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★『世界批評大系1 近代批評の成立』(筑摩書房、1974/06、ISBN:B000J9A62Y)


編集は、篠田一士、川村二郎、菅野昭正、清水徹、丸谷才一。全7巻について、日を分けて1巻ずつ目次を掲げよう。


■目次

・サミュエル・ジョンソン「ミルトン伝」(朱牟田夏雄訳)
・ドニ・ディドロ「美術批評抄」(阿部良雄訳)
・ゴットホルト・エフライム・レッシング「ラオコオン 抄」(高橋義孝訳)


・S.T.コウルリッジ「文学的自伝 抄」(高橋康也訳)
・フリートリヒ・シュレーゲル「詩についての談話」(大久保健治訳)
・サント=ブーヴ「文学における伝統について」(土居寛之訳)
・サント=ブーヴ『英国文学史』抄(平岡昇訳)
・サント=ブーヴ「夜間公開朗読会の現状とその在り方について」(土居寛之訳)
・サント=ブーヴ「ラシーヌ論」(支倉崇晴訳)


・アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲル「ゲーテの『ヘルマンとドロテア』」(登張正実訳)
・E.T.A.ホフマン「ベートーヴェン『交響曲第五番』」(渡辺健訳)
・トマス・ド・クインシー「『マクベス』劇における、いわゆる扉たたきについて」(中野好夫訳)
・ウィリアム・ハズリット「日常の文体について」(森亮訳)
・カール・ゾルガー「『親和力』についての書簡」(柴田翔訳)


・マシュー・アーノルド「ジュベール」(中川敏訳)
・エルネスト・ルナン「批評のあり方」(細田直孝訳)
・イポリット・テーヌ「バルザック論 抄」(平岡昇訳)
・ウォルター・バジョット「チャールズ・ディケンズ」(小池滋訳)
・ハインリヒ・ハイネ「『ドン・キホーテ』の序」(山下肇訳)
・ヴィルヘルム・ディルタイ「人間の一般的な性質を文学はいかにして個性化するか」(小栗浩訳)
・フェルディナン・ブリュンティエール「批評について 抄」(佐々木明訳)
・ジョージ・セインツベリー「アレクサンドル・デュマ」(小池滋訳)
・アナトール・フランス『あらし』(大久保輝臣訳)


・ハーマン・メルヴィル「ホーソーンとその苔」(金関寿夫訳)
・デ・サンクティス「フランチェスカ・ダ・リーミニ」(河島英昭訳)
・ゲオルク・ブランデス「イプセン」(岩淵達治訳)


解説 篠田一士