涼風至
店頭の目につくところにたくさんの柿とやや青いミカンが並ぶころ多少たりとも心の変化を感じてしまう。夜の時間が長いと感じてしまうのだ。 季節が夏から秋に傾きかけるころ、この不思議な時間の差異は「永久不変」であるはずの確立されていると自負する気持ちにも変化をもたらす。なぜだろう。 秋の風は夏にすこ... 続きをみる