環太平洋経済連携協定(TPP)の概要
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_7269147_po_0770.pdf?contentNo=1
環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐる動向と課題
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/pdf/0735.pdf
メールで頂いた情報。国立国会図書館がまとめたTPPの資料。公表された政府資料などを基に経緯や特徴が分かり易く書かれています。情報を頂いた方曰く「TPPは米国性ではないもののクリントン政権から続く「グローバリゼーション政策」の流れを引き継ぐものだ」との事でした。要するに「自由貿易」を看板に相手国を丸め込んでひとり勝ちしようとしてるという事です。
冷静に見れば経済の素人である私でも分かる見え見えの策略。わざわざハマりに行く必要はありません。何故か我が国の政治家や官僚はそれを完全に無視。これこそ売国行為。米国の要求を呑めば日本の市場は食いつくされてしまいます。
違法ダウンロード刑事規制をめぐる動き
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3580528_po_0760.pdf?contentNo=1
同じく国立国会図書館の資料。こちらは以前に違法DL刑罰化の記事で御紹介したものです。10Pで「著作権法違反」の「非親告罪化」に触れてるので要注目。同人業界はまったく動く気配が無い様ですが民主党政権と違い現政権は知財に詳しい人がTPPに口出しできない立場。早急に署名とロビングを開始すべきです。
亡国条約TPPは現在非常に危機的状況にあります。下段の斎藤恭紀氏のツイートは必読。知財に絞って引き続き意見を御願いします。
■情報源:斎藤恭紀氏(https://twitter.com/saitoyasunori)
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
#TPP は自民党の中でシナリオができているのだろう。総理が「聖域容認なら交渉参加」と発言する一方で、部会で「聖域は何か」の話が出ているのだから。反対の団体には「皆さんの聖域は守ります!」、賛成の団体には「交渉参加します」と言えば、賛成派・反対派議員ともにメンツが保たれるわけだ。
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
#TPP 交渉参加は不可避の気配。皆さんに言いたいのはTPPは「関税の壁の撤廃」にポイントでなく、「ルールの壁の撤廃」にある。参加国から見て商売の障壁になる国内法があれば、訴訟スキームを使って政府を訴えることが可能に。皆保険、共済、地産地消、原発の規制‥国の主権をどう守るか。
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
SII、NAFTA、保険協議、米韓FTA‥“フェア?”、“勝ち取ればいい?”、そんなの幻想。 @harusyupapa
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
交渉の席についたら抜けれません。戦後、日本は条約、経済連携等で抜けたことはありません。一度交渉入りし、抜けたら国際信用ゼロ。抜けることができるのは自国が超大国か、他の複数の大国が支持している場合だけ。メディアや官僚機構のロジックを信じるのは勝手ですが‥ @harusyupapa
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
TPPでどれだけGDPが増加するかご存じですか。調べてみて下さい。失う国益を考えれば、バスに乗らないのがベスト。日本のGDPの8割が内需で6割が個人消費。生産を低コストの海外に依存すれば、デフレはさらに進行、雇用は悪化。アベノミクスとTPPは逆ベクトル @harusyupapa
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
参加することで、GDPは減るリスクがあるのですよ。内閣府の壊れた羅針盤モデルを使っても年0.045%の増加。しかもこれには農業の多面的機能の損失など外部効果が見積もられておらず、これを入れればマイナスに。@harusyupapa TPPに参加しなければ、GDPは増加するのですか?
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
エネルギーと食糧の自給率を上げることが経済政策、雇用対策、安全保障上、マスト。さらに福祉強靭化への投資と社会保障政策の確立で1400兆円の個人資産が動き始め、デフレ脱却、内需拡大が進むと思います。逆にTPPで日本が受けるメリットを教えてください。@harusyupapa
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
「脱退すれば交渉参加国との関係を悪化させる。今さら抜けることはできない」と外務官僚や推進議員が主張し、世論を形成。それ以前に国益を損なうような内容は漏れないようにしますよ。私は自由貿易には否定しませんし、TPPが国益になるなら賛成ですよ。 @Chuneiku_desu
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
法律、条令、関税は「国をどう形づけるか」そのもの。全ての関税を撤廃し、国内法より優先させるルールを適用させることは主権の放棄です。過度な自由貿易は弱肉強食で、国によって異なる秩序や文化、生態系を脅かすことになるのでは@SatoshiMasutani @Chuneiku_desu
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
いま、9カ国が行っているTPP交渉では交渉内容を公表しない合意があるんですよ。交渉文書は協定発効後4年間秘匿。これで国民的議論を重ねたうえで、脱退なんてできっこないのですよ。@harusyupapa
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
昨日からTPPについて書きました。恐らく、交渉参加は止めることはできません。これからは交渉参加後にいかに国益を守り、国益を確保するかという建設的とブラックボックス化している交渉内容をオープンにするべきだと訴えていきます。不本意ながら賛成か反対かというステージではありません。
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
おっしゃる通りです。良識ある外務官僚の皆さんに皆さんの医療、食品安全基準、金融保険のルール作りを委ねても、さらに良識ある議員さんが批准に対しては冷静な判断をしてくれるはずですからね。情報公開は必要ないかもしれませんね。@harusyupapa
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
よく理解しています。わが国は議員内閣制。国民の思いを受けた政務3役が秘密裡の交渉でも、国益を守るように官僚を動かしてくれるはず。そして、批准前には立派な協定ができあがり、国士たる議員が冷静な判断をしてくれるでしょう。@SatoshiMasutani
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
なわけないよな‥(笑)。
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
今や交渉参加への有無は総理の専権事項で、自民党の反対派の皆さんも条件闘争に入っていて命がけで本気で戦うつもりはありません。客観的な感想を言ったまでです。私は『交渉参加すら反対』を訴え、惨敗。聖域なき関税撤廃なしならいいよという党を皆さまが選んだのでも大きい。 @YO_Avon
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
政府の、つまり政府のトップである安倍総理の専権事項なんです、交渉入りするかしないかは。安倍さんは聖域が作れるんなら交渉しますかというスタンスですし、話は官僚機構や交渉参加国とできてますよ、たぶん。 @kerokku33 交渉参加を止めることはできないのはなぜですか?
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
自民党に多くの国民が付託した段階で『聖域作ればTPPは交渉参加OK』の免罪符を与えてしまったのです。私は反対ですが、民主主義国家においては仕方ないこと。 @KKnagomi @kerokku33
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
医療制度や金融制度、食品の安全基準など国民生活に重要なルールづくりを国会でない別のテーブルで外国人と秘密に進めることに疑問を感じない?条約だから仕方ないと?@SatoshiMasutani
斎藤恭紀 気象予報士・前衆議院議員 @saitoyasunori
これは国内産保護の競争障壁。ISD使われますよ。つまり、省庁がおこなう補助金、税の減免が競争障壁になる。TPPをなめちゃいけない。@harusyupapa 業を保護したかったら、家庭に国産品に認定された商品にだけ使えるクーポンを配る。それを使えば輸入品と同じくらいで買える。
■情報源:てんたま氏(http://twitter.com/tentama_go)
てんたま @tentama_go
内閣だけで参加が決められるという態度で自民・与党がいる時点で、6項目遵守を求めるしか手がなくなってますよね・・・とはいえこの6項目遵守なら参加は難しいと思うのですが、問題は安倍首相周辺の譲歩・・・
てんたま @tentama_go
農業界も一部はTPP見据えて動き出したようです。コシヒカリが欧州での生産へ http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB1506Z_W3A210C1MM0000/?dg=1
てんたま @tentama_go
日米首脳会談で「大統領は踏み込んだ議論に期待している」とカーニー米大統領報道官。TPPやフ普天間について譲歩を求めるということでしょうね・・・お土産少なければ短時間の記念撮影に終わると米側の誰かが言ってたような・・ http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013021600062
てんたま @tentama_go
安倍首相がTPP交渉参加についてまた一歩踏み込み。>焦点のTPPに関しては、交渉参加を決断しても自民党との調整は可能との認識を示した 「自由な貿易環境は日本にとって国益。長い政権与党としての経験に裏打ちされた責任感がある」 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2013021600230
てんたま @tentama_go
TPPについて公約6項目遵守なら自民内からそもそも不調和音出ないでしょうから、この首相発言は守れない項目が出ても反対派を押さえつけられるという自信と見てよさそう・・・支持率の高さもあってか、ご自身は推進したい気持ちがちらちらと見え出してきたようにも
匿名氏より頂いた情報+追加情報。上記のツイートを見て頂ければ分かる様に「TPP交渉参加」は「止める事ができない段階」まで進んでいるとの事です。落選したとはいえ元衆議院議員の言葉なので当たらずとも遠からずな状況なんでしょうね。筋金入りのアメポチ政党が相手。厳しい情勢ですが諦めずに「知財」をメインに反対意見を御願いします。
TPP・憲法改正・アベノミクス・表現規制。根本にあるものは共通してる気がします。○○であって欲しい・○○であるべきだ・○○だから問題ないと都合の良い様に解釈して真実を見ようとしない国民性こそ問題。自分で自分の首を絞めるのは愚行としか言い様がありません。TPPの件もこうなる事は反対派ならば分かりきってる事でした。斎藤恭紀氏の仰る様に如何なる理由があっても民主主義に則って「自民党」を選択した以上「仕方ない事」なのです。公約すら読まなかったり選挙に参加しない方が悪いんですよ。それでも尚最悪の状況を阻止するべく最善を尽くすべきですが・・・。