだけれど、そこはご容赦頂きたいところです。


起業チャレンジ2011 を認識したのはTwitterの@ecoecoechoさんのツブヤキ&疑問からでした。


どの程度儲かっているんだろう?という問いに対しては、かつてアーリーステージのハンズオン型のベンチャーキャピタルをしている知り合い(スカイライトではない)は次のようにいってました。


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(過去の起業チャレンジの受賞企業の現状の財務資料に関しては、まだ外部にお見せできる段階ではありません。とお断り頂いた上で)

ただ、アゲハ(2008年受賞企業)エニ ドア(2009年受賞企業)は、いずれも起業後1年程度で増資をうけることができているということは成果かと思います。もともと、起業チャレンジで300万程度の賞金を獲たからといって、それで順調に成長できるとは、さすがに思っていません。むしろ、300万は応募者のアイデアを試すための資金だ と考えています。

つまり、アイデアを実現させ、出資者への説得ができるための材料を揃えて次のステージへ映って行くための資金だと考えています。

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つまり、
  • 2008年から始まった、この起業チャレンジではまだ上場企業は出ていない(故に、スカイライトコンサルティング社としての現段階での金銭的なリターンはゼロ。
  • でも、本気で上場を目指している点はかわりなく、起業チャレンジがきっかけとなって、更なる増資に至った企業も過去3年で6社中2社ある。

ということでした。

確かに起業家にとってリスクはあるのですが、お金や人脈のない若手が、情熱さえあれば(実際にこのコンテストではプランの巧拙よりも本気で起業したいと考えているかどうかを重視しているとのこと)、資金と経営知識と、人脈を一気に手に入れることができる機会というわけです。

そもそも、僕とスカイライトコンサルティング会社の縁も、起業チャレンジの担当の方が僕が勤めていた会社に、受賞企業の営業にこられたことから始まっていたりする(ちなみにCanvasというシリアスゲームを開発する会社の営業です。)ので、頭を動かすだけでなく、汗もかくスカイライトコンサルティングさんのスタイルには以前から好印象を持っています。

もちろん外部の資金を入れる故の問題が全くゼロというわけには、今後はいかないと思いますが、個人として豊かに暮らすための起業ではなく、上場を目指す起業に取り組みたいということであれば、情報面、資金面で真摯なサポートを受けられるこういったビジネスプランコンテストを活用するのも有効な手だと思います。(恐らく、法務書類や経理システムのサポートなども一部受けることが出来るのではないでしょうか。初期段階は地味にこれらのサポートがありがたかったりします。)

まぁ、その他大勢の投資先のひとつとなるよりは、少数の大事な投資先のひとつになる。っていうのは、これから経営者を目指す人にとっても悪くない資本施策なんじゃないかなぁ。と思ったりするわけです。