YOUTHQUAKE / BEYOND THE VOID OF BLACK

1.Distorted Portrait
2.Face The Faith
3.Fallen From The Grace
4.From The Underground And Below
5.Frenzy Of Absolute Zero
6.Mr.So-And-So
7.Warwide
8.Though Shall Suffer
9.The Cruel Black
10.Supernatural Deathbed
ライブ行けなかった記念に書いてみます(笑)
以前からこのバンドのことは知っていて、1st Album 「QUAKE DOPE」は
自分でも買った記憶はあるもののラックの肥やしになっていました。
どうもヴィジュアル系という先入観があったんですね~
そのため、しっかり聴いてませんでした。
アルバムが出ているのは知っていたものの、チェックする事もない状態。
ただ、今年に入り知人からこのバンドの音源を頂き、久しぶり・・・いや、
初めてしっかりと聴いてみたんですが、カッコいいじゃないですか!
年末を迎える今では、今年よく聴いたバンドの一つになっています。
そんな彼らのミニアルバムを挟んで、7年ぶりの6thフル・アルバム。
7年の間に大幅なメンバーチェンジがあったんですね~
残ったメンバーのAkiraさん(b)、Masaさん(g)の2人は解散の危機を乗り越え、
ミニ・アルバムを挟んでの、本作リリースです。
活動活動20年のと言うかベテランの意地の1枚といった感じです。
初期と比べて若干、音楽性が変わっていますがここ数作は北欧系の
メロデスサウンド。
1曲目のインストから2曲目の展開は曲も構成もドラマティックでカッコいいですし、
4、5曲目などは初期のIN FLAMESやARCH ENEMYを思わせるメロディが実に効果的。
最初から最後まで疾走曲が大半を占め、ブルータルなデスラッシュ。
そんなブルータルな中でも泣きのメロディーも入っていて曲の構成も
なかなか複雑ながらも印象的。
この手の海外バンドとも肩を並べる説得力を持ちあわせているのでは
ないでしょうか。
ただ、ドラムの音が弦楽器の音圧と比べると軽い気がします。
音源を貰う時にも、その件は聞いていたのですが、自分も同じ感想でした。
ライブを観たときには気にならなかったんですけどね~
加入間もないので今後、改善されていくのではないでしょうか?
IN FLAMESやARCH ENEMY等のメロデスとかデスラッシュ好きな人に
お勧めです。