7月21日(土)「BIGBANG ALIVE GALAXY TOUR」上海公演に行ってきました。
BIGBANGの「ALIVE GALAXY TOUR」は7月21日の上海公演を皮切りに、シンガポール、アメリカ、ブラジル、イギリスなど16カ国25都市を回ります。ツアータイトルにもなっている、SUMSUNGの「GALAXY S III」のプロモーションも兼ねています。
上海公演:2010年7月21日(土)19:30開演
場所:メルセデスベンツアリーナ(梅塞斯-奔驰文化中心)上海万博会場跡地の上海万博用に作られたホール。
ALIVE GALAXY TOURのスタートが上海となり、その後広州(7月28日)、北京(8月4日)が続くのですが、中国公演の詳細が正式発表されたのが7月上旬と遅かった上、チケットの発売は公演の2週間前という慌しいスケジュールでした。北京公演は8月4日ですが、7月24日時点でまだチケットが発売されていません。
そして、なんじゃこりゃと思うほどチケットが高かったです。
アリーナ:2012元(約2万7000円)
スタンド1階前方:1800元(約2万4000円)、スタンド1階後方:1500元(約2万円)
スタンド2階前方:1100元(約1万5000円)、中間:800元(約1万1000円) 後方:500元(約6700円)
2階スタンドで1100元(約1万5千円)はないだろう・・・?2階スタンドの最後列で500元(約6700円)!?
こんなことなら、いっそアリーナの2012元(約2万7000円)でも買ってやろうか・・・・(という気分になる)・・・・
と思ったのですが、一般発売の時点ではアリーナ席は完売でした。上海現地メディアのニュースによると、発売から15分でアリーナ席は完売したそうです。
BIGBANG中国公演のチケットは買票網(mypiao.com)という業者が総代理になっているのですが、チケット発売日は予約サイトがダウンしていました。こんな高いチケット誰が買うんだ?と思ったのですが、大入りでした。当日はチケットを求めて会場に集まったファンが1000人くらいいたのではと思います。
【会場周辺】
ホールの入口にいる子たちはチケットを持っておらず、当日チケットが放出されることに望みをかけて集まっていました。みんなmypiao網に対して文句を言ってました。
会場に入ると、スタンド2階の最後列まで満席。スタンドの後方の僅かなスペースには立ち見客もいました。花道とワイヤーセットも作られています。
BIGBANGのコンサートは、2010年2月の「ELECTRIC LOVE TOUR」武道館公演を観たことがありました(過去ログ)。ですが、あのライブを境に、なぜかBIGBANGのライブに対する興味を失っていきました。ライブがつまらなかったわけでは決してないのですが、BIGBANGに対して期待してたものと違うと感じたのかもしれません。その後、2010年11月に、2PM目当てで観に行ったマカオMAMAで見たYGファミリーがあまりにもかっこよかったので(過去ログ)、BIGBANGの韓国版ライブは一度観てみたいと思っていました。
BIGBANG上海コンサートのチケットの高さは尋常ではありませんでしたが、観れるチャンスがあるだけでもありがたい・・・と行ってみることにしました。
公演そのものは、少なくとも私が見ていた位置ではPAがひどすぎて、いいも悪いもなかったです。PAが悪くて舞台にほとんど集中できなかったです。「ガラガラGO!」などは日本語ではないことは分かったのですが、英語で歌っているのか韓国語で歌っているのかよく分からなかったほどです。パフォーマンスに完全に意識を奪われたのは「Monster」くらいで、「Monster」のときのテソンはものすごくかっこよかったです。
舞台セットはシンプルで、ライトや映像演出なども決して派手なものではありません。衣装は全体的に黒がベースでストイックなかんじです。生バンドがついていましたが、PAが悪すぎて評価のしようがないのでは。ステージで一番豪華なポイントというとバックダンサーでしょうか。バックダンサーは数が多いのに妨げになるこもなく、非常にかっこよかったです。
BIGBANGはこれまで中国活動をほとんどしてきませんでした。他のK-POPグループと比べても、格段に中国活動が少なかったです。それなのに、「ハルハル」(アコースティックバージョン)のとき、メンバーが客席にマイクを向けたら観客が一体となって韓国語で歌う声が響き渡ったのです。スクリーンに映ったTOPやテヤンが、驚いたような笑顔を見せていたのが印象的でした。
ライブに集中できないので、途中からもっぱらオペラグラス観察に熱中し始めたのですが、なんとなくGドラゴンばっかり追ってしまいました。Gドラはものすごくステージ栄えするというか、映像栄えする人だと思います。ステージの大スクリーンに映ったときの小さな仕草、表情、目線の一つ一つから常にオーラを感じます。
アンコールのときに、Gドラがアクセサリーを外してアリーナ席に投げてしまいました。その後、衣装の黒い上着も投げてしまって、衣装投げちゃっていいのかな・・・と思いましたが、上は黒いタンクトップのみの姿になったので、背中と上腕部のタトゥーがよく見えました。ステージの淵にはペットボトルと白いタオルが置いてあり、Gドラがタオルを1枚手に取りました。頭にタオルを巻こうとしていたのですが、上手く巻けなかったのでタオルでピンクゴールドの髪を拭き、左手にタオルを持って花道を左右に歩いていきました。客席にタオルを投げようとしながら、なかなか投げません。もしかしたら投げないのかな・・・?自分の汗を拭いたようなものは客に投げたりしないのかな・・・?と思って見ていたのですが、最後は普通に投げたので、なんかほっとしました。
MCは基本的には韓国語ですが、通訳も字幕も入りませんでした。スンリとテソンは怪しい中国語でガンガン攻めて笑わせてくれました。テヤンも中国語で盛り上げようとしてくれます。BBデビューまでの実録番組によると、GドラとテヤンがYGの練習生だった頃、第2外国語としてGドラは中国語、テヤンは日本語を勉強していたそうです。テヤンは着々と日本語を覚えていったようですが、Gドラの中国語は・・・中国ファンの期待に応えられるようなものではないというのは度々言われていました。
GドラとTOPはなかなか中国語を披露してくれません。この2人はそう簡単には道化たことをしないようです・・・。アンコール近くになって、やっと中国語を少し話してくれたときは、余計に会場が沸きました。MCの軸となるのはテヤンで、最後のバンドメンバーの紹介をするのもテヤン、終幕のときに正面から観客に挨拶するのもテヤンでした。
私がこれまで観てきたK-POPライブというと、SuperJuniorの「SuperShow」が大半を占めるので、どうしても「SuperShow」と比べたくなってしまいます。「SuperShow」との最大の違いといえば、BIGBANGのライブは腐女子サービスが皆無でした。SuperJuniorの場合、中国ファンがそういうサービスを期待しすぎていて、おかしなことになっているのですが、BIGBANGはそういう要素がなかったです。あたりまえか・・・?
海外公演の緊張もあるのかもしれませんが、メンバー同士の接触すら目を皿にして探してもほとんどなかったです。GドラがスンリのMCのときは妙に楽しそうにしているくらいでしょうか・・・。
今回のステージも特設花道が作られていたのですが、公演の後花道に物が一つも落ちていませんでした。花道にタオルや応援グッズを投げ込んだりする観客が全くいません。SuperShowだったら、公演後の花道にはタオルやグッズ、ぬいぐるみからお菓子まで、ありとあらゆるものが溢れかえっています。それがおもちゃ箱をひっくり返したSuperShowの醍醐味でもあるのです。
BBのファンは熱狂的ではありますが、メンバーの名前をひたすら絶叫するような子はおらず、BIGBANGというグループと音楽が好きなんだなと感じます。観客の中には割とセクシーな服でオシャレをした、これからクラブに行くみたいなかんじのキレイな女の子も結構いました。中国では珍しいです。
アンコールが終わった後も、完全には客席ライトが点灯されず、スタッフも片付けを始めようとしないのでファンは会場から去ろうとしませんでした。「ALIVE」のCDがかかっていたので、「MONSTER」や「BLUE」をファンが合唱していたのです。BIGBANGが再びステージに現われることを願って。しかしメンバーはステージに現われず、15分くらい経ったところでやっと閉演のアナウンスが流れました。もしかしたらメンバーを会場から移動させるための時間かせぎのために、この15分間はあったのかなとも思いました。
この後「BIGBANG ALIVE GALAXY TOUR」は広州公演(7月28日)と北京公演(8月4日)が控えています。もっと良い席で観たいと思いました。もっと良い席で、もっと良いPAを求めて広州か北京公演まで追いかけたい・・・しかし良い席を手に入れるのは既に不可能です。それに、何となく、追いかけても満足することはきっとないだろうと思います。自分が満足することはないかもしれないけれど、でも追いかけたい・・・そういう気持ちになりました。
≪セットリスト≫
1. Tonight
2. Hands up
3. Fantastic baby
4. How gee
5. Stupid liar
6. Knock out
7. High high
8. Strong baby
9. What can I do?
10. ガラガラ GO
11. Number 1
12. Café
13. Bad boy
14. Blue
15. Love song
16. Monster
17. Feeling
18. Just look at me
19. Wedding dress
20. Where u at
21. Wings
22. Haru haru(アコースティックバージョン)
23. Lies
24. Last farewell
25. Heaven
26. Alive
BIGBANGの「ALIVE GALAXY TOUR」は7月21日の上海公演を皮切りに、シンガポール、アメリカ、ブラジル、イギリスなど16カ国25都市を回ります。ツアータイトルにもなっている、SUMSUNGの「GALAXY S III」のプロモーションも兼ねています。
上海公演:2010年7月21日(土)19:30開演
場所:メルセデスベンツアリーナ(梅塞斯-奔驰文化中心)上海万博会場跡地の上海万博用に作られたホール。
ALIVE GALAXY TOURのスタートが上海となり、その後広州(7月28日)、北京(8月4日)が続くのですが、中国公演の詳細が正式発表されたのが7月上旬と遅かった上、チケットの発売は公演の2週間前という慌しいスケジュールでした。北京公演は8月4日ですが、7月24日時点でまだチケットが発売されていません。
そして、なんじゃこりゃと思うほどチケットが高かったです。
アリーナ:2012元(約2万7000円)
スタンド1階前方:1800元(約2万4000円)、スタンド1階後方:1500元(約2万円)
スタンド2階前方:1100元(約1万5000円)、中間:800元(約1万1000円) 後方:500元(約6700円)
2階スタンドで1100元(約1万5千円)はないだろう・・・?2階スタンドの最後列で500元(約6700円)!?
こんなことなら、いっそアリーナの2012元(約2万7000円)でも買ってやろうか・・・・(という気分になる)・・・・
と思ったのですが、一般発売の時点ではアリーナ席は完売でした。上海現地メディアのニュースによると、発売から15分でアリーナ席は完売したそうです。
BIGBANG中国公演のチケットは買票網(mypiao.com)という業者が総代理になっているのですが、チケット発売日は予約サイトがダウンしていました。こんな高いチケット誰が買うんだ?と思ったのですが、大入りでした。当日はチケットを求めて会場に集まったファンが1000人くらいいたのではと思います。
【会場周辺】
ホールの入口にいる子たちはチケットを持っておらず、当日チケットが放出されることに望みをかけて集まっていました。みんなmypiao網に対して文句を言ってました。
会場に入ると、スタンド2階の最後列まで満席。スタンドの後方の僅かなスペースには立ち見客もいました。花道とワイヤーセットも作られています。
BIGBANGのコンサートは、2010年2月の「ELECTRIC LOVE TOUR」武道館公演を観たことがありました(過去ログ)。ですが、あのライブを境に、なぜかBIGBANGのライブに対する興味を失っていきました。ライブがつまらなかったわけでは決してないのですが、BIGBANGに対して期待してたものと違うと感じたのかもしれません。その後、2010年11月に、2PM目当てで観に行ったマカオMAMAで見たYGファミリーがあまりにもかっこよかったので(過去ログ)、BIGBANGの韓国版ライブは一度観てみたいと思っていました。
BIGBANG上海コンサートのチケットの高さは尋常ではありませんでしたが、観れるチャンスがあるだけでもありがたい・・・と行ってみることにしました。
公演そのものは、少なくとも私が見ていた位置ではPAがひどすぎて、いいも悪いもなかったです。PAが悪くて舞台にほとんど集中できなかったです。「ガラガラGO!」などは日本語ではないことは分かったのですが、英語で歌っているのか韓国語で歌っているのかよく分からなかったほどです。パフォーマンスに完全に意識を奪われたのは「Monster」くらいで、「Monster」のときのテソンはものすごくかっこよかったです。
舞台セットはシンプルで、ライトや映像演出なども決して派手なものではありません。衣装は全体的に黒がベースでストイックなかんじです。生バンドがついていましたが、PAが悪すぎて評価のしようがないのでは。ステージで一番豪華なポイントというとバックダンサーでしょうか。バックダンサーは数が多いのに妨げになるこもなく、非常にかっこよかったです。
BIGBANGはこれまで中国活動をほとんどしてきませんでした。他のK-POPグループと比べても、格段に中国活動が少なかったです。それなのに、「ハルハル」(アコースティックバージョン)のとき、メンバーが客席にマイクを向けたら観客が一体となって韓国語で歌う声が響き渡ったのです。スクリーンに映ったTOPやテヤンが、驚いたような笑顔を見せていたのが印象的でした。
ライブに集中できないので、途中からもっぱらオペラグラス観察に熱中し始めたのですが、なんとなくGドラゴンばっかり追ってしまいました。Gドラはものすごくステージ栄えするというか、映像栄えする人だと思います。ステージの大スクリーンに映ったときの小さな仕草、表情、目線の一つ一つから常にオーラを感じます。
アンコールのときに、Gドラがアクセサリーを外してアリーナ席に投げてしまいました。その後、衣装の黒い上着も投げてしまって、衣装投げちゃっていいのかな・・・と思いましたが、上は黒いタンクトップのみの姿になったので、背中と上腕部のタトゥーがよく見えました。ステージの淵にはペットボトルと白いタオルが置いてあり、Gドラがタオルを1枚手に取りました。頭にタオルを巻こうとしていたのですが、上手く巻けなかったのでタオルでピンクゴールドの髪を拭き、左手にタオルを持って花道を左右に歩いていきました。客席にタオルを投げようとしながら、なかなか投げません。もしかしたら投げないのかな・・・?自分の汗を拭いたようなものは客に投げたりしないのかな・・・?と思って見ていたのですが、最後は普通に投げたので、なんかほっとしました。
MCは基本的には韓国語ですが、通訳も字幕も入りませんでした。スンリとテソンは怪しい中国語でガンガン攻めて笑わせてくれました。テヤンも中国語で盛り上げようとしてくれます。BBデビューまでの実録番組によると、GドラとテヤンがYGの練習生だった頃、第2外国語としてGドラは中国語、テヤンは日本語を勉強していたそうです。テヤンは着々と日本語を覚えていったようですが、Gドラの中国語は・・・中国ファンの期待に応えられるようなものではないというのは度々言われていました。
GドラとTOPはなかなか中国語を披露してくれません。この2人はそう簡単には道化たことをしないようです・・・。アンコール近くになって、やっと中国語を少し話してくれたときは、余計に会場が沸きました。MCの軸となるのはテヤンで、最後のバンドメンバーの紹介をするのもテヤン、終幕のときに正面から観客に挨拶するのもテヤンでした。
私がこれまで観てきたK-POPライブというと、SuperJuniorの「SuperShow」が大半を占めるので、どうしても「SuperShow」と比べたくなってしまいます。「SuperShow」との最大の違いといえば、BIGBANGのライブは腐女子サービスが皆無でした。SuperJuniorの場合、中国ファンがそういうサービスを期待しすぎていて、おかしなことになっているのですが、BIGBANGはそういう要素がなかったです。あたりまえか・・・?
海外公演の緊張もあるのかもしれませんが、メンバー同士の接触すら目を皿にして探してもほとんどなかったです。GドラがスンリのMCのときは妙に楽しそうにしているくらいでしょうか・・・。
今回のステージも特設花道が作られていたのですが、公演の後花道に物が一つも落ちていませんでした。花道にタオルや応援グッズを投げ込んだりする観客が全くいません。SuperShowだったら、公演後の花道にはタオルやグッズ、ぬいぐるみからお菓子まで、ありとあらゆるものが溢れかえっています。それがおもちゃ箱をひっくり返したSuperShowの醍醐味でもあるのです。
BBのファンは熱狂的ではありますが、メンバーの名前をひたすら絶叫するような子はおらず、BIGBANGというグループと音楽が好きなんだなと感じます。観客の中には割とセクシーな服でオシャレをした、これからクラブに行くみたいなかんじのキレイな女の子も結構いました。中国では珍しいです。
アンコールが終わった後も、完全には客席ライトが点灯されず、スタッフも片付けを始めようとしないのでファンは会場から去ろうとしませんでした。「ALIVE」のCDがかかっていたので、「MONSTER」や「BLUE」をファンが合唱していたのです。BIGBANGが再びステージに現われることを願って。しかしメンバーはステージに現われず、15分くらい経ったところでやっと閉演のアナウンスが流れました。もしかしたらメンバーを会場から移動させるための時間かせぎのために、この15分間はあったのかなとも思いました。
この後「BIGBANG ALIVE GALAXY TOUR」は広州公演(7月28日)と北京公演(8月4日)が控えています。もっと良い席で観たいと思いました。もっと良い席で、もっと良いPAを求めて広州か北京公演まで追いかけたい・・・しかし良い席を手に入れるのは既に不可能です。それに、何となく、追いかけても満足することはきっとないだろうと思います。自分が満足することはないかもしれないけれど、でも追いかけたい・・・そういう気持ちになりました。
≪セットリスト≫
1. Tonight
2. Hands up
3. Fantastic baby
4. How gee
5. Stupid liar
6. Knock out
7. High high
8. Strong baby
9. What can I do?
10. ガラガラ GO
11. Number 1
12. Café
13. Bad boy
14. Blue
15. Love song
16. Monster
17. Feeling
18. Just look at me
19. Wedding dress
20. Where u at
21. Wings
22. Haru haru(アコースティックバージョン)
23. Lies
24. Last farewell
25. Heaven
26. Alive