司法試験予備試験に1年で合格した方法、と大層なタイトルをつけたものの、何か特別な勉強法があるわけではない。むしろ、誰かの参考になるかもと思って書いておきたいというのが本音だ。自分が勉強を始めたとき、合格者のブログを読み漁っていたから、どこかで誰かがこの文章に出会って、「あ、自分もやってみようかな」と思ってくれたら嬉しい。
予備試験の存在を知ったのは大学4年の春。法学部ではなかったし、法律には全く触れてこなかった。ただ、就職活動がうまくいかなくて、自分に何かスキルをつけなければという焦りがあった。そんなときに、偶然ネットで見かけたのが「予備試験1年合格」の体験記。正直、最初は眉唾だった。でも、色々と調べていくうちに「独学でもいけるかも」と思えてきて、5月の連休明けから本格的に勉強を始めた。
使ったのは、市販のテキストと論証集、過去問、それだけ。予備校の通信講座はお金が足りなかったので取っていない。代わりにYouTubeやnote、はてなブログの情報を総動員した。最初の2ヶ月はとにかくインプット。条文を読む→基本書を読む→論証を写経する→LECの短答過去問集をひたすら解く、の繰り返しだった。知識が穴だらけで、民法と刑法の区別すら危うかったが、それでも毎日5時間以上は机に向かった。
8月くらいになると、短答の点数が少しずつ上がってきて、手応えが出てきた。そこから論文の練習に本格的に移行した。答案を書くのは本当に苦手で、最初は模範答案を丸写しすることすらできなかった。でも、少しずつ自分の言葉で書けるようになってくると、論文の勉強は楽しくなった。何より、自分で考えて、自分で書いた答案が過去問と似ていたときの快感は今でも覚えている。
口述対策は論文が終わってからで十分だった。論文合格が分かってからは、予備校が出している想定問答集を丸暗記しつつ、友達とロールプレイをした。緊張しやすい性格なので、本番前は散歩して気を落ち着けた。試験官は意外と優しくて、拍子抜けするくらいだった。正直、口述は努力した分だけ報われる試験だと思う。
こんな風に振り返ると、すごく順調だったように見えるかもしれないけれど、途中で何度も「向いてない」「やめたい」と思った。特に論文が全然書けない時期はつらかったし、周りが就職していく中で一人黙々と勉強していることに虚しさを感じることもあった。それでも続けられたのは、「1年で受かれば、人生が変わるかもしれない」と思っていたからだ。
実際に合格してみると、もちろん劇的に何かが変わったわけではない。でも、「努力すれば報われることもある」と体感できたことは、自分にとって大きかった。予備試験は確かに難しい。でも、誰かが「1年で受かった」と言ってくれたおかげで、自分も挑戦できた。だから今度は、自分がその「誰か」になれたらいいなと思って、これを書いている。
これから挑戦する人へ。1年間、毎日机に向かえば、十分にチャンスはあります。気合いと根気があれば、道は開けます。応援しています。
毎日たった5時間の勉強で合格するのは、かなりすごい。 すもももももも ~地上最強のヨメ~というマンガの主人公が、検事を目指していて、確かそのくらい勉強していた。 彼は結局女...