2026-01-30

なぜ政治家が「減税」を絶対に掲げてはいけないか

減税の大合唱に本当に怒りが抑えられないので、もう一度書く。

減税論が馬鹿みたいに大流行りだが、なぜ政治家が「減税」を絶対に掲げてはいけないか

それは、どんなに慎重な言葉遣いをしても、「そうだ!俺の税金をむしりとっている政府官僚公務員ふざんけんな!」とか、「俺の払った税金が知らない誰かに使われるとか、理不尽だろ!」とか、こういう公共のもの否定する俗情絶対に結託することになるからである。最悪の場合生保受給者バッシング外国人住民への排外主義になる(実際なっている)。だから、まともな政治家は 「減税」など絶対に口にしない。それを口にして支持が広まった途端、政治行政運営そのもがのがきわめて困難になってしまうからだ。

事実世界中で 「減税」を掲げているのは、そのほぼ全てがトランプなど政府公共のものを敵視するポピュリストであるしかしなぜか日本では、左派系の既成政党までが真面目に「減税」を掲げている。租税負担率も公務員数も明らかに小さな政府」で、それが教員の過労問題ケア労働者の深刻な不足の原因になっているにも関わらず、こうした状況を明らかに悪化させる蓋然性の高いこうした減税論に共感が広がっている。

だいたいなぜ「賃上げ」の要求ではなく「減税」なのか。減税するなら賃金も上がらなくていい、「手取り」が増えれば社会保障もいらない、というのならもはや日本先進国ではないだろう。

れいわの山本太郎がかつて消費減税が成功した(世界で唯一の!)国として、OECDに加盟している「先進国」ではないマレーシアしか挙げられなかったのが象徴である大都市部だけキラキラしているが、貧富の格差が大きく、社会保障制度もないに等しい、そんな社会にしたいのだろうか。

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