ベネズエラの一件を見ながら、去年の終わりごろ書こうかなと思っていたことがまさしく問題になったなとか思っていた。
何を考えていたかというと、トランプの支持層というのは大きく分ければ2つあって、その2つがまったく逆の希望をトランプに投影している、これはうまくだまし続けられるんだろうか、という疑問。
トランプの支持層で集団化しているのは福音派で、国際関係ではイスラエル命みたいな人たち。足元ではかつて . . . 本文を読む
ちょっと忙しいので今日は長いものは書けないのだが、ベネズエラで起こっていることは異常としかいいようがない。
といってもベネズエラという場では別にあらたな混乱はない模様。
すごいのは、アメリカ。
米国務長官のポンペオが、米国内にあるベネズエラ資産を、グアイドという米の傀儡のあんちゃんが利用できるようにしたそうだ。
FRBが預かっているベネズエラ政府と中央銀行資産にある資産が対象らしい。
U . . . 本文を読む
今般のベネズエラのチンドン屋クーデーター騒ぎについて、トランプは黙ってるとか、トランプは別の考えがあるのだろう、みたいな話が日本語のブログ上では言われているようですが、トランプは大統領選挙に出たこともない、どこからどう見ても、誰でもわかるアメリカの傀儡を堂々とベネズエラの暫定大統領と認める、と言ってます。
ベネズエラ市民は長いこと、正統でないマドゥロ政権の手に長いことおかれて苦労 . . . 本文を読む
国際社会という語がアメリカとヨーロッパ主要国のことだと考える人にとっては、今般のベネズエラの一件は、「国際社会」が決めたのでアメリカが導入した奴が天下を取ると簡単に思うのかもしれない。
しかし、普通の意味で国際社会という語を使う人にとっては、起こったことは単なるアメリカが身もふたもない態度で臨んだクーデターで、それも成功したかというと失敗したという話にすぎない。
つい半日前、国連安保理の緊急理 . . . 本文を読む
トランプは年次の演説もさせてもらえないし、いろいろ手詰まりなのか、わざとなのかよくわからない混乱状態にあるわけですが、ベネズエラも面白いことをしている。
この政変はまったくのアメリカ主導で、ようするにサーカシュビリを付けてうぉーとか言ってる状態と同じなわけで、またいつもの奴かと呆れている人たちが多数いる中、トランプ政権は、エリオット・アダムスというおじいさんをベネズエラ問題の特別公使に指名。
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トンチキなクーデターをかましているアメリカですが、昨日も書いた通り軍は普通にマドゥロを支持。
マドゥロ政権はアメリカという外国がベネズエラという主権国家内でクーデターを教唆し、自分の支持する男を大統領として承認するという暴挙に出たため、アメリカとの外交関係を停止し、大使館、領事館等の閉鎖を命じた。
しかし、アメリカは自分の承認した男こそ大統領だからマドゥロにはなんの権限もな~いとか言っちゃって . . . 本文を読む
さっき書いた通り、ベネズエラの顛末は実にバカくさい。
アメリカが送り込んだ奴を大統領として承認しているのは、現在のところ14か国らしい。
US - Canada - Brazil - Paraguay - Colombia - Argentina - Peru - Ecuador - Costa Rica - Chile - Guatemala - Panama - Hondura . . . 本文を読む
ベネズエラで昨日、政変らしきものが起こった。
米国が嫌いまくっていたチャベスの次のニコラス・マドゥロが昨年選挙で勝って2期目となり、今年2019年1月10日に就任式をした。
米はかねてから、選挙そのものが不正だといって野党のリーダーを応援しまくっていた。声で応援だけでなく近隣諸国を使ってなにやら不穏なことをしているという噂もでまくっていた。
そこで、一部の軍がマドゥロに反旗を翻したところから . . . 本文を読む
どうでもいい話だが、トランプとロシアが結託しているという話がこの2年ひっきりなしに出ているが、どれもかしこも全然決定打になってない。
Glen Greenwoodが、トランプ&ロシアの結託ネタの失敗10題をあげていた。ゼロヘッジで拾った。
Beyond BuzzFeed: The 10 Worst, Most Embarrassing US Media Failures On The Trum . . . 本文を読む
ルノーと日産の話、あるいはゴーンさんの話は一体何がしたいのかまだ見えない。あまり深刻に興味を持っても見ていないのだが、ちょっと面白い記事を見つけたのでメモ。
1月16日付けのものなのでちょっと古くなったが、このテレビ東京の記事というか番組は、興味深いのにあまり広がってない感じ。
独自 ルノーが日産に送った書簡を入手
https://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/news . . . 本文を読む
日曜日の7時のニュースを流し見したところ、NHKはトランプ大統領が弾劾にさらされるのもやむを得ない、だって酷いんだから、みたいな調子だった。
面白いよね。NHKの方がアメリカ合衆国大統領より上の立場にあるような調子なんだもの。本人が来たらかしずくくせにね(笑)。
要するに、巷間「ディープステート」とか言われる、現在の体制の既得権益者たちが何がなんでもトランプによる現状変更を阻止しようと謀略の限 . . . 本文を読む
日本の状況はガラパゴスだと何度も書いている私だが、本邦大本営のNHKは、EUがガラパゴス化しているなどと書いていた。
ヨーロッパは「ガラパゴス化」したのか? 正念場を迎えるEU
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190108/k10011770301000.html
どうしてガラパゴスなんて言葉が出て来たのかというと、ブルガリアの政治学者が . . . 本文を読む
第二次世界大戦の結果を承服しない唯一の国と宣言されちゃった日本ですが、このインパクトは日本の知的な敗戦と呼ぶべきものかしらなどと思ってる。
ではなぜこのモメントが来たのかというと、安倍政権に至る道筋というのは、日本の再武装化だったが、それと同時に日本はロシアを外交のダシに使うことで、ロシア(場合によってはロシア+中国)の周辺国との関係を構築し、結果的にロシアを丸裸にする試みを行っていたということ . . . 本文を読む
プーチン大統領は昨日、セルビアを訪問していた。
ロシアのリーダーの訪れを歓迎していることが様々なシーンでよくわかり、それはどれも印象的だったが、ベルグラードで第二次世界大戦の戦没者の記念碑にブチッチ大統領と共に詣でる姿を見ていて、私は思わず涙目になった。
セルビアは、リトル・ロシアというあだ名が示す通り、歴史的、文化的、宗教的、民族的にロシアとの紐帯がとても深いところ。
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安倍というより歴代の政権を支えてきた日本の外務省は、怒ってみるとか、反論してみるとかしないんでしょうか?
ラブロフ外相 日本は「第2次大戦の結果を完全に認めることができない唯一の国」
https://jp.sputniknews.com/politics/201901165809597/
ロシアのラブロフ外相は記者会見で、第2次世界大戦の結果を日本が認めることは、現代の国際体制の不可避かつ . . . 本文を読む