DEW-SCENTED / INVOCATION

1. Downfall
2. Arise From Decay
3. The Invocation
4. Have No Mercy On Us
5. Artificial Life
6. Condemnation
7. Totem
8. Torn To Shreds
9. Revel In Contempt
10. A Critical Mass
11. Global Hysteria
12. Slaves Of Consent
13. Recall The Pain*
14. The Death Of Common Sense*
15. Slaughterhouse(POWERMAD)*
16. Superstar Destroyer(GENOCIDE SUPERSTARS)*
ドイツが誇るデスラッシュバンドの、通算8枚目のニュー・アルバム!
約3年振りとなる新作です。
自分はこのバンドを知ったのは5作目の『Impact』から。
これが今聴いてもカッコいいデスラッシュなんですよね~
その後の数作はモダンな雰囲気に変わってしまい、ややトーンダウンと
いった感じだったのですが、今回は見事に復活!!です。
ギター2人、ドラムが入れ換わるという大幅な人事異動があったことで、
スタジオに篭ってリハーサルに明け暮れ、DEW-SCENTEDサウンドを再確立
するため、納得するまで演奏し続けたそうです。
その成果が今回の出来に色濃く反映されてるのでは?
全曲、ド迫で力強なサウンドです。
暴走列車のごとく刻みまくるリフは強力で、攻撃力、キレ味共に迫力満点。
80年代のスラッシュ・メタルをルーツに、モダンで疾走感あるリズムに
アグレッシヴさが前面に出たデスよりのVoが最高です。
ただ疾走しているだけではなくメロディクで、叙情性をも持ち合わせた曲もあり、
意外とドラマティック。
SLAYERからの影響を想起しますね~
最近のKREATORやTHE HAUNTED、SLAYERあたりが好きな方には
オススメです。
今までに2度の来日経験があるんですね!
このアルバムを引っさげての3度目の来日を期待しちゃいます。
国内盤は海外盤とはアートワークも異なり、ボーナス・トラックが
4曲も追加でお得です。
そのボーナストラックの1曲がアメリカのPOWERMADのカバー。
デヴィッド・リンチ監督、ニコラス・ケイジ主演の映画、
「ワイルド・アット・ハート」サウンドトラックにも収録された
『SLAUGHTERHOUSE』のカバー。
個人的にこのアルバムとこの曲が好きなので、嬉しくなっちゃいます。
POWERMADはこちらをご覧あれ~~
前のアルバムからですが