スカイライトコンサルティング社が起業チャレンジ2010の募集を開始したので、ご紹介。
起業チャレンジ2011
担当の方とは、かつてちょっとしたお付き合い(後述)があり、完全に中立な立場での紹介とはいかないのだけれど、そこはご容赦頂きたいところです。
起業チャレンジ2011 を認識したのはTwitterの@ecoecoechoさんのツブヤキ&疑問からでした。
どの程度儲かっているんだろう?という問いに対しては、かつてアーリーステージのハンズオン型のベンチャーキャピタルをしている知り合い(スカイライトではない)は次のようにいってました。
「投資が成功するかどうかは、ある程度は確率。10億円の資金を用意して、1000万ずつやる気のある若手、100人に投資したら、数社は数年後に上場に至って十分儲かる。」
まぁ、僕なんかは、こんな感覚で投資されるほうはたまらんなぁ。と思いながら聞いていたわけですが、事業がうまくいかないのであればともかく、軌道に乗って上場まで至った人たちが資本を入れてくれた人たちの悪口を一切言わないのは、やはり感謝しているからだろうし、自己責任の意識が徹底しているからだと思います。(ちなみに現在は、この知り合いがいうような投資をしているところはかなり苦境に立たされていると思います。たぶん、儲かってない。)
それはともかく、スカイライトコンサルティング社の本業は経営コンサルティングだし、1,000万ぐらいの資金であればともかく300万ぐらいの事業資金じゃ、上場を目指す。という性質のものじゃないんじゃないか。と僕も調子にのってTwitterで上記のようにつぶやいてしまったわけです。
しかし、その後なんとも気になってスカイライトコンサルティングの担当者の方に問い合わせてみたところ、次のような返事が返ってきました。
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(過去の起業チャレンジの受賞企業の現状の財務資料に関しては、まだ外部にお見せできる段階ではありません。とお断り頂いた上で)
ただ、アゲハ(2008年受賞企業)やエニ ドア(2009年受賞企業)は、いずれも起業後1年程度で増資をうけることができているということは成果かと思います。もともと、起業チャレンジで300万程度の賞金を獲たからといって、それで順調に成長できるとは、さすがに思っていません。むしろ、300万は応募者のアイデアを試すための資金だ と考えています。
つまり、アイデアを実現させ、出資者への説得ができるための材料を揃えて次のステージへ映って行くための資金だと考えています。
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つまり、
ということでした。
確かに起業家にとってリスクはあるのですが、お金や人脈のない若手が、情熱さえあれば(実際にこのコンテストではプランの巧拙よりも本気で起業したいと考えているかどうかを重視しているとのこと)、資金と経営知識と、人脈を一気に手に入れることができる機会というわけです。
そもそも、僕とスカイライトコンサルティング会社の縁も、起業チャレンジの担当の方が僕が勤めていた会社に、受賞企業の営業にこられたことから始まっていたりする(ちなみにCanvasというシリアスゲームを開発する会社の営業です。)ので、頭を動かすだけでなく、汗もかくスカイライトコンサルティングさんのスタイルには以前から好印象を持っています。
もちろん外部の資金を入れる故の問題が全くゼロというわけには、今後はいかないと思いますが、個人として豊かに暮らすための起業ではなく、上場を目指す起業に取り組みたいということであれば、情報面、資金面で真摯なサポートを受けられるこういったビジネスプランコンテストを活用するのも有効な手だと思います。(恐らく、法務書類や経理システムのサポートなども一部受けることが出来るのではないでしょうか。初期段階は地味にこれらのサポートがありがたかったりします。)
まぁ、その他大勢の投資先のひとつとなるよりは、少数の大事な投資先のひとつになる。っていうのは、これから経営者を目指す人にとっても悪くない資本施策なんじゃないかなぁ。と思ったりするわけです。
起業チャレンジ2011
担当の方とは、かつてちょっとしたお付き合い(後述)があり、完全に中立な立場での紹介とはいかないのだけれど、そこはご容赦頂きたいところです。
起業チャレンジ2011 を認識したのはTwitterの@ecoecoechoさんのツブヤキ&疑問からでした。
ecoecoecho:こういう初期資金やるけど株とかちょうだいね、ほんで儲かったらオレらもウマーって感じの事業ってどの程度儲かってんだろう RT @ayatarou48: スカイライト、起業前提の20代向け事業計画コンテスト--最大300万円出資 http://bit.ly/a92zi2
どの程度儲かっているんだろう?という問いに対しては、かつてアーリーステージのハンズオン型のベンチャーキャピタルをしている知り合い(スカイライトではない)は次のようにいってました。
「投資が成功するかどうかは、ある程度は確率。10億円の資金を用意して、1000万ずつやる気のある若手、100人に投資したら、数社は数年後に上場に至って十分儲かる。」
まぁ、僕なんかは、こんな感覚で投資されるほうはたまらんなぁ。と思いながら聞いていたわけですが、事業がうまくいかないのであればともかく、軌道に乗って上場まで至った人たちが資本を入れてくれた人たちの悪口を一切言わないのは、やはり感謝しているからだろうし、自己責任の意識が徹底しているからだと思います。(ちなみに現在は、この知り合いがいうような投資をしているところはかなり苦境に立たされていると思います。たぶん、儲かってない。)
fukui_dayo: 300万の出資って上場目指す、儲ける、という性格のものではないような。 RT @ecoecoecho こういう初期資金やるけど株とかちょうだいね、ほんで儲かったらオレらもウマーって感じの事業ってどの程度儲かってんだろう http://bit.ly/a92zi2
それはともかく、スカイライトコンサルティング社の本業は経営コンサルティングだし、1,000万ぐらいの資金であればともかく300万ぐらいの事業資金じゃ、上場を目指す。という性質のものじゃないんじゃないか。と僕も調子にのってTwitterで上記のようにつぶやいてしまったわけです。
しかし、その後なんとも気になってスカイライトコンサルティングの担当者の方に問い合わせてみたところ、次のような返事が返ってきました。
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(過去の起業チャレンジの受賞企業の現状の財務資料に関しては、まだ外部にお見せできる段階ではありません。とお断り頂いた上で)
ただ、アゲハ(2008年受賞企業)やエニ ドア(2009年受賞企業)は、いずれも起業後1年程度で増資をうけることができているということは成果かと思います。もともと、起業チャレンジで300万程度の賞金を獲たからといって、それで順調に成長できるとは、さすがに思っていません。むしろ、300万は応募者のアイデアを試すための資金だ と考えています。
つまり、アイデアを実現させ、出資者への説得ができるための材料を揃えて次のステージへ映って行くための資金だと考えています。
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つまり、
- 2008年から始まった、この起業チャレンジではまだ上場企業は出ていない(故に、スカイライトコンサルティング社としての現段階での金銭的なリターンはゼロ。)
- でも、本気で上場を目指している点はかわりなく、起業チャレンジがきっかけとなって、更なる増資に至った企業も過去3年で6社中2社ある。
ということでした。
確かに起業家にとってリスクはあるのですが、お金や人脈のない若手が、情熱さえあれば(実際にこのコンテストではプランの巧拙よりも本気で起業したいと考えているかどうかを重視しているとのこと)、資金と経営知識と、人脈を一気に手に入れることができる機会というわけです。
そもそも、僕とスカイライトコンサルティング会社の縁も、起業チャレンジの担当の方が僕が勤めていた会社に、受賞企業の営業にこられたことから始まっていたりする(ちなみにCanvasというシリアスゲームを開発する会社の営業です。)ので、頭を動かすだけでなく、汗もかくスカイライトコンサルティングさんのスタイルには以前から好印象を持っています。
もちろん外部の資金を入れる故の問題が全くゼロというわけには、今後はいかないと思いますが、個人として豊かに暮らすための起業ではなく、上場を目指す起業に取り組みたいということであれば、情報面、資金面で真摯なサポートを受けられるこういったビジネスプランコンテストを活用するのも有効な手だと思います。(恐らく、法務書類や経理システムのサポートなども一部受けることが出来るのではないでしょうか。初期段階は地味にこれらのサポートがありがたかったりします。)
まぁ、その他大勢の投資先のひとつとなるよりは、少数の大事な投資先のひとつになる。っていうのは、これから経営者を目指す人にとっても悪くない資本施策なんじゃないかなぁ。と思ったりするわけです。
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