「中世都市」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 中世都市とは

2025-12-21

[]先行形態

言語学における先行形態

語の形(形態)が、意味や統語(文法構造)よりも先に決まる/重視されるという立場を指します。

かんたんに言うと

形が先、意味や使い方は後

単語はまず「どんな形をしているか」で分析し、そのあとに意味文法役割を考える

もう少し詳しく

先行形態論では、

接辞(接頭辞接尾辞

活用

語幹と語尾

といった形のパターンを中心に言語説明します。

たとえば日本語動詞

書く → 書かない → 書きます

ここでは、

「書か-」「書き-」のような形の変化を先に捉え、

その後で「否定」「丁寧」などの意味機能説明します。

対立する考え方

先行形態論:形 → 意味・統語

後行形態論(または意味・統語先行):意味文法 → 形

現代言語学では、どちらか一方だけでなく、相互に影響し合うと考えることも多いです。

都市建築

機能意味社会的要請よりも先に「形(フォルム・配置・構成)」を決定し、そこから建築都市意味や使われ方が立ち上がると考える立場を指します。

1. 基本的な考え方

先行形態論(建築都市

形態ボリューム・平面・街区プロポーション)が先

機能プログラム象徴性は後から読み込まれる/適応される

建築都市自律的な形の体系として扱う

2. 建築における先行形態

特徴

平面・断面・立面の幾何学的秩序を重視

プログラムは可変的とみなす

建築を「使われ方」より「構造化された形」として捉える

例(考え方として)

正方形グリッド中庭型などの**原型(タイプ)**を先に設定

その形に対して、後から住宅学校美術館などの用途を当てはめる

3. 都市論における先行形態

都市形態学との関係

街区道路区画広場などの空間構成都市本質

社会制度経済活動は、まず都市の形に制約される

具体的視点

ローマ都市の格子

中世都市の不規則街路

近代都市ゾーニング以前の形態的持続性

4. 対立・関連する理論

対立

先行形態論:形 → 機能意味

機能主義機能 → 形

社会決定論都市論:社会経済空間

関連する理論思想

アルドロッシ都市形態の持続性

ロブ・クリエ都市空間の原型

コリンロウ形式比較類型

イタリア都市形態学(ムラトーリ学派)

5. 先行形態論の意義と批判

意義

プログラムが変わっても都市建築が持続する理由説明できる

歴史都市分析に強い

デザインにおける形式思考力を鍛える

批判

社会問題や使われ方を軽視しがち

権力経済生活実態との関係が見えにくい

6. ひとことでまとめ

建築都市本質は、まず「形」にあり、

機能意味はその形の上に後から宿る

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん