初スキー
北海道最初の冬、「スキー滑れる?」という問いに対する
道産子の「少しね」という答はパラレルで急斜面をすいすいと滑り降りてくることであり、
「まあまあ滑れるよ」は壁であろうがこぶであろうが
軽くこなせる、という意味をもつことを知った。
もう謙遜しすぎよん。ていうかみんなうまいから、そういう答なんだろうなあ。
で、その北海道レベルでは「少し」にも達しない私だが、
スキーはけっこう好き(オヤジギャグじゃないよ)。
先週、今シーズンはじめてのスキーに行った。
いつもなら12月中に1回は行くのだけれど、去年末はみんなで順序よく風邪をひき、
ついに行けなかった。
ミカンは実は2歳からスキーを始めた。
最初はプラスチックのスキー。
ふつうの長靴にはくタイプのものだ。
これがね、なかなか滑らないし、バランスもとりにくい。
ついでに言えば、スキー場によってはリフトに乗せてくれないこともある。
早い子だと、2歳でも1人でゲレンデで滑っているのだが、
ミカンはとてもそこまでいかず、基本は彼女のわきをかかえ、
足の間にはさんで滑らせていた。
3歳になって板を買った。
長靴は外はかたいが、足を完全に固定しないタイプのもの。
基本はやはり足の間にはさんですべる。
緩斜面では、私が彼女を“落とし”、相方が20mくらい下で後ろ滑りしながら受け止める。
もちろんミカンはパラレル直滑降。
まっすぐに落ちていけば、相方はそのまま後ろ滑りで斜面の下までミカンをつかまえない。
でも、まっすぐ落ちないのさ、これが。
体がどこかしら傾いているのでしょうね。
4歳のときも同様。ボーゲン用に板の前を固定する金具、っていうのも買ってみたけど
あまり役には立たなかった。
で5歳の今年、はじめて足を固定できるブーツを買った
(これまでサイズがなかった。ミカンは足が小さい)。
そのせいなのかそれとも足がしっかりしたからか、2本くらい滑ったら
ボーゲンができるようになりました!
パンパカパーン!
ところで、私がはじめてスキーをしたのは大学時代
(小学2年ころやったことがあるらしいが、全然覚えていない)。
最初からゴンドラに乗り、急斜面に連れられていった(いまから考えると、
中級者向けの普通の斜面だったと思うのだけど、当時はとてつもない急斜面に思えた)。
春スキーだったので、雪の状態がひどく悪かった。
“状態が悪い”どころではなく、がちんがちんのアイスバーン。
スキーが得意な人たちも、エッジがまったくひっかからない、と言っていたくらいですから。
そこで、はいどーぞ、と…
私は形だけはボーゲンの姿で…始まったが、
止まらない、、止まらない、止まらないって!!!
恐怖でとりあえず尻餅をついた…
スキー板が吹っ飛ぶ。
でも止まらない!
足で止めようとしても回転するだけでどうにもならない。
尻餅をついたまま滑り続けて、さらに斜面の終わるところでも止まらず、次の斜面に…
そしてその途中まで来たときに、スキーのうまい人が私に追いつき、
ようやく止めてもらった(ホッ)。
追いつくのもかなり大変だったそう。
まじに死ぬかと思った…。
○○さん、もうほんと恨んでますから!(笑)
なーんてことがあったにもかかわらず、その日のスキーはこわいながらも
けっこうおもしろかった。緩斜面ではね。
ああいう目に遭うと、たしかに他であまりこわいと思わなくなるという点はよいかも。
でもやっぱりつるつるのアイスバーンは遠慮したいなあ。
道産子の「少しね」という答はパラレルで急斜面をすいすいと滑り降りてくることであり、
「まあまあ滑れるよ」は壁であろうがこぶであろうが
軽くこなせる、という意味をもつことを知った。
もう謙遜しすぎよん。ていうかみんなうまいから、そういう答なんだろうなあ。
で、その北海道レベルでは「少し」にも達しない私だが、
スキーはけっこう好き(オヤジギャグじゃないよ)。
先週、今シーズンはじめてのスキーに行った。
いつもなら12月中に1回は行くのだけれど、去年末はみんなで順序よく風邪をひき、
ついに行けなかった。
ミカンは実は2歳からスキーを始めた。
最初はプラスチックのスキー。
ふつうの長靴にはくタイプのものだ。
これがね、なかなか滑らないし、バランスもとりにくい。
ついでに言えば、スキー場によってはリフトに乗せてくれないこともある。
早い子だと、2歳でも1人でゲレンデで滑っているのだが、
ミカンはとてもそこまでいかず、基本は彼女のわきをかかえ、
足の間にはさんで滑らせていた。
3歳になって板を買った。
長靴は外はかたいが、足を完全に固定しないタイプのもの。
基本はやはり足の間にはさんですべる。
緩斜面では、私が彼女を“落とし”、相方が20mくらい下で後ろ滑りしながら受け止める。
もちろんミカンはパラレル直滑降。
まっすぐに落ちていけば、相方はそのまま後ろ滑りで斜面の下までミカンをつかまえない。
でも、まっすぐ落ちないのさ、これが。
体がどこかしら傾いているのでしょうね。
4歳のときも同様。ボーゲン用に板の前を固定する金具、っていうのも買ってみたけど
あまり役には立たなかった。
で5歳の今年、はじめて足を固定できるブーツを買った
(これまでサイズがなかった。ミカンは足が小さい)。
そのせいなのかそれとも足がしっかりしたからか、2本くらい滑ったら
ボーゲンができるようになりました!
パンパカパーン!
ところで、私がはじめてスキーをしたのは大学時代
(小学2年ころやったことがあるらしいが、全然覚えていない)。
最初からゴンドラに乗り、急斜面に連れられていった(いまから考えると、
中級者向けの普通の斜面だったと思うのだけど、当時はとてつもない急斜面に思えた)。
春スキーだったので、雪の状態がひどく悪かった。
“状態が悪い”どころではなく、がちんがちんのアイスバーン。
スキーが得意な人たちも、エッジがまったくひっかからない、と言っていたくらいですから。
そこで、はいどーぞ、と…
私は形だけはボーゲンの姿で…始まったが、
止まらない、、止まらない、止まらないって!!!
恐怖でとりあえず尻餅をついた…
スキー板が吹っ飛ぶ。
でも止まらない!
足で止めようとしても回転するだけでどうにもならない。
尻餅をついたまま滑り続けて、さらに斜面の終わるところでも止まらず、次の斜面に…
そしてその途中まで来たときに、スキーのうまい人が私に追いつき、
ようやく止めてもらった(ホッ)。
追いつくのもかなり大変だったそう。
まじに死ぬかと思った…。
○○さん、もうほんと恨んでますから!(笑)
なーんてことがあったにもかかわらず、その日のスキーはこわいながらも
けっこうおもしろかった。緩斜面ではね。
ああいう目に遭うと、たしかに他であまりこわいと思わなくなるという点はよいかも。
でもやっぱりつるつるのアイスバーンは遠慮したいなあ。
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道産子が皆スキーができるわけではない。
ええ、あたしの故郷・根室は最寄りのちゃんとしたスキー場までクルマで片道2時間以上かかりますし、学校の体育ではスキーなんてやりません、ていうか地理的要因のゆえにできませんのでスケートやってます。だから、スキーが滑れない、という道産子はホントに滑れませんからぁっ(遠い目)