再考・SNSでの考え方
対話とディベート(討論)そして会話はどこが違うか。そんなことはSNSではどうでもよいことかもしれない。「繋がり」という言葉は、手紙を必要としない現在では、電子メディアにばかり使われているからだ。
面識のない相手とツイッター、ラインやブログで気軽に「友だち」になる一方、そのネットワークから外れれば、あっけなく絆は失われる。
しかしながら、その様な考え方は大きな過ちであり軽率であり無分別であり真の「繋がり」に値しない平然とした虚心坦懐 の世界である。
私は、直接対話や討論よりもSNSのほうが率直に遠慮なく意思が伝わり心が開けるように感じる。
相手の面識が解らない傍ら、想像力が働き、投稿者の文体や写真でおおよその生活習慣が想定されるからだ。
私から見れば現在、私が置かれている環境からして「孤独から解放されたい」という様な願望で、一種の心理療法で誰かと繋がりを得ないと寂しいと感じている。
歳とともに友人が離れてゆく悲しさか。