(以下、永井一郎っぽく再生)
2011年、好事家の間を「ダイスキン」の衝撃が奔った事は記憶に新しい。
かの手帳…Moleskineと外観からは見分けがつかぬ佇まい、105円という驚きの価格、それでいて万年筆でも抜け辛い用紙と、あまりにも攻撃的な商品に、我々は驚愕し、恐怖すら感じたものである。
だがしかし、世にある「百円均一」ショップはダイソーのみにあらず。2年の時を経て、時代はまた、新たなるライヴァルを招いたのであった…。
● サンノート(株) A6セミ HBB ノート ¥105
Blogのコメント欄にて教えていただいた、100円ショップ「セリア」で販売中の「Moleskineタイプ」のハードカバーノートです。好事家達の間では、すでに「セリスキン」と呼ばれている模様。
キャンドゥも負けずに同じタイプのノートを出して「ドゥスキン」と名づけられて欲しいなぁ。(^-^)
2011年、好事家の間を「ダイスキン」の衝撃が奔った事は記憶に新しい。
かの手帳…Moleskineと外観からは見分けがつかぬ佇まい、105円という驚きの価格、それでいて万年筆でも抜け辛い用紙と、あまりにも攻撃的な商品に、我々は驚愕し、恐怖すら感じたものである。
だがしかし、世にある「百円均一」ショップはダイソーのみにあらず。2年の時を経て、時代はまた、新たなるライヴァルを招いたのであった…。
● サンノート(株) A6セミ HBB ノート ¥105
Blogのコメント欄にて教えていただいた、100円ショップ「セリア」で販売中の「Moleskineタイプ」のハードカバーノートです。好事家達の間では、すでに「セリスキン」と呼ばれている模様。
キャンドゥも負けずに同じタイプのノートを出して「ドゥスキン」と名づけられて欲しいなぁ。(^-^)
赤いオビが7mm罫線(いわゆるA罫)、水色のオビが5mm方眼です。方眼…嬉しいなぁ(^-^*)
罫はこの2種で、A7、セミA6、セミA5の3サイズ展開。
シボ細かめの表紙は硬く「厚紙に特殊紙を貼りました」感がありますけれど、そんなに安っぽくはありません。
…で、早速ヒトコト。(^-^;)
オビの固定がほんっとイマイチで、表紙裏に透明シールでかなりしっかり貼られてます。
どんなに気をつけて剥がしても、表紙裏も持って行かれてビリビリになってしまいます。ダイスキン方式の縦のオビなら綺麗に取れるのに…。安いノートなんですけれども、これはどうかと…(T-T)。
中国工場が「サービス」としてオビを留めてくれたのかもしれませんけれども、次のロットから改善をお伝えください。(←誰に言ってるんだ?)
綴じはMolesekineタイプ共通の小分け糸綴じ。
カバーの背はかなり角ばっていて、わりとピッタリしているのですが、開いたときに窮屈すぎるということもなく、綺麗に180度開けられます。
栞紐はMoleskineタイプ共通の「ナイロン製切り飛ばしリボン」タイプ。
裏表紙にはポケットはありません。
ゴムバンドを留めてある部分が、かなりもっこりしていて、表紙と本体間にある厚手の仕切り紙に、ばっちり痕が残ってます。緩衝材代わりに封筒か何かでポケットを追加してあげたほうがいいかも。
外観はMoleskineタイプなんですけれども、用紙に関しては「ぽく」なくて、100均っぽいしっかりした模造紙です。
手前が「ダイスキン」。
「セリスキン」の用紙のほうがちょっと白っぽいですね。
5mm方眼タイプの紙面。線は細いグレーでページの端で断ち切られてます。
こちらの紙も「ぽく」なくて、「RHODIAもどき系」の方眼メモや、100均方眼ノートっぽい用紙です。(^-^;)
(続きます)
● リンク
サンノート株式会社:メーカーさんです
100円ショップのSeria(セリア):公式
● 「MOLESKINEのライヴァル達」シリーズのリンク
(シリーズ前)
コクヨ 測量野帳 (SKETCH BOOK)
(シリーズ後)
(1) 無印良品 文庫本ノート
(2) クレールフォンテーヌ 製本ノート(小)
(3) ハイタイド グリッドノート
(4) ハイタイド PUGGY'S POCKET NOTE
(5) 無印良品 ハードカバーノート
(6) CIAK Squared Journal(1) (2)
(7) ダイソー ハードカバーノート(前編) (後編)
(8) LIFE 5ミリ方眼手帳
(9) ダイソー ハードカバーノート(小)
(10) Campus on holiday
(11) ブルーライン方眼手帳
(12) RHODIA ePURE(その1) (その2)
(13) DELFONICS ラフノート
(14) MUCU POCKETBOOK(その1) (その2)
(15) POCKET NOTEBOOK
(16) Campus highgrade
(17) Paperblanks (その1) (その2)
(18) 十千万 測量用野帳(1) (2)
(19) ミドリ MD NOTEBOOK(1) (2)
(20) ミケリウス FLEXIBLE NOTEBOOK
(21) LEUCHTTURM1917 AGENDA POCKET(1) (2)
(22) herlitz Classic Collection(1) (2)
(23) コクヨS&T 文庫本ノート(1) (2)
(24) MDノート<文庫>方眼罫
(25) コクヨS&T フィールドノート
(26) ロルバーン ポケット付きノート(1) (2)
(27) edc re-Collection Pocket & Cover(1) (2)
(28) edc re-Collection Pocket Slim
(29) LIFE! ホワイトヴィンテージ
(30) 無印良品 ポケット手帳
(31) 無印良品 モバイルノート
(32) ZEQUENZ360 (1)(2)
(33) Miquelrius バンド付きノート
(34) paperblanks レス・イズ・モア (1)(2)
(35) 「ダイスキン」ふたたび(1)(2)
(36) 我が名は「リヒスキン」(1)(2)(3)
(37) モノローグ ルールドノート(1)(2)
(38) B6「ダイスキン」登場
(39) RHODIA Webnotebook (1) (2)
(40) 無印良品 滑らかな書き味ハードカバーノート
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本当に中国製ですか
文具のブームにあって、(僕には)最近はノートばかり目立っていますが、これは注目株ですね。
サンノートは以前、きたきつねの文具館でもユニークな蛍光ツインテープが紹介されており、注目していました。
株主のゼネラル(旧ゼネラルサプライ)からして、業界の黒子的存在なので、案外、冨田林の自社工場で作ってるんじゃないか?と推測してるんですが、、
すでに(修正具等の)文具の他のジャンルではありますが、(コピーでなく)独自企画の商品、それもノートがでてくれば面白くなりそう。
MADE IN CHINA
100均商品でも、以前紹介したボールペンを挿し易いように、リングに工夫したものなど、独自に工夫されているものもありますね。なかなか侮れません(^-^)
ありがとうございました。
やはりこれだけ凝ったつくりを100円で、となると
中国での製造になるのでしょうね。
オリジナル商品アイデア(になるかどうか?)
個人的にはリングノートで普通紙、ポケット、トレペを
一冊にまとめたものがあったらなあーー
いろいろ
100均じゃなければ、ポケット+普通紙はつい先ごろまで使ってましたが、トレペまで入っているのは見ないですねぇ。
そういえば、一昨年だか、トラベラーズノートの店頭見本が、ポケットやシリーズの紙をまとめた「1冊」でした。「これ、欲しいなぁ」と思いつつ、結構長い時間いじくりまわしてました(^-^)
昔の手書きの図面を思い出し、トレペに郷愁を感じますが、
色違いとか紙質の違いでも、面白いと思います。
コミック紙をつかったのもありましたが、
要は、書く気にさせる、、
それも、構えず気軽に、、
トラベラーズノート
裏に地図を貼って表から書き込んだり、、
また付箋にトレペを使ったものも、、
しゃきっとした紙質ゆえ、ポストイットにもあってもいいのでは?
以上でした。お騒がせしました。
トレペ
構えず気楽に、そのへんにあった筆記具で書いてみて「おーこの紙はこれと合うんだぁ」という新たな発見をすることもあるでしょうね。
そっか…知育玩具というか、小さい子供向けにそういった雑記帖があったらおもしろいかもしれませんね。(^-^)
LIFE/chit sketch
ありました、ありました。
LIFEのチットスケッチ トレペと方眼普通紙が交互に各30枚、
B5サイズですが短辺が綴じられて横位置使いの偏屈ノート、
分度器やさんドットコムで在庫2でした(今は1ですが)
僕の時代は、小さな文房具やさんに、いろんな紙質が豊富に並んでいたように思います。万年筆も使うことが多かった、、
今は、恐らく絵をかくのも、まず教室に通うのでは?
豊富な種類の紙や画材でいろいろ遊ばせてあげたい、、気もします。
僕らの時代
私が子供の頃って、学校以外で使う紙は広告の裏。そこにHBの鉛筆でなにやらいろいろ書き殴っていましたねぇ(遠い目)…。小学校6年生だかの時にシャーペンを入手してからはシャーペンばかり、紙はその学年で使いきれなかったキャンパスノートの後ろのほうをぺりぺり剥がして、まとめて使ってました。
そういった貧乏臭い(というか貧乏だった)頃の反動で、今の物欲生活になっちゃってるのかもかも(^-^;)
僕が覚えているのは
もうひとつ、うろ覚えで不確かですが”黄ボール?”黄色というか茶色というかパーティクルボードのような工作用紙でした。
いまは、文具店でわざわざ買わなくても家のそこらじゅうにいろんな紙と筆記具がころがっていますね。
近所の小さい文具店で買った昔の紙は懐かしいです。
紙の記憶
うまく使わないとイマイチだなぁ…と、菓子箱の「使える」部分を、工夫して出来る限り格好良く、小さな創作活動にいそしんでいましたねぇ…(遠い目)
ある意味エコですけれども、そういった限られた枠内で十分に楽しめた当時のほうが、今よりもひとつひとつの喜びが大きかったかもしれません。(^-^)