fukuidayo

人と組織と、fukui's blog

32歳にして会社を辞め、小説家になることを志し、食うために起業したある男のblogです。

小説家への道

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小説の書き方に、人生を学ぶ

深くておいしい小説の書き方―ワセダ大学小説教室 (集英社文庫)深くておいしい小説の書き方―ワセダ大学小説教室 (集英社文庫)
著者:三田 誠広
販売元:集英社
発売日:2000-04
おすすめ度:4.0
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僕は今、文学賞に応募するための短編小説を執筆しているのだけれど、原稿用紙70枚ぐらい書いたところで、限界のようなものを感じ始めた。ようは「面白くない」と思い始めたのだ。ある程度までは一気にかけたし、ショート・ショートであれば良いのかもしれないが、小説のわりには深みがない。

そこで、あらためて小説というものを基礎から勉強し直そうと思って買ったのが本書だ。この本は、正直いって凄い。芥川賞作家の三田誠広氏が早稲田大学で小説の書き方講座を持たれた時の講義録なのだが、さすが文学の早稲田というに相応しい内容だ。早稲田の一文と言えば、変態が集う場という印象(失礼!褒め言葉だと思ってください)があるが、こんな講義を受けていたら変態にもなるだろう、と思う。


■文章を書く力が今ほど求められている時期はない

ネット時代が到来し、人が読む文章量は30年前の3倍にもなっているという。( 経済学101:読む量は増えている

調査結果は比較的最近のものだが、僕は3年ぐらい前に、あるインタビュー記事を読んで文章の重要性を確信していた。それは、伊藤将雄さんというウェブサービス立ち上げの達人へのインタビューだったのだが、そのインタビュー記事の中で、彼はビジネスにおけるテキストの重要性が年々高まっている。と答えていたのだ。バナー広告よりも、良質なテキストによるコンテンツ、及び広告がお金になる。と予言していたのだ(検索してみたが、残念ながら該当するインタビュー記事を見つけることが出来なかった。)

確かに、テキストの重要性は増し続けている。
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これからの10年:よりよい社会を実現するために


あけましておめでとうございます。

今年は、社会に出て働き始めてから記念すべき11年目の年になります。せっかくの機会ですので、昨年までの10年間を総括し、これからの10年で挑戦するテーマを掲げてみたいと思います。

自分自身の性格を振り返ってみると、僕自身はつくづく実践の人だな。と思います。知識として知っていることでも、理論として理解出来ることでも、興味をもったことに関しては自分自身で実践してみたくなります。

一定の条件を満たせば、地方でも都市と変わらない収入を得たり、暮らしをすることが出来るのではないかと感じたことから、地方での生活を始めましたし、コンサルタントや事業責任者としてどれだけ経営者に感情移入したとしても、実際に経営者になってみなければ分からない世界があると感じたので、会社を辞め、個人で挑戦することを選択しました。

おそらく、これからも挑戦と実践を続けていくのでしょう。
そして、いくつかの成功と、多くの失敗を繰り返すことと思います。

これまでの10年間は自分の信念を貫き生きていく強さを身につけるための10年だったと思います。営業と経営について学び、一生のテーマと思える「人と組織」の問題に向きあうことが出来ました。そして、実践を通じて、限られた範囲ではありますが、人と組織の間に横たわる歪みのものを正す活動が出来ました。活動の中で、素晴らしいいくつもの出会いがありました。

「強さを身につけるための10年」を本当は3年ぐらいにしたかったし、出来ると思っていました。しかし、振り返ってみると、自分自身の能力から考えて10年と言う時を費やしたのは妥当だったし、必然だったのかな。と感じます。

これからの10年ですが、よりよい社会を実現することに力を費やしたいと思います。
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代表的な文学新人賞と投稿計画 まとめサイト

自分に追い込みをかける意味でも、来年投稿予定の新人賞の一覧をあげておく。今の自分からみると遥か遠くに見える頂きのように思えるが、それでも一歩一歩進めていくしかない。


代表的新人賞一覧

文藝賞(河出書房新社)    3月末日締切    400字詰原稿用紙100枚以上400枚以内    賞金50万円
新潮新人賞(新潮社)    3月末日締切    400字詰原稿用紙250枚以内    賞金50万円
小説すばる新人賞(集英社)    3月末日締切    400字詰原稿用紙250枚以内    賞金200万円
文學界新人賞・前期(文藝春秋)    6月末日    400字詰め原稿用紙100枚    賞金50万円
群像新人文学賞(講談社) 10月末日締切    400字詰め原稿用紙100枚    賞金50万円
文學界新人賞・後期(文藝春秋)    12月末日締切    400字詰め原稿用紙100枚    賞金50万円

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執筆記録 11/20

実は今日はあんまり執筆していない。
昨日、村上春樹の東京奇譚集を読了した。春樹の短編は2万字程度。文庫本にしたら40ページぐらいだ。

春樹の本って、なんであんなに読んでいるだけで気持ちがいいんだろうな。面白いストーリーを書く作家はたくさんいて、それぞれに尊敬するけれど、文章読むだけで心地いい。ってのはひとつの才能だ。小説と言うよりも詩なのか。音楽なのか。

プロの作家になると、2万字ぐらいであれば1日で書き上げるのだろう。
僕も企業向けのレポートを書いている時は1万字ぐらいであれば、1日で書き上げていた。
もちろん、提案のプロットなり、シナリオなり、ロジックなりが見えている状態で。だが。

小説家も、話の筋書きが見えた状態であれば、1日で短編を書き上げてしまうのだろう。
ちょっとだけ、そこをめざしたい。土日は休むとしても、200本の短編を書き上げた1年。とか、そういう時期がが必要な気がする。とにかくたくさん、作品を作る時期を持ちたい。

小室哲哉の復活ライブは一気に50本の新曲を発表するそうだ。

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執筆記録 11/13


まー、とにかく書き続けなきゃはじまらん。ということで、執筆。
午前中は、ブログのチェックや更新をして過ごす。作業自体は順調に進み、やる気も出る。

午後から執筆に取り掛かる。はたと手が止まる。
「結局、何書きたいんだっけ?」
できもしないのに、プロットを考えてぼーっとしてみる。

余りにも思いつかないので、石田衣良氏のデビュー作「池袋ウエストゲートパーク」を読む。
ブックオフで300円。Amazonだったら中古で1円で売っているけれど、配送費がない分、在庫コストがかかるってことで、料金が高い。

夕方になり、さすがに書かなきゃマズイと思って執筆開始。
書き始めると2時間弱で1600字ほどかけた。まぁ、早くはないんだろうけど、キーボードをたたき続けた感じはしている。たぶん、僕は書きながら考えるタイプだな。

ただ、なんかこのままでいくと、「ライトノベル」「ファンタジー」的な内容になってしまうかも…。と思い、しばし冷却。もともと、「働くこと」「生きること」に関して何か書いてみたいと思っていたので、あまりにも路線が違うかもしれない。まぁ、これはこれで勢いのある文章だったので、残しておくことにする。

夜に、少し知人からアドバイスをもらう。「文章に力があるから短編書いてみたら」「まずは書きたいもの書いてみたら」とのこと。おっしゃる通り。

というわけで明日はそれにチャレンジする。
まぁまぁうまくかけたら習作として、またウェブにアップしようと思う。
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小説家になるためのトレーニング その1


2009年の年末に7年勤めた会社を辞める。学生時代にインターンシップ生として働いていた時期もあるから10年以上付き合った会社と別れ、32歳で新たな挑戦を始めることにする。

挑戦する職業は「小説家」

正直、その才能があるかと言われれば、自信がない。
さまざまな小説を読むたびに、自分にできるのか。という疑問が沸く。
まぁ、それでもやらないでいると後悔するばかりだから、期間を限定して徹底的に取り組んでみようと思う。

ブログを書き始めたのは、元来怠け者の自分を叱咤激励するためだ。
会社では、日報や会議や目標があって、時には不平や不満があっても、管理してくれる人がいた。いるときはつらいものだが、いなくなってみるとありがたかったかな。とも思う。

他にも同じように、小説家を志す方もいるかも知れないので、本日はfukuiが取り組んでいるトレーニング方法を紹介しようと思う。続きを読む »
自己紹介
プロジェクトデザイナー。富山県在住。人と組織の問題に興味があります。小説の原稿の断片、日々感じる社会や経済に関する疑問、書評を徒然なるままに。

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