775年息子の皇太子と共に謀殺された井上内親王(光仁天皇皇后)陵 (宇智陵 うちのみささぎ)
「日本三大怨霊」の平安朝前期の菅原道真の百年前、平安朝末期の平将門・崇徳天皇の3百年前。今から1300年前の奈良時代の政争に関連した史上最強の「祟り神」を恐れた桓武(かんむ)天皇は住み慣れた平城京を捨て長岡京を造営、結果的に奈良から遠い京都の平安京に遷都する最大の原因だったのが、当時最も高齢62歳で . . . 本文を読む
負け戦で始まった神武東征(日本書紀)神武天皇聖蹟孔舎衛坂顕彰碑
「2月11日」は、昭和41年(1966年)に法律(祝日法)ではなく自民党佐藤栄作内閣の政令で制定された「建国記念の日」で、もともとは戦前の「紀元節」である。明治政府が150年前の1873年に「日本書紀」に書かれた建国神話をもとに神武天皇が橿原宮(かしはらのみや)で即位した日です。(制定から150年目の大きな節目だったが政府自民党や神 . . . 本文を読む
写真は秋の後南朝方の尊義王(小倉宮の皇子)の墓所だと言い伝えられている三の公川「かくし平」にある奈良県川上村村営遺跡
三之公御所跡及び廟所
川上村の最南端のこの遺跡は、通称「かくし平・八幡平」と呼んでいます。昭和53年(1978年)川上村文化財第1号として認定された、後南朝の歴史を伝える文化財です。その昔、南北朝合一後、約束が果たされず不信を抱いていた元南朝方の皇族の一人尊義王(小倉宮の皇子) . . . 本文を読む
G.W.F.ヘーゲル 著「キリスト教の精神とその運命」弁証法論理の原初形態としてイエスの「愛」による主体と客体の止揚が打ち出され、その愛自体が運命の必然によって乗り越えられてゆくことを示した若きヘーゲルの記念碑的著作。
小泉純一郎政権の生みの親の田中真紀子外相と外務省事務次官との摩訶不思議なバトル発生で、(たぶん森総理など自民党執行部の密命でクレムリンとのパイプがある鈴木宗男衆議院議員 . . . 本文を読む
(日本サッカー協会の公式サイトより )ワールドカップイタリア大会(1990年)のアジア地区予選で選手たちが着た赤いユニフォーム
優勝者の国旗掲揚や国歌斉唱のあるオリンピックのような出場選手が所属する国家を強調するセレモニー類が一切ないFIFAワールドカップ。(サッカーでは人種や民族、国家などの差別に敏感で厳罰。試合前に行われる1分間の国歌斉唱だけ。オリンピックとは違い試合が終わったあとに国家が出 . . . 本文を読む
兵士の遺体と共に対日戦の記念碑にするアメリカ『それにしても常識外れな酷い話である』
宗教感(価値観)の違いだど言えばそれまでだが、アメリカ一の観光地であるハワイにある真珠湾のアリゾナ記念館の存在が不思議である。
アメリカ海軍の戦艦アリゾナ (Arizona) は1941年12月8日の真珠湾攻撃で1,177名の兵士と共に沈没した。現在も湾の底に沈没状態で静態保存され、船体上にアリゾナ・メモリアルが . . . 本文を読む
『テロリスト養成所の「松下村塾」を世界遺産にする歴史の偽造』
日本国の学校教科書にある未開野蛮な江戸時代が明治維新の文明開化で短期間に先進国になる『文部省検定の神話』を現在のほとんどすべての日本人が信じている。ところが、世界のどんな歴史においても、未開な非文明社会が突然文明化するなどは、ありえない話である。(日清戦争は新政府発足26年目の出来事)
明治維新以前の江戸時代の日本は産業革命を行って . . . 本文を読む
『○○だけど××と看做す(・・だということにする)日本的詭弁(官僚の小理屈)』
商業捕鯨のモラトリアム(全面禁猟)後も『科学調査目的』という偽装によって、日本国は南極海で捕鯨を継続していたが、2010年イギリス連邦加盟の反捕鯨国のオーストラリアに国際司法裁判所(ICJ)オランダ・ハーグに国際捕鯨取締条約違反であると提訴されていたが、2014年3月31日日本側の全面敗訴で決着。
国際司法裁判所は . . . 本文を読む
『不思議な国旗から見えてくるアメリカ合衆国のもう一つの姿』
記事上↑に掲げた不思議な旗は、1776年7月4日『アメリカ独立宣言』前後の1775年12月3日から1777年6月14日までの1年6ヶ月間使われたアメリカ合衆国旗(グランドユニオン旗)であるが、何と、イギリス東インド会社の社旗と同じだった。
唯一の違いは合衆国旗が左上カントン部分のユニオン・フラッグ(英国旗)がストライプ7本分(赤線4 . . . 本文を読む
『帝国の敗北、周りの空気を読む日本の不幸』 今の日本ですが、1945年8月15日の敗戦の少し前と酷似している。何から何まで少しも違いが無い。 世界の常識とは隔絶した特殊な日本的悪弊が蔓延して社会全体を蝕んでいるが誰にも止めれない悲劇。 日清日露の戦争でも日中15年戦争でも第二次世界大戦でも同じで、終始一貫して日本政府(マスコミ)は国民に『この戦争は正義の戦争だ。日本は勝ち続けている』と言い続 . . . 本文を読む
加藤周一1919年~2008年(大正8年~平成20年)
日本人を『一言』で説明すれば、『国学』の本居宣長以来『日本人とは何か』との問いを、しきりに発して倦むことがない特異な国民であるといえる。
わが国で『日本人とは何か』という問いが繰り返されるのは、実は日本人であることが、何を意味するかが、はっきりしないところが原因している。
なぜはっきりしないのか。
日本人は、例えばイギリス人にとってのフ . . . 本文を読む
(フェンス越しの富士山と戦車)
『禁欲的なキリスト教文化、性に大らかな日本の伝統文化』
『不倫は日本の文化』の石田純一ではないが、我が日本国は欧米プロテスタント道徳のように『性』は禁忌ではなくエロには寛大だった。
子孫繁栄とか交通安全、村の守り神としての道祖神は男女の交合だし、もっと露骨に男根や女陰そのものを御神体とする神社や山ノ神の信仰は日本の全国各地に広く分布し . . . 本文を読む
京都でお茶を楽しむ新婚旅行で来日したブータン国王夫妻の和服姿
『悲しみの森ツアー』
朝日新聞の山梨地方版2011年11月19日「悲しみの森」に下流域の人招く(抜粋)
■手入れの大切さツアーで伝える
『ここが悲しみの森です。手入れがされずに光も入らない。かわいそうだが、不健康な樹木です』
登山道を登りながら、ガイド(73歳)が説明する。市が今月6日に開いた「悲しみの森・癒やしの森トレッキング . . . 本文を読む
元医師で外交官、中国で15年も広州領事などを歴任していた経験、手腕を買われて、初代駐日公使ラザフォード・オールコックは1858年(安政5)に日英修好通商条約が締結された時期に日本駐在総領事に任命されている。品川の高輪東禅寺に英国総領事として1859年(安政6年)から一時帰国する1862年までの3年間を綴った『大君の都』の驚愕的な内容には、今でも新鮮で『新しい驚き』がある。アロー号事件で中国に対し . . . 本文を読む
『それにしても日本の「右」」はネットウヨ並み』
『暴力装置』発言、どう考えますか?『合法的な強制力は武力だ』
西部邁の毎日新聞12月22日付け投稿記事ですが、これが日本国の『右翼一の論客の発言なのか。』と考えると、真底がっかりする内容で本当に悲しいですね。
これでは論理の組み立てや知的水準が、偶にこのブログにも来る知恵足らずの携帯中毒のネットウヨ諸氏と五十歩百歩。
日本国の歴史も文化も知らず . . . 本文を読む