2020年10月のブログ記事
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晩秋の入り口に差し掛かると、普段はあまり気にかけない曖昧になった記憶を手繰り寄せながら、「こうして歳を取り、次第に衰弱して一生を終えるんだな」とペシミズム的な考えになり、他に思いつくことはないものかと思案するが・・・・やはり普遍な真理である。 己自身の感覚は質的なものであり、単純な感覚が刺... 続きをみる
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Jisho-ji retains the aesthetic-seeking spirit of Yoshimasa. Ginkaku-ji’s official name is Jisho-ji, an affiliate temple of Shokoku-ji Temple. Ginkaku... 続きをみる
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今はほとんど見かけなくなった。私が子供だった昭和30年代はまだテレビもない時代だった。 とにかく今のようにものが溢れている時代ではなかった。もちろんゲームなどはない。それでもなに不自由はなくそれなりに楽しい時間を過ごせたのは午後三時になると近くの公園に紙芝居屋さんが来たからだ。 連載物の「少... 続きをみる
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そんな些細なことで心が揺らぎ、私に距離を詰めてこられても迷惑気回りないし「早稲女と付き合っている」ときっぱりと断ればよかった。「口に合うかな?」とテーブルの上に無造作に置かれた箱の中に、六本木「アマンド」で買ったというイチゴケーキが二つ入っていた。 かっての偏狭的な彼女らしくないな。・・・・前回... 続きをみる
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私はパンが好き。毎日の朝食はパン。胃がんで体調を悪くしてからは消化の良いパンにしている。それ故、味覚が鋭く鍛えられ、美味しいパンの特徴は大体ではあるがつかんできたように感じている。 焼きたての甘い香りが幼少の傍にいた母の香りとオーバーラップしてとても切ない。 関西は「パン工房」を冠にしてい... 続きをみる
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私用で京都祇園に出かけた。観光地「京都」とは裏腹にコロナの影響で人通りが少ない。先斗町や花見小路さらに錦市場でさえも閑散として衰退する街の印象が強く感じた。終息を願うばかりである。 ーーーーーーーーー 用事を済ませ時間が早かったので、老舗の鞄メーカー「一澤信三郎帆布・工房」を覗いてみたが客足が... 続きをみる
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学生時代「昭和42~3年頃」。池袋にある純喫茶「上高地」に大学の先輩に誘われて学生運動の新聞の原稿の打ち合わせで懇談中、偶然にも別の会合だろうか、半年ぶりに彼女らのグループと遭遇した。彼女の容姿は進学塾当時とではかなり別人で、赤い口紅が印象的だった。 直感して東大安田講堂紛争の主力メンバーと悟っ... 続きをみる
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