英語に日常的に触れようと思いlangakuってサイトに登録したんだが、日本語版と英語版を両方読めるし比較しながら読める良いサービスだなこれ。
鬼滅の刃はいつか読んでおきたいと思ってたので俺にとってうってつけなんだが、読み進めていくと意外な事で引っかかることが多くなってきた。
あまりにも翻訳の品質が悪すぎるということだ。これはlangakuが悪いのではないので先に断っておく。
英語版で読んで、分かったつもりで日本語版を見ると全然言ってることが違った、なんてのがよくある。
「くのいちは男の忍に力で勝てないんだから少なくとも命を懸けるのは当然のこと」の英訳が「くのいちは男の忍に力で勝てないので少なくとも命を落とさないように引き際を教えられる」とはならんだろ。その次のコマの展開で、くのいちに対して任務より己の命優先しろ!と忍の常識に反する指示をする上司忍者のシーンになるのだが、これに引き摺られて適当な翻訳してるようにしか見えん。これは誤訳でなくポリコレ配慮ですって釈明もできなくはないが、それならそれでなお悪い。いずれにしても上司忍者の異質なキャラ性が完全に消え去っている。
「人は鬼と渡り合うために1秒でも長く命の限界を超えるため、幾星霜血反吐を吐くような努力をする」の英訳が「人は鬼と戦っているときですら1秒でも命の限界を超えると、何年も血反吐を吐くことになる」ときた。因果が逆転してるし、話が変わってる。このシーン、実際に炭治郎が血反吐吐いちゃってるので翻訳者は完全に雰囲気で翻訳している。
こんな致命的なのがチラホラ、特に遊郭編になると1話に一つくらいの頻度で出てくるから最早別作品の域である。
海外の鬼滅人気は凄まじかったが、英語圏のオタクはこんなの読まされてんのかーと思うと複雑な気持ちになるな。
翻訳は二次創作だって強火な意見を聞いたことはあったが身をもって理解したわ。