蒐書

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★『古典の読みかた』(岩波書店、1953/04) 岩波文庫創刊25周年を記念してつくられた冊子(非売品)。目次は以下の通り。 ・小泉信三「古典の読み方」 ・清水幾太郎「古典」 ・大内兵衛「古典と岩波文庫」 ・高木市之助「国文学の読み方」 ・桑原武夫「日本…

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★田川建三ほか『はじめて読む聖書』(新潮新著582、新潮社、2014/08、ISBN:4106105829) 新潮社から見本が届く。 これは『考える人』(2010年春号)で特集した「はじめて読む聖書」に掲載されたインタヴューやエッセイから、いくつかのものを選んで編まれた…

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★丸谷才一『文学のレッスン』(聞き手=湯川豊、新潮文庫ま2-12、2013/10、ISBN:4101169128) 季刊『考える人』(新潮社)に連載された文学をめぐるインタヴューをまとめたもの。湯川豊氏を聞き手に丸谷才一(1925-2012)が、毎回「文学」のあるジャンルをテ…

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ここのところ、漱石の『文学論』を読み解くために、漱石関連書や文学理論書の類いばかり入手している。いろいろな人が『文学論』をどう読み、評価したかということがもっぱらの関心事である。それにしても漱石研究の分厚さにはいまさらながら恐れ入る。 ★『…

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★『芸術新潮』2014年08月号第65巻第08号通巻776号「特集=女と男のヌード」(新潮社、2014/07、ISBN:B005RKGO3A) 小特集は「荒木経惟の往生写真」 ⇒新潮社 > 芸術新潮 http://www.shinchosha.co.jp/geishin/ ★『中央公論』2014年08月号第129年第08号通巻156…

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行きがかり上、近代デジタルライブラリーで読める土井晩翠(1871-1952)の作品一覧をこしらえたので、こちらにもメモ。まずは著作について。ホメロス他、翻訳書は別途追記するつもり。 ★『天地有情』(博文館、明治32年04月) http://kindai.ndl.go.jp/info:…

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★『世界批評大系7 現代の小説論』(筑摩書房、1975/03、ISBN:B000J9A61K) ■目次 ・ミハイール・バフチーン「叙事詩と長篇小説」(川端香男里訳) ・マクス・コメレル「ドン・キホーテにおけるユーモラスな人格化」(円子修平訳) ・アンガス・ウィルソン「…

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★『世界批評大系6 詩論の現在』(筑摩書房、1974/10、ISBN:B000J9A61U) ■目次 ・マリーナ・ツヴェターエワ「光の驟雨」(工藤正広訳) ・ユーリイ・トゥイニャーノフ「フレーブニコフについて」(新谷敬三郎訳) ・L.C.ナイツ「マクベス夫人には何人の子供…

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★Patrick Colm Hogan, How Authors' Minds Make Stories (Cambridge University Press, 2013, ISBN:110703440X) ■目次 Acknowledgments Introduction: From the Universal to the Particular 1. Simulation: Imagining Fictional Worlds in Faulkner and Aus…

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★『世界批評大系5 小説の冒険』(筑摩書房、1974/08、ISBN:B000J9A624) ■目次 ・マルセル・プルースト「サント=ブーヴとバルザック」(清水徹訳) ・ヴァージニア・ウルフ「現代小説」(大沢実訳) ・ローベルト・ムージル「カフカとヴァルザー」(城山良…

展覧会図録

★「水田文庫新収蔵記念 アダム・スミスと啓蒙思想の系譜」(名古屋大学附属図書館、2010) http://www.nul.nagoya-u.ac.jp/event/poster/zuroku_201010.pdf ★「西洋近代思想と永井文庫――最大多数の最大幸福を求めて」(名古屋大学附属図書館、2008) http://…

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上記『世界批評大系4』に収録されているユジェーヌ・メルキオール・ド・ヴォギュエの「『ロシア小説』序文」を含む『ロシア小説』の原文。 ⇒Bibliothèque Russe et Slave > Eugène-Melchior de Vogüé, LE ROMAN RUSSE (1886) http://bibliotheque-russe-et-s…

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★『世界批評大系4 小説と現実』(筑摩書房、1975/08、ISBN:B000J96O8O) テリー・イーグルトンの『文学とは何か』を再訪して、「文学」という概念の変遷とその幅について整理する必要を感じる今日この頃。 ここのところ目次構成を掲げている、この『世界批評…

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上記『世界文学大系3』に収録されているアルベール・ティボーデ「批評と文体」(1914)で言及されているレミ・ド・グールモンの『文体の問題』。 ★Remy de Gourmont, Le Problème du style(Internet Archive) https://archive.org/details/leproblmedust00…

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★『世界批評大系3 詩論の展開』(筑摩書房、1975/06、ISBN:B000J96O8O) ■目次 ・シュテファン・ゲオルゲ「ジャン・パウル」(氷上英廣訳) ・シュテファン・ゲオルゲ「ヘルダーリン」(氷上英廣訳) ・フリードリヒ・グンドルフ「ヘルダーリンの『多島海』…

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★干井洋一「文学理論と作品解釈」(『關西大學文學論集』55(2), A25-A43, 2005-10-15) http://ci.nii.ac.jp/naid/110006160401

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★Claudia Hammond, Emotional Rollercoaster: A Journey through the science of feelings (Harper Perennial, 2006, ISBN:000716467X) 先に『脳の中の時間旅行――なぜ時間はワープするのか』(渡会圭子訳、インターシフト、2014/03、ISBN:4772695397)が邦訳…

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★『世界批評大系2 詩の原理』(筑摩書房、1974/12、ISBN:B000J9A62O) ■目次 ・エドガー・アラン・ポー「構成の原理」(篠田一士訳) ・シャルル・ボードレール「美術批評抄」(阿部良雄訳) ・シャルル・ボードレール「リヒャルト・ワグナーと『タンホイザ…

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★『世界批評大系1 近代批評の成立』(筑摩書房、1974/06、ISBN:B000J9A62Y) 編集は、篠田一士、川村二郎、菅野昭正、清水徹、丸谷才一。全7巻について、日を分けて1巻ずつ目次を掲げよう。 ■目次 ・サミュエル・ジョンソン「ミルトン伝」(朱牟田夏雄訳) …

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★『考える人』2014年夏号第49号「特集=文庫 小さな本の大きな世界」(新潮社、2014/07、ISBN:B006Z6562K) 今福龍太さんが連載していた『書物変身譚』も単行本化したようですね。改めて読もう。 ⇒新潮社 > 考える人 http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhi…

文學のフィジカとメタフィジカ

★三枝博音『文學のフィジカとメタフィジカ』(河出書房、1938/03) 「文学」の捉え方について、昭和初期の事例の一つとして。 文學ほど自然に近くて又自然から遠いものはない。科學だつたらどちらかといへば自然に近い。宗教だつたらどちらかといへば自然か…

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★Dimitri Gutas, Avicenna and the Aristotelian Tradition: Introduction to Reading Avicennna's Philosophical Works, Second, Revised and Enlarged Edition, Including an Inventory of Avicenna's Authentic Works (BRILL, 2014, ISBN:9004201726) デ…

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★ジョン・ザイマン『社会における科学』(上下巻、松井巻之助訳、草思社、1981/03、ISBN:4794201184) John Ziman, The Force of Knowledge: The Scientific Dimension of Society (Cambridge University Press, 1976, ISBN:052109917X) コンパクトな科学史…

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★都甲幸治『狂喜の読み屋』(散文の時間、共和国、2014/06、ISBN:4907986009) 今年創設された出版社「共和国」の刊行第1弾は、都甲さんの書評集。もう1冊の藤原辰史『食べること考えること』は、またの機会に手にしよう。添付の愛読者カード(葉書)を送る…

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目下検討中の夏目漱石『文学論』では、「情緒」(感情、情動)が鍵を握っている。要するに、漱石先生は、文学作品を文学作品たらしめているのは「情緒」の要素であるという。 「文学作品は読者の情動へ訴えるものである」とは、従来から指摘されてきたことで…

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★レイ・ブラッドベリ『華氏451度』(伊藤典夫訳、ハヤカワ文庫SF1955、フ16-7、2014/06、ISBN:4150119554) Ray Bradbury, Fahrenheit 451 (1953)の新訳版。 ★リチャード・ローティ『プラグマティズムの帰結』(室井尚+吉岡洋+加藤哲弘+浜日出夫+庁茂訳…

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★石岡良治『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社、2014/06、ISBN:4845914301) ★『芸術新潮』2014年07月号「特集=もっと素敵にジャポニスム」(新潮社、2014/06、ISBN:B00A77HWFM)

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2014年に創設された新しい出版社、共和国の新刊2点を手にせんと新宿紀伊國屋書店に赴いた……のだが、肝心の本に辿り着く前に、別の本に気を奪われてしまった(次回こそは……)。 ★高橋雅延『記憶力の正体――人はなぜ忘れるのか』(ちくま新書1077、2014/06、ISB…

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★ダンテ・アリギエリ『神曲 地獄篇』(原基晶訳、講談社学術文庫2242、2014/06、ISBN:4062922428) ★Edited by Michael Lewis, Jeannette M. Haviland-Jones, and Lisa Feldman Barrett, Handbook of Emotions, 3rd edition (Guilford, 2010, ISBN:160918044…

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★『idea』第365号、2014/07「特集=現代におけるエイティーズ新解釈」(誠文堂新光社、ISBN:B00K7HGIGQ) 毎号のことながら着眼が面白いなァ。 ⇒IDEA No.365 http://www.idea-mag.com/jp/publication/365.php ★長谷川泉『文学理論』(「長谷川泉著作選8」、…