目標達成に向けて行動を“起こさない”自分と向き合って
目標を設定することは、あなたが豊かな人生を送るために、とても大切なことであるのは間違いありません。
でも、その目標があなたの人生と大きく関わるようなものだとしたら、“行動”を起こすことはそれほど簡単なことではないかもしれません。
その目標を達成するためには「どんな行動を起こせばいいのか」というのが、最初に立ちはだかる壁になるでしょう。
多分、「この行動を起こせば、その目標が達成される」といった、明確な繋がりのあるものを見つけられることは稀ではないでしょうか。
例えば、達成しようとする目標が「ゴルフで90を切る」といったようなものだとしたら、上に書いたような問題は起こらないかもしれません。
毎週、土曜日は練習場に行ってボールを1000発打つとか、毎日家で素振りを100回やるとか、目標達成のための行動(手段)はたやすく見つけられるでしょう。
また、その行動を起こすことも(まあ、自分で好きなことでしょうから)それほどの障害も無いのではないでしょうか。
でも、この辺りで書いた人生の目的を達成するための目標となると、どうでしょうか。
起こすべき“行動”を見つけた時、その“行動”はきっと、あなたの安全領域の外側にあるに違いありません。
だって、そんなに簡単に人生の目的を達成できるわけがないから。あなたが安全領域の外側に出ない限り、きっと達成できないような目標が、あなたの人生の目的へと繋がっているはずなんです。
ここで大変残念なお知らせがあります。あなたの夢、成功、自由・・・・・あなたが欲しい大概のものは、このコンフォートゾーンの“外側”にあるのです。
コンフォートゾーンの“内側”にいる限り、失敗することはないでしょう。自尊心が傷つけられることもないでしょう。でも、ここに留まる限り、ワクワクもドキドキも経験することはできません。
そして、人の成長とは、自分の持っているこのコンフォートゾーンの領域を拡大していくことなのです。
安全領域の中でぬくぬくしている限り、多分なんの問題も起きないでしょう。安全領域の外に出て、何らかのチャレンジや、いままでやったことのなかったことをして、初めて「問題」が発生します。
この「問題」こそが、あなたを成長させてくれるのです。
アチーブメントの青木先生はこう言いました。
「成功者は目先の快楽を捨て、未来の快楽を選択する人」
ジェームス・スキナーは、著書「成功の9ステップ」の中で、こう書いています。
「成功とは、今ほしいものを犠牲にして、本当に欲しいものを手に入れることにほかならない!」
「目先の快楽を捨て」ること、「今ほしいものを犠牲に」することが、対価を払うということなのです。欲しいものがあったら正当な対価を支払う必要がありますよという、ごく当たり前の話です。
ここでのポイントは前払いで支払う必要があるということです。その場で欲しいものと引き換えに支払うのではないところに、難しさがあります。
目標の達成という、目の前にはないもの(あるいは手に入ると約束されていないもの)に対して、“今”この場で対価を支払うのです。それができるかどうかが“成功者”になれるかどうかの分かれ道になります。
コンフォートゾーンの外側にある「恐れ」「不安」「恥ずかしい」といった感情と引き換えに、手に入れることができるものがありますよね。(これも考え方次第なんですけどね)
さて、根本的な質問をします。
あなたは“なぜ”その夢や目的や目標を実現したいのですか?
あなたが、その夢を実現したい“動機”は何ですか?
上で書いた通り、あなたの夢は安全領域(コンフォートゾーン)の外側にあります。
あなたが夢を実現するためには、何らかのリスクを冒したり、代償を支払う必要があります。夢に向かって行動を起こすとはそういうことですよね。
ということは、“なぜ”という動機が弱いと、リスクや代償の大きさに負けてしまい、安全領域に留まるという選択をしてしまう可能性が高くなります。
以前にも分かりやすい例として挙げましたが、極寒の中で滝浴びをしたら1000円あげると言われても、やる人は多くはないでしょう。でも、1000万円くれると言われれば、大概の人はやるのではないでしょうか。
動機とリスクや代償とが天秤にかけられ、その結果として行動が選択されるわけです。
逆に言えば、十分な理由さえあれば、行動は自然についてくるものなのです。
更に言えば、「遠い未来の想像」に過ぎない夢に対して、リスクや代償は、その夢に向かう行動と常に隣り合わせなわけですから、どうしても“思考”はリスクや代償に焦点を当ててしまいます。
だからこそ、強力で強大な“動機”が必要なんです。コンフォートゾーンの外側に一歩を踏み出す勇気を与える、そして与え続ける動機が必要なんです。
行動することで生まれるであろう(と想像している)負の感情に打ち勝つだけの動機が必要なんです。
よく言われる、夢をありありと思い描きましょうとか、詳細で明確なイメージを持ちましょうとか、目標を紙に書いて潜在意識の中に落とし込んで行きましょうというのは、この“動機”を強力にするための一つの手段なんだということです。
長くなりましたので、次回に続きます。
大切なのは“行動”すること。でも、そもそもどんな“行動”を起こせばいいのか
目標を立てて、それを毎日眺めていても、当然ですがその目標が達成されることはありません。必要なのは、目標を達成するための“行動”を起こすことです。でも、その目標があなたの人生と大きく関わるようなものだとしたら、“行動”を起こすことはそれほど簡単なことではないかもしれません。
その目標を達成するためには「どんな行動を起こせばいいのか」というのが、最初に立ちはだかる壁になるでしょう。
多分、「この行動を起こせば、その目標が達成される」といった、明確な繋がりのあるものを見つけられることは稀ではないでしょうか。
その“行動”を起こすことによって、あなたが直面するのは
目標を達成するための行動は分かったとしましょう。さて、その行動は容易に起こせるようなものですか。例えば、達成しようとする目標が「ゴルフで90を切る」といったようなものだとしたら、上に書いたような問題は起こらないかもしれません。
毎週、土曜日は練習場に行ってボールを1000発打つとか、毎日家で素振りを100回やるとか、目標達成のための行動(手段)はたやすく見つけられるでしょう。
また、その行動を起こすことも(まあ、自分で好きなことでしょうから)それほどの障害も無いのではないでしょうか。
でも、この辺りで書いた人生の目的を達成するための目標となると、どうでしょうか。
起こすべき“行動”を見つけた時、その“行動”はきっと、あなたの安全領域の外側にあるに違いありません。
だって、そんなに簡単に人生の目的を達成できるわけがないから。あなたが安全領域の外側に出ない限り、きっと達成できないような目標が、あなたの人生の目的へと繋がっているはずなんです。
誰だって“居心地のいい場所”から出ては行きたくないですよね
コンフォートゾーン。まさに居心地のいい場所です。もう何度も経験していて自分で出来ることが分かっている範囲のことです。あなたにとっての「安全領域」ですね。できればここから出たくない、というのが普通の人でしょう。ここで大変残念なお知らせがあります。あなたの夢、成功、自由・・・・・あなたが欲しい大概のものは、このコンフォートゾーンの“外側”にあるのです。
コンフォートゾーンの“内側”にいる限り、失敗することはないでしょう。自尊心が傷つけられることもないでしょう。でも、ここに留まる限り、ワクワクもドキドキも経験することはできません。
そして、人の成長とは、自分の持っているこのコンフォートゾーンの領域を拡大していくことなのです。
安全領域の中でぬくぬくしている限り、多分なんの問題も起きないでしょう。安全領域の外に出て、何らかのチャレンジや、いままでやったことのなかったことをして、初めて「問題」が発生します。
この「問題」こそが、あなたを成長させてくれるのです。
欲しいものを手に入れるためには、その“対価”を前払いしなければなりません
「対価の前払い」という言葉があります。アチーブメントの青木先生はこう言いました。
「成功者は目先の快楽を捨て、未来の快楽を選択する人」
ジェームス・スキナーは、著書「成功の9ステップ」の中で、こう書いています。
「成功とは、今ほしいものを犠牲にして、本当に欲しいものを手に入れることにほかならない!」
「目先の快楽を捨て」ること、「今ほしいものを犠牲に」することが、対価を払うということなのです。欲しいものがあったら正当な対価を支払う必要がありますよという、ごく当たり前の話です。
ここでのポイントは前払いで支払う必要があるということです。その場で欲しいものと引き換えに支払うのではないところに、難しさがあります。
目標の達成という、目の前にはないもの(あるいは手に入ると約束されていないもの)に対して、“今”この場で対価を支払うのです。それができるかどうかが“成功者”になれるかどうかの分かれ道になります。
居心地のいいコンフォートゾーンから敢えて出て行く“動機”とは何ですか?
前払いする対価は、時間、お金、早起き、勤勉、努力・・・・・色々とあると思いますが、多分一番支払いたくない対価は“負の感情”ではないでしょうか。“恐怖”という言葉を使ってもいいかもしれません。コンフォートゾーンの外側にある「恐れ」「不安」「恥ずかしい」といった感情と引き換えに、手に入れることができるものがありますよね。(これも考え方次第なんですけどね)
さて、根本的な質問をします。
あなたは“なぜ”その夢や目的や目標を実現したいのですか?
あなたが、その夢を実現したい“動機”は何ですか?
上で書いた通り、あなたの夢は安全領域(コンフォートゾーン)の外側にあります。
あなたが夢を実現するためには、何らかのリスクを冒したり、代償を支払う必要があります。夢に向かって行動を起こすとはそういうことですよね。
ということは、“なぜ”という動機が弱いと、リスクや代償の大きさに負けてしまい、安全領域に留まるという選択をしてしまう可能性が高くなります。
以前にも分かりやすい例として挙げましたが、極寒の中で滝浴びをしたら1000円あげると言われても、やる人は多くはないでしょう。でも、1000万円くれると言われれば、大概の人はやるのではないでしょうか。
動機とリスクや代償とが天秤にかけられ、その結果として行動が選択されるわけです。
逆に言えば、十分な理由さえあれば、行動は自然についてくるものなのです。
あなたは、“本当に”それが欲しいのですか?
ただ、人生における動機やリスクや代償は、上の例ほど簡単ではありません。なにしろ支払う“対価”も、その結果得られる“成果”も、共に「未知の領域」なわけですから、天秤に掛けようがありませんよね。更に言えば、「遠い未来の想像」に過ぎない夢に対して、リスクや代償は、その夢に向かう行動と常に隣り合わせなわけですから、どうしても“思考”はリスクや代償に焦点を当ててしまいます。
だからこそ、強力で強大な“動機”が必要なんです。コンフォートゾーンの外側に一歩を踏み出す勇気を与える、そして与え続ける動機が必要なんです。
行動することで生まれるであろう(と想像している)負の感情に打ち勝つだけの動機が必要なんです。
よく言われる、夢をありありと思い描きましょうとか、詳細で明確なイメージを持ちましょうとか、目標を紙に書いて潜在意識の中に落とし込んで行きましょうというのは、この“動機”を強力にするための一つの手段なんだということです。
長くなりましたので、次回に続きます。
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