あらゆる不正コピーとは何を示すか?感想サイトの引用は?~ジャンプ感想2010年20号⑥
はじめに
週刊少年ジャンプ2010年20号の目次ページに『不正コピー』に関しての文章『読者の皆様へ』が掲載されたので、それに関して考えてみる。果たして『不正コピー』とは何なのか?ジャンプ感想をしている私としては、すぐに、マンガ本文のスキャンが思い浮かんで、近くにいた知り合いに相談した。その人は、「内容を全部アップするような行為じゃないか?」と言っていたが、『読者の皆様へ』では、具体的に何が『不正コピー』にあたるのかは、言及されてない。と思う。
不正コピーの思いあたるところ
・youtubeへのアップ
私は、目撃した訳じゃあないが、早売りよりも早いタイミングで、発売前のジャンプの特にワンピースをビデオで撮影して、youtubeへアップしていた人がいたそうな。
・ファイル共有
ファイル共有はしてないから分からないが、マンガをスキャンした画像が出回っているそうな。連番で開けば、パソコンの上で、マンガとして読めるような。
うーむ。思い当たるのは、これくらいだけど、ようは買わなくても読めるというのは、出版社・マンガ家の利益を損ねるのは明白。いかんですな。
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感想のための引用
んで、私が一番びびったマンガ本文のスキャンして、感想や紹介に引用するケース。ただ、『読者の皆様へ』の文章には、『法に触れる行為
』と書いてある。そこで、『引用』を(ネット)で調べてみると…
引用(いんよう、英語:citation, quotation)とは、広義には、他人の著作を自己の作品のなかで紹介する行為、先人の芸術作品やその要素を自己の作品に取り入れること。報道や批評、研究などの目的で、自らの著作物に他の著作物の一部を採録したり、ポストモダン建築で過去の様式を取り込んだりすることを指す。狭義には、各国の著作権法の引用の要件を満たして行われる合法な無断転載等のこと。
引用 - ウィキペディア(Wikipedia) とある。つまり、要件さえ満たしていれば、『法には触れない』という事か…。という事は、『読者の皆様へ』の『不正コピー』に『要件を満たした引用』は、含まれないという事になると思われる訳か。うーむ。ちなみに、その要件の詳しくは、上のウィキのページに詳しく書かれているが、気になる個所だけ引用すると…
ウ 報道,批評,研究などの引用の目的上「正当な範囲内」であること
カ 引用を行う「必然性」があること
キ 「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき)
・引用する分量を抑えなければならない。
・引用するには目的(必然性)が必要であり、それに必要な量しか引用してはならない。
とある。気になる要件だけ眺めてみても、ハードルが高い事が分かる。(批判する訳じゃあないが)、マンガ本文画像及び、あらすじに終始する感想サイトは、かなり、ヤバいラインにあるかも知れない。作品の普及効果的な意味合いもあるかも知れないけど、この場合は、あまり関係ないだろう。
ちなみに私が、基本的に、画像による引用は行わないようにしているのは、手にとらなくても絵が分かるというのは、ジャンプ本誌の売り上げに悪い方向で影響があると思うからなのです。
おわりに
書き終わってみて、『読者の皆様へ』の文章から、ジャンプ感想への引用までビビったというのは、ちょっと過剰反応な希ガスますたね。引用要件を満たしていれば、マンガ本文コピーは、『法に触れない』という事なのかと…だけど、それでも、ボーダーにあるように思えてしまいますが…。
そんなこんなですが、一感想者として、読者も感想者もジャンプを楽しんでいければと思いました。
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