ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

ビリオン×スクール (第4話・2024/7/26) 感想

ビリオン×スクール

フジテレビ系・金曜9時枠のドラマ『ビリオン×スクール』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramTikTok

第4話『AI教師は天才不登校児を学校に来させられるか』の感想。


加賀美零(山田涼介)と芹沢一花(木南晴夏)は、教頭の土橋淳平(永野宗典)から、不登校の0組生徒・竹中天珠(山下幸輝)を登校させるよう命じられる。西谷翔(水沢林太郎)によると、竹中は全国模試トップの天才で、特例で退学を免れているという。
加賀美と芹沢は竹中の家を訪れ、彼に学校に来ない理由を尋ねる。竹中は、授業内容が既知で、友人とのオンライン交流で十分だと答える。加賀美は「お前は完全に正しい」と竹中を称賛するが……。
一方、絵都学園校長の東堂真紀子(水野美紀)は海外出張から帰国し、いじめ問題で停学中の娘・雪美(大原梓)と再会する。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:なし
脚本:我人祥太(過去作/墜落JKと廃人教師,奪われた僕たち,ゴーストヤンキー)
脚本協力:西垣匡基(過去作/) 第2
演出:瑠東東一郎(過去作/浦安鉄筋家族,極主夫道,魔法のリノベ) 第1,2
   西岡和宏(過去作/親愛なる僕へ殺意をこめて,元彼の遺言状,婚活1000本ノック) 第3,4
音楽:宮崎誠(過去作/今だから、新作ドラマ作ってみました 第3夜「転・コウ・生」)
主題歌:Ado「ルル」
P:江花松樹(過去作/うちの弁護士は手がかかる,クライムファミリー)
※敬称略



西岡氏の演出が瑠東氏の"吹っ切れた感じ"に寄せてきた

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
当ブログに来てくださり、ありがとうございます。

前回の感想では、サブ監督の西岡和宏氏の落ち着いた演出に危惧したのだが。

今週も、西岡氏の演出ではあったが、かなり瑠東東一郎氏の “吹っ切れた感じ”に寄せてきた。

この辺は、経験豊富な西岡氏だから、微妙に軌道修正してきたのだろう。

さすが… だ。

「天才」を盛り込んで、ついに"本気モード"の加賀美を創出

前回では、「スクールカースト一軍」たちと対峙する主人公の日本最大の財閥『加賀美グループ』のCEO・加賀美零(山田涼介)と、秘書兼ボディガード・芹沢一花(木南晴夏)が描かれてきた。

しかし、今回は第4話で連ドラとしての折り返し地点に近いこともあって、趣向を凝らした… ということだろう。

かつては特待生徒として絵都学園に入学し、すべての模試で1位をとる秀才だったが、今は不登校を続けている0組の生徒・竹中天珠(山下幸輝)がお仕置きの相手だ。

加賀美にとって、(恐らく)最も神経質になる単語「天才」を盛り込んで、ついに “本気モード” の加賀美を創出した。

加賀美「失敗しないということは
 成功するまで続けられるということだ。
 だから そのためには
 何度 失敗してもいい ということだ」

教師のお説教としても、なかなか見事だし。

解決策も、大金持ちでイーロンマスクのような天才開発者の加賀美だからこそできる作戦だし。

前述のように、これまで以上に “本気モード” が炸裂しており、今作らしさに溢れていた。

ちょっぴり大袈裟に褒めるなら、学園ドラマの名作『ごくせん』のヤンクミ先生に似た感じだということだ(苦笑)

態度を改めようとしている生徒たちの組み込み方がうまい

私が、今回の描写で「なるほどね」と思ったのは。

西谷翔(水沢林太郎)や梅野ひめ香(上坂樹里)…
前回の紺野直斗(松田元太 ex.Travis Japan)や鈴木司(柏木悠)ら…

加賀美と芹沢の指導によって、態度を改めようとしている生徒たちの組み込み方だ。

完全に改心&更生して、加賀美先生に従順になっているわけでもなく。

個々が、孤立しているわけでもなく。

いじめを受けていたひめ香と、いじめていた側の直斗の文字どおりの距離感なんて、実にリアルだ。

「3年0組」以外の生徒をさり気なく盛り込んだのもよかった

最後に、今回の物語でなかなか良いアイデアだと思ったことがある。

それは、メインの「3年0組」以外の生徒をさり気なく盛り込んだことだ。

他の教室が描かれることで、「やる気ゼロ、才能ゼロ、将来性ゼロ」の生徒が集められた3年0組が際立つからだ。

ゼロ組だけでも出演者が多いから管理など大変だと思うが、やればやっただけの意味も価値もあると思う。

あとがき

ホント、世間でも当ブログでもほとんど話題になっていない今作ですが。

好みはあると思いますけど、ちょっと見てみたら、意外と良くできた「今どきの学園ドラマ」に仕上がりつつあると思いますよ。

だって、今どきの連ドラって、やたらと登場人物たちの過去を “縦軸” にして、客寄せしますよね。

でも今作は、前回で秘書の芹沢の過去、今回では加賀美の過去を少しだけ見せましたが…

「この先に何かあるぞぉ!!!」でなく、「今後をお楽しみに」程度の さじ加減で。

こんな感じの塩梅で良いと思います。

今作と全く関係ないですが、今さら気づいたことがあるので書きますね。

松田元太さんって、鈴木梨央さんと岸優太さんのダブル主演ドラマ『お兄ちゃん、ガチャ』(日テレ/2015)の ネガ 役だったんですね。
Blu-rayを見て、確認しちゃいました。

それだけなんですけど(汗)


すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”


管理人・みっきーが お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入していただけます!


ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


「楽天市場」からのおすすめ商品や企画




★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/19047/


【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 

関連記事

コメント

非公開コメント

トラックバック

ビリオン×スクール 第4話

内容土橋教頭(永野宗典)から学園で唯一の不登校生徒である0組の竹中天珠(山下幸輝)を登校させるよう命じられた加賀美(山田涼介)達。話を聞いた西谷(水沢林太郎)たちによると、竹中は天才だという。出席日数が足りなくても退学処分にならないのも、それ故だと。すると“天才”という言葉に反応した加賀美は、芹沢(木南晴夏)とともに、竹中の家を訪ねる。だが竹中は、加賀美に対して。。。。敬称略脚本、我人祥太さ...

ビリオンXスクール 第4話

加賀美(山田涼介)と芹沢(木南晴夏)は教頭・土橋(永野宗典)から、ただ一人、不登校を続けている3年0組の生徒・竹中天珠(山下幸輝)を登校させるように命じられます。 そんな加賀美たちを、西谷(水沢林太郎)やひめ香(上坂樹里)は心配します。 2年の時に同じクラスだったと言う西谷によれば、竹中は全国模試でも常にトップクラスの天才なのだと言います。 出席日数が足りなくても退学処分にならないのは...

ビリオン×スクール #04

『AI教師は天才不登校児を学校に来させられるか』
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

'); } if ( plug_in == 'scroll' ) { document.write('
', '2025年 01月 【10件】
2024年 12月 【53件】
2024年 11月 【62件】
2024年 10月 【62件】
2024年 09月 【41件】
2024年 08月 【53件】
2024年 07月 【69件】
2024年 06月 【75件】
2024年 05月 【85件】
2024年 04月 【75件】
2024年 03月 【62件】
2024年 02月 【79件】
2024年 01月 【58件】
2023年 12月 【63件】
2023年 11月 【69件】
2023年 10月 【56件】
2023年 09月 【63件】
2023年 08月 【78件】
2023年 07月 【62件】
2023年 06月 【61件】
2023年 05月 【76件】
2023年 04月 【54件】
2023年 03月 【67件】
2023年 02月 【79件】
2023年 01月 【86件】
2022年 12月 【73件】
2022年 11月 【64件】
2022年 10月 【78件】
2022年 09月 【67件】
2022年 08月 【74件】
2022年 07月 【68件】
2022年 06月 【58件】
2022年 05月 【78件】
2022年 04月 【68件】
2022年 03月 【78件】
2022年 02月 【64件】
2022年 01月 【82件】
2021年 12月 【91件】
2021年 11月 【108件】
2021年 10月 【94件】
2021年 09月 【69件】
2021年 08月 【84件】
2021年 07月 【88件】
2021年 06月 【82件】
2021年 05月 【98件】
2021年 04月 【86件】
2021年 03月 【91件】
2021年 02月 【94件】
2021年 01月 【85件】
2020年 12月 【80件】
2020年 11月 【91件】
2020年 10月 【88件】
2020年 09月 【89件】
2020年 08月 【99件】
2020年 07月 【89件】
2020年 06月 【79件】
2020年 05月 【101件】
2020年 04月 【86件】
2020年 03月 【88件】
2020年 02月 【83件】
2020年 01月 【83件】
2019年 12月 【89件】
2019年 11月 【88件】
2019年 10月 【89件】
2019年 09月 【71件】
2019年 08月 【89件】
2019年 07月 【70件】
2019年 06月 【84件】
2019年 05月 【87件】
2019年 04月 【75件】
2019年 03月 【93件】
2019年 02月 【90件】
2019年 01月 【91件】
2018年 12月 【65件】
2018年 11月 【83件】
2018年 10月 【89件】
2018年 09月 【70件】
2018年 08月 【95件】
2018年 07月 【89件】
2018年 06月 【86件】
2018年 05月 【84件】
2018年 04月 【84件】
2018年 03月 【84件】
2018年 02月 【80件】
2018年 01月 【79件】
2017年 12月 【72件】
2017年 11月 【93件】
2017年 10月 【88件】
2017年 09月 【82件】
2017年 08月 【93件】
2017年 07月 【96件】
2017年 06月 【76件】
2017年 05月 【97件】
2017年 04月 【91件】
2017年 03月 【90件】
2017年 02月 【92件】
2017年 01月 【80件】
2016年 12月 【70件】
2016年 11月 【96件】
2016年 10月 【96件】
2016年 09月 【73件】
2016年 08月 【84件】
2016年 07月 【90件】
2016年 06月 【64件】
2016年 05月 【83件】
2016年 04月 【98件】
2016年 03月 【95件】
2016年 02月 【103件】
2016年 01月 【90件】
2015年 12月 【83件】
2015年 11月 【107件】
2015年 10月 【90件】
2015年 09月 【85件】
2015年 08月 【98件】
2015年 07月 【93件】
2015年 06月 【74件】
2015年 05月 【90件】
2015年 04月 【73件】
2015年 03月 【95件】
2015年 02月 【103件】
2015年 01月 【105件】
2014年 12月 【88件】
2014年 11月 【101件】
2014年 10月 【93件】
2014年 09月 【73件】
2014年 08月 【93件】
2014年 07月 【87件】
2014年 06月 【82件】
2014年 05月 【95件】
2014年 04月 【87件】
2014年 03月 【79件】
2014年 02月 【80件】
2014年 01月 【81件】
2013年 12月 【69件】
2013年 11月 【85件】
2013年 10月 【82件】
2013年 09月 【58件】
2013年 08月 【76件】
2013年 07月 【75件】
2013年 06月 【71件】
2013年 05月 【95件】
2013年 04月 【76件】
2013年 03月 【65件】
2013年 02月 【62件】
2013年 01月 【70件】
2012年 12月 【75件】
2012年 11月 【80件】
2012年 10月 【71件】
2012年 09月 【60件】
2012年 08月 【68件】
2012年 07月 【73件】
2012年 06月 【68件】
2012年 05月 【71件】
2012年 04月 【61件】
2012年 03月 【64件】
2012年 02月 【71件】
2012年 01月 【78件】
2011年 12月 【78件】
2011年 11月 【94件】
2011年 10月 【75件】
2011年 09月 【71件】
2011年 08月 【71件】
2011年 07月 【72件】
2011年 06月 【67件】
2011年 05月 【77件】
2011年 04月 【65件】
2011年 03月 【83件】
2011年 02月 【96件】
2011年 01月 【78件】
2010年 12月 【37件】
2010年 11月 【52件】
2010年 10月 【64件】
2010年 09月 【48件】
2010年 08月 【54件】
2010年 07月 【52件】
2010年 06月 【49件】
2010年 05月 【48件】
2010年 04月 【48件】
2010年 03月 【52件】
2010年 02月 【47件】
2010年 01月 【52件】
2009年 12月 【58件】
2009年 11月 【67件】
2009年 10月 【54件】
2009年 09月 【74件】
2009年 08月 【61件】
2009年 07月 【54件】
2009年 06月 【57件】
2009年 05月 【55件】
2009年 04月 【52件】
2009年 03月 【60件】
2009年 02月 【51件】
2009年 01月 【48件】
2008年 12月 【49件】
2008年 11月 【44件】
2008年 10月 【41件】
2008年 09月 【44件】
2008年 08月 【41件】
2008年 07月 【40件】
2008年 06月 【38件】
2008年 05月 【49件】
2008年 04月 【40件】
2008年 03月 【44件】
2008年 02月 【37件】
2008年 01月 【37件】
2007年 12月 【25件】
2007年 11月 【27件】
2007年 10月 【37件】
2007年 09月 【2件】
2005年 01月 【9件】
'); } //--> 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: