上海阿姐のgooブログ

FC2ブログ「全民娯楽時代の到来~上海からアジア娯楽日記」の続きのブログです。

10月23日(土)上海「東亜飛揚」コンサート~~JYJと中華明星たち~~

2010年10月29日 | エンタメの日記
10月23日(土)上海虹口サッカー場に「東亜飛揚」コンサートを観に行ってきました。
「東亜飛揚」コンサート特設サイト(百度娯楽):http://yule.baidu.com/zt/music/musicdongya/
「東亜娯楽」という芸能事務所の所属タレント、合計22名が出演したそうです。(申報服務 10月27日発売号より)


 主な出演者:アンディ・ラウ(劉徳華)、レオン・ライ(黎明)、アンソニー・ウォン(黄秋生)、リッチー・レン(任賢斉)、サミー・チェン(鄭秀文)、ミリアム・ヤン(楊千嬅)、アンディ・ホイ(許志安)、エディソン・チャン(陳冠希)、ショーン・ユー(余文楽)、韓紅(ハン・ホン)、JYJなど。(当初、EXILEの名前も挙がっていましたが、途中で出演者リストから名前が消えました)
 この公演自体がチャリティ目的でもあり、また、上海万博との関係もあったため、スタンド2階席は万博ボランティアの大学生にチケットが配られたようです。あるブロックはほとんど万博ボランティアで埋められていました。

当日はすごい雨でした。一般的に上海のコンサートは台風・雷雨以外はかなりの雨でも決行しますが、こんなにひどい雨でコンサートをやるのも珍しい、というくらい降ってました。ステージに水溜りができてしまい、踊るたびに足元で水しぶきが上がる状態です。舞台上のモニターが映す映像でも雨粒がざあざあと降り注ぎ歌っているスターの顔が見えないくらいでした。

会場には想像していたよりも遥かに多くのJYJファンが集まっていました。
いまのところ「東方神起」と「JYJ」をそれほど区別していないみたいで、ペンライトは赤で、「東方神起」の風船を持っていたり、ところどころから「東方神起(ドンファンシェンチー)」コールが聞こえてきます。
10月23日のイベントにJYJが出るということはかなり早くから告知されていました。しかし、その後「JYJショーケース(SC)」のスケジュールが発表になり、10月24日には香港SC、11月7日には上海SC公演もスケジュールされていたので、23日の上海はパスする人が多いのでは?と思ったのですが、東方神起のコンサートかと思うくらい赤いペンライトが客席に光り、しかもJYJのファンは一ヶ所に固まっているわけではなく会場中のいたるところにいて大変な存在感を発揮していました。
【JYJが出てきたときの客席】赤い蛍光棒が一斉に光りました。スタンドの前列はJYJファンが購入し、後ろの方の列は万博ボランティアの学生が配布されたチケットで見に来ていたようです。
  

オープニングで出演者が順番にモニターに映るときも、JYJが映ったときに他とは明らかに違う女の子の鋭い歓声が響きました。JYJの次に反響が大きかったのはエディソン・チャン(陳冠希)が映ったときです。2008年の初頭に「香港芸能界ポルノ写真流出事件」(中国語ではこの事件のことを「艶照門」といいます)以来、実質的に芸能活動を休止していたので久々の登場です。エディソンの名前と写真がモニターに映ったとき客席から「ワーッ!!」っと歓声が上がったのですが、歓声に続いて何故か「ハハハハ~」と爆笑が起きたのです。観客が申し合わせたように同じ反応したのが余計に可笑しかったです。

JYJはラスト2組目として登場しました。
トリは中華圏のスーパースター・アンディ・ラウ(劉徳華)に決まっているので、ラスト2組目というのは実質的にいうと一番いいポジションだと思います。
ジェジュン、ユチョン、ジュンス、3人の全体的なカラーは赤と黒で、スタイルとしてはアルバム「The Beginning」のジャケットイメージとほとんど同じです。その前に出てきた香港スターがベテランばかりなので、JYJが出てきたとき「若い!!」と思ってしまいました。
その前に出てきた大量の中華スターたちは、観客にとっては「憧れのスター」というより「古馴染み」みたいなかんじです。リッチー・レン(任賢斉)、サミー・チェン(鄭秀文)、ミリアム・ヤン(楊千嬅)、アンディ・ホイ(許志安)・・・彼らの歌はいやというほどカラオケで歌われ、スーパーマーケットで繰り返し流れ、生活の中で大量に消費され、なおかつ愛されてきた音楽です。第一線で華々しく活躍してきた彼らも35歳を過ぎています。

JYJが出てきたとき「芸能人が出てきた」という感じがしました。華があります。
「EMPTY」「be the one」「見つけ出した」(←英語・韓国語タイトルが分かりません)の3曲を歌いました。3曲目が可愛い曲でこれが一番良かったです。
ただ、ユチョンはとても疲れているかんじで、2階スタンドから見ても顔色が悪く見えました。メークのせいかもしれませんがやや蒼白で表情に乏しかったです。ジェジュンが一番元気でファンサービスも良かったです。ジュンスの歌は一番安定してました。24日の香港ShowCaseに行った友達も、ジェジュンはずっと笑顔を絶やさなかったと言ってました。

3曲分しかステージを見ていない上での印象ですが、3人のステージを見て思ったのは、
「3人は“SMエンターテイメントのタレント”ではなくなったんだな。」
ということです。
振り付け、楽曲、ファッションから「SMカラー」がなくなって、なんというか、暗さがなくなりました。
別に東方神起が暗いグループだったというわけでは決してないのですが、音楽だけでなく映画やドラマでも、韓国芸能のテイスト自体「悲劇的な美」を追求する面があるし、全体的に過剰にドラマチックなものを求める傾向があると思います。
ですが、10月23日の上海のステージのJYJを見ると、極端なところがなくなって自然体になった。と思いました。彼ら本人がもともと持っている個人としての気質が前よりもよく表れているような気がします。特にジェジュンは大人なイメージになりました。
中国ではジェジュンの人気が圧倒的でジェジュンが前に出たりスクリーンに映るたびに大歓声です。観客の影響もあって、JYJのステージ自体、ジェジュンが引っ張ってるようなかんじでした。

最近のK-POPグループは、振り付け・ファッションなどの面で極端に劇的な効果を目指していて、そういう姿はストイックにも見えるんだけど、やってる内容はきわどいSEXYなものだったり・・・といった二面性が特徴で、魅力でもあります。そういう意味でいうと、JYJは韓国っぽくなくて、英語圏市場を意識しているのかな・・・?と思いました。

11月7日(日)には上海大舞台で「JYJ歌友会」(←ShowCaseのこと)が予定されていましたが、10月28日現在チケットは発券されていません。

10月23日の「東亜飛揚」コンサートではアリーナに花道がありました。
中国の主要都市には、だいたいどこでも3~5万人規模の屋外スポーツスタジアム・サッカー場があります。(北京:工人体育場、上海:上海8万人体育場、虹口サッカー場、杭州:黄龍体育場、南京:南京奥体中心体育場など)
コンサートにもこういったスタジアムがよく使われますが、大陸の場合、アリーナに花道を作るという習慣はありませんでした。中華圏の歌手はグループが少なく基本的にソロなので、花道を作る必要性があまりないです。また、アリーナのチケットは高額に設定されるので、花道を作って好スペースを潰してしまうより、客席にしてチケットを売った方がいいというのが商業的な判断なのではと思います。
花道はなくて当たり前でした。
アリーナに花道を設置するというステージ設計にトライしたのは東方神起です。
東方神起の中国初コンサート、2008年5月の2ndアジアツアー(-O-)上海公演では、予定通りの花道が作れず当日フタを開けてみたらレイアウトが違うという結果になりました。この失敗はファンの間ではものすごく不評を買い非難の嵐でした。ですが、上海の会場では花道を作るという施工経験がなかったのだから、上手くいかなくても無理もないです。
翌年2009年10月の3rdアジアツアー(MIROTIC)上海公演では、十字型の花道を作ることに成功し、オープニングのワイヤー吊りも再現しました。
「東亜飛揚」では全体を通じて花道が効果的に使われていました。これからは上海でもいろいろなアーティストのコンサートで花道を使ったステージが見られるかもしれません。
東方神起とSMエンターテイメントが、中国のコンサート文化を進歩させた。そう言っても間違いではないと思います。
【百度 JYJ吧の横断幕】
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中国を通じて見る「北朝鮮」  (芸能情報ではなく、普通の日記です)

2010年10月24日 | 普通の日記
半年間に渡って行われた上海万博も残すところあと1週間です。
一番良く行ったパビリオンは「北朝鮮館」だったかもしれません。
並ばなくても入れるし、日本から来たお客さんも興味を持っているので、行く機会が多かったです。
日本から来たお客さんは「北朝鮮」に対してすごく敏感に反応するので、それが少し驚きでした。
北朝鮮館は結構お土産が充実しているので「お土産はいかがですか?」とお客さんに勧めても、
「何かあったときに家で発見されたりしたら恐いから。」
と断られることが多かったです。
それなのに、男性の方などは、売り場の北朝鮮の女性の顔をかなりアップで写真に撮ったりして、やっぱり興味はあるんだな、と思いました。

中国は相対的にみると北朝鮮にとって最大の友好国で当然国交もあるので、北朝鮮の人と中国で出会うことはたまにですがあります。(北朝鮮と国交があるのは2010年現在162ヶ国だそうです。国交があるからといって交流が盛んとは限りませんが、少なくとも中国、ロシア、アフリカ、ヨーロッパ諸国などとは交流があるようです。)
私が知る限り、旅行や私的なビジネスで来ているわけではなく国から派遣されてきており、たいてい胸にバッチを付けています。日常的な中国語を話すことができ、留学経験があるという人も多いのではないでしょうか。中国の大学には北朝鮮の留学生も在籍しています。
数は少ないですが普通に存在にしているので、北朝鮮をそこまで奇異な存在だとは思わなくなります。

中国を通じてみる「北朝鮮」
~北朝鮮レストラン~
上海には4~5軒北朝鮮レストランがありますが、店によってかなり雰囲気が違います。
妙に商業化されたところもあるし、5ツ星ホテルの中にある洗練された店もあれば、ちょっと暗いディープなかんじのところもあります。値段がやや高めに設定されているということもあり、韓国人と日本人のお客さんが多いと思います。民族衣装を着た女性店員が丁寧なサービスしてくれるのが特色で、夜は歌や踊りのショーもあり、日本人のお客さんが来ると「北国の春」や「時の流れに身をまかせ」(テレサ・テン)を歌ってくれたりします。
現在韓国籍の人の中には、北朝鮮がルーツという人もいて、
「うちのルーツは北朝鮮で、実家で作るキムチがこういう味付けだったから、ここの(北朝鮮レストランの)キムチが好き。」と言ってる人がいました。

ショーのダンスは伝統楽器を使ったもの、農作業・収穫をテーマにしたものもありますが、一番多いのは「花」をモチーフにした演目だと思います。あれを見ていると、女性=「花」というイメージが刷り込まれます。
女性は野に咲く花のように、ただ美しくしなやかに、害が無く溌剌としている・・・
こういう女性像はもはや北朝鮮にしかないのでは、と思います。
ショーの衣装や音楽、踊りそのものは綺麗ですが、人間的な情感に乏しくストーリー性がほとんどないので「もう一度見たい」とはあまり思わないです。

~北朝鮮旅行~
中国から団体旅行で北朝鮮に行くことができます。日本国籍者を受付るかどうかは旅行会社によるのでしょうか?
距離的に近い吉林省、遼寧省などからの渡航が多いのではないでしょうか。
大連にある会社のマネージャーさんが、本気かどうかは分かりませんが
「今年の社員旅行は北朝鮮に行きたいと思ってます。」
と言っていたことがあります。どうして北朝鮮へ?と聞くと、
「今の北朝鮮は40年前の中国のようなところ。今でも社会主義を貫いている姿に興味がある。」と言っていました。また
「若い社員にとっては、行ってみたら色々と考える機会になると思う。」とのこと。
【朝鮮旅行のパンフレット】
  

~公演など~
ごくたまにですが、北朝鮮の芸術団が舞踊や「音楽劇」(←ミュージカルのこと)、雑技などの公演を中国で行っています。

~サッカーワールドカップ アジア予選~
ワールドカップ南アフリカ大会のアジア予選では韓国と北朝鮮が対戦しました。
ワールドカップの予選は「ホーム・アンド・アウェー」方式なので、本来であれば韓国と北朝鮮で試合するはずなのですが、北朝鮮側では試合は行われず、代わりに上海で行われました。これはワールドカップとしても異例の措置だそうです。
友達にサッカー好きがいたので、2008年9月10日のアジア最終予選韓国VS北朝鮮戦を観に行きました。
北朝鮮のサポーターはドラのような鳴り物を叩いて赤いTシャツで応援してました。多くは中国に滞在している人が応援に動員されたようで、留学生なども多かったようです。

【アジア最終予選 韓国VS北朝鮮】
  

~上海万博 北朝鮮館~
小さなパビリオンです。通り抜けるだけの構造なので、いつ行っても並ぶことはほとんどありません。


中国の人は北朝鮮館を訪れ写真や映像などを見て、
「昔の中国みたい。」
とよく語っています。特に国の会議の映像が流れると、起立のタイミングや拍手の仕方などを見て「そっくりだ!」という声が聞こえてきます。
お土産コーナーは充実しており、切手、本、絵葉書、コイン、記念貨幣、VCD、工芸品、羽で作った絵などが売られています。ガラスケースの中にダンスのVCDがあったので、1つ買ってみようと思いました。5種類くらい並んでいたけれど、同じような表紙でどれを買ったらよいのか分かりません。一緒に行った友達に「似たような写真のVCDがたくさんあって、シリーズものみたいなんだけど、どれ買ったらいいと思う?」と聞いてみました。友達は「普通、シリーズもので一番出来がいいのはだいたいパート2だよ。」と言い、そうだよな、と思い売り場に戻りました。

40代半ばくらいの女性が売り場を担当していて、その近くで50歳くらいの男性が休憩していました。売り場の女性に

「VCDはたくさん種類があるけれど、どれが面白いの?」

と中国語で聞くと、女性はあまり中国語が分からないようで、近くにいた男性を呼んできました。もう一度2人に向って

「パート1からパート5まであるけど、どれが1番面白いの?」 と聞くと
「パート2が一番いい。」 と2人揃って答えました。
私     「パート2がケースにないじゃないの。」
売り場の人 「パート2は売り切れた。」
私     「在庫はないの?」
売り場の人 「もうない。」

・・・やっぱり・・・!!

北朝鮮でもシリーズもので一番面白いのはパート2なんだ・・・!!!

初めて北朝鮮と共通点を見出したような気がします。

北朝鮮の人と中国で、ただの個人として中国語で交流する限り、彼らが自国でどういう暮らしをしているのかまでは感じ取ることができませんが、それほど奇異な存在とは感じないです。
独特の雰囲気はありますが、それでも「独特ながらも普通に存在している」としかいいようがないです。

ただし、日本人が「韓国語」で北朝鮮の人とコミュニケーションをするのはかなり難しいのではと思います。というのは、現在の北朝鮮の人が話しているのは彼らがいうところの「朝鮮語」であり、日本人が習っているのは現在の韓国で話されている「韓国語」を外国人が学びやすように、噛み砕いたものなので、発音、語彙、話し方などに相当の乖離があるようです。


【おまけ 万博のおみやげ 北朝鮮館】
VCD:結局パート1を買いました。1枚30元(約450円)
  

色々な記念切手がありましたが「抗美援朝戦争」の記念切手シートを買ってみました。「抗美援朝戦争」とは「朝鮮戦争」のことです。中国ではこのように呼ばれます。建国したばかりの中華人民共和国が北朝鮮に大量の「志願軍」を派遣しました。人海戦術的な作戦で膨大な数の戦死者を出したといわれています。毛沢東の息子も戦死しています。少しは知っている内容があるかな?と思ってこれを買ってみたけれど、知ってる内容が全くなかったです・・・。。
  
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9月中旬から10月中旬まで~~飛輪海、SHINee、CNBLUE、2PM・・・

2010年10月16日 | 日記
お久しぶりです! 前から更新がまばらでしたが、今度こそ本当に「お久しぶり」になってしまいました・・・。
阿姐は元気にしてます。前に更新したのが9月13日だから1ヶ月以上空いてしまったので・・・この1ヶ月何があったかざっと振り返ってみます^^

~~ 9月23日(木) 飛輪海(フェイルンハイ) 「太熱」(SUPER HOT)発売記念サイン会 上海正大広場 ~~

サイン会の会場となった「正大広場」はテレビ塔などもある商業中心地「陸家嘴」の大型ショッピングセンターです。中秋連休中だったので買い物客でいっぱいでした。
そこに飛輪海のサイン会が加わったので、サイン会のエリアはごった返して大変なことになってました。

  

  

会場は、どこから並んだらいいのか分からないほどごちゃごちゃになってましたが、意外とスピーディに進み、並び始めてから1時間くらいでサインがもらえました。
壇上には向って左からアーロン、ジロー(大東)、ケルビン、ウーズンの順で座っていて、ケルビンはお腹が空いたのかサイン会の合間にパンを食べてました。
いつものことながらジローのファンサービスが素晴らしかったです。
長い列を作って待っているファンが退屈しないように、時々立ち上がっては手を振ったり、わざとジャケットを大げさに脱いでみせたり、大サービスです。アーロンも愛想が良かったです。
上海ではアーロンとジロー(大東)が人気を二分しているような状態でした。アーロンは特に自分のファンに対して熱心だったと思います。ファンのテンションが高いとアーロンのテンションも上がるような・・・。ケルビンはずっと穏やかなスマイルでした。ジローはカラーコンタクトがちょっと恐かったです。握手のときはアーロンとジローが立っていて、ケルビンとウーズンが座ってました。大陸のサイン会は待たされるけれど、握手やサインをする時間はものすごく短くて、立ち止まったりすると係員に押し出されます。ウーズンはファンの顔を見ようとしているけれど、すごい勢いでファンが目の前を流れていくので、目の前の振り子を見ている猫のような状態になってました。

~~ 9月25日(土) 「周大福」上海イベント ~~

サイン会の翌々日は香港の大手宝飾店「周大福」のイベントが上海大舞台で行われました。
大陸の俳優黄暁明(ホアン・シャオミン)、香港の江若琳なども出演しましたが、トップゲストは飛輪海(フェイルンハイ)です。歌うのはせいぜい2~3曲かな?と思ったけれど、6曲も歌いました。そのうち4曲は新アルバムの曲で、新曲「太熱」(SUPER HOT)も振り付けありで披露してくれました。
「太熱」はK-POPっぽいと思います。楽曲アレンジ、ボーカルの処理の仕方、振り付け、ファッション、いろんな面でK-POP男子グループの影響が見られます。敢えていえばSS501のイメージからヒントを得ているような・・・?
「周大福」のイベントはガラガラでした。原則としては「周大福」で買い物をした人にチケットがプレゼントされるのですが、上海の場合はチケットが余ると当日安く販売されます。

~~SHINee+f(x)の広告 (H2) 放送中~~

SHINeeとf(x)、張力尹がイメージキャラクターを務めている中国のカジュアル服ブランド「愛居兎(H2)」のCFがテレビで放送されています。
「愛居兎(H2)」は中国江蘇省(←上海の北側にある省)を拠点とする服飾メーカーが2010年に新設したカジュアル服ブランドで、15歳~25歳くらいをターゲットとしています。
店舗は今のところ江蘇省に多いようです。いずれは上海などにも出店するのでは。
SHINeeとf(x)がオリジナルのコマーシャルソングを歌っており、歌詞は中国語です。サビは英語なのでCFで中国語部分の歌詞が聞けるのはほんの一部ですが、とても自然なかんじがします。Keyの髪型が「Lucifer」のジャケットイメージと同じで、右半分が刈り上げられてるので最後にアップで映るときにビビりましたが・・・。



「愛居兎(H2)」オフィシャルサイトURL:
http://www.echtoo.com/
トップページの画面真ん中の下の紫のボタン[点击进入]をクリックすると、SHINeeとf(x)のCMが流れます。

~~ CNBLUE 上海ファンミーティング開催 ~~

10月2日(土)19:30 CNBLUE上海コンサート 盧湾体育館(キャパ3000くらいの会場です)
CNBLUEが上海に来ました。10月2日がコンサートでしたが、その前日にはファンミーティング、サイン会もやったのではないでしょうか?
台湾ではCNBLUEのコンサートは大盛況だったようですが、上海ではチケットを取ることに苦労はなかったようです。当日でも買えたと思います。
阿姐は残念ながら都合が悪くて行けませんでした。ものすごく残念・・・こんなチャンスはきっともう二度とないだろうに・・・。

【COOL軽音楽 2010年9月号 独自インタビュー】
 

~~ 2PM熱再燃中 ~~

個人的にこの1ヶ月の間にあったことといえば・・・2PM熱が再燃中です。
2009年8月のジェボムの事件があってからガックリきてしまい、あれ以来2PMはあまり見ていなかったのですが、1年以上のブランクを経て突然再燃し、昔の雑誌を引っ張り出してきて読み返してみたり・・・。
【Cool軽音楽】2009年6月(下)号。2PM独自インタビュー。



この雑誌はいつも充実してますが、このインタビューは格別に面白かったです。こんなに面白いインタビューがあるかと思うくらい、あまりにも面白くて「このインタビューそのものが、ファンの創作なんじゃないの?!」と思ったほどです。

この頃の2PMは最高でした。「Again&Again」がヒットして人気急上昇、恐いものなし、まだ6月だったけど「今年(2009年)の年末の音楽イベントでは2PMが賞を取りまくるんだろうな。」と思ってました。
2PMのバラエティが好きでした。
2008年末から2009年前半にかけて放送していたバラエティ「アイドル軍団」がすごく面白くかったです。2PMメンバーも良かったけれど、番組の脚本・企画がよくできていたと思います。ゲームのルールやメンバーの立ち位置など隅々まで気が利いていて、個性がよく引き出されてました。
その少し前に、2PMと同じ年にデビューしたSHINeeが「年下男とデート」という番組をやっていたのですが、デビューしたばかりのアイドルらしく、初々しいというか、たどたどしい番組でした。2PMは「バラエティに向いていた」と思わざるをえません。

中国の2PMファンサイトを徘徊していますが、ファンサイトの登録者の数などをみると、ファンの規模は大雑把にいうとSuperJuniorの10分の1くらいなのではと思います。
一般的な知名度は高くないです。もともとジェボムとニックンが人気でした。今はどうかというと、ファンが発信する情報を見る限り、現在2PMを熱心に応援している人のほとんどがウヨンのファンなんじゃないの・・・?という気がします。
よく、2PMのインタビューで「2PMが中国活動をしたら、中国で一番人気が出そうなのはルックス的にテギョンだと思う。」と語られていますが、中国ではどちらかというと中性的なタイプが人気が出やすいと思います。

10月16日(土)にジェボムの上海ファンミーティングが予定されていましたが、中止になりました。
10月18日(月)は中国の中央電視台(CCTV)のイベント「CCTV MTV音楽祭典」に出演するために、2PMが北京に来ます。

日本と中国は政治的に微妙な関係になっていますが、日常生活にはほぼ全く関係ないし、仕事上も今のところほとんど影響はないです。政府や学校、文化交流イベントはかなり中止になりましたが、個人的にはあまり影響を受けてないです。
これからどうなるか分かりませんが、反日デモがあった2005年の時ですら、しばらくしたら落ち着いたので、もしまた何かあるとしても一定の時間が過ぎれば元に戻ると思ってます。

2005年に反日デモがあったとき、私が住んでいたマンションの前をデモ隊が通りました。
お昼頃、サッカースタジアムのような大歓声がだんだん近付いてきました。
マンションの住民たちはびっくりして外に飛び出しました。
中国人の住民は「なにこれ!?」とデモを見てびっくりしていたけれど、私を含めて上海在住の日本人のほとんどが、その日にデモがあることを事前に知っていたので、「本当にデモが来たのか!」と思いました。
問題が収束するまでに1~2年かかったと思います。
あの頃は、日本人同士で顔を合わせるたびに「これからどうなるんだろう。」と結論の出ない話を繰り返していたけれど、結局どうもならなかったです。
今になって思うと、ああやって悩んだ時間は無駄だったような気がします。
もし今後、もっと悪いことが起きたとしても、ああいう時間の使い方はしないと思います。
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