富士通とジャストシステムは2014年4月24日、都内で新製品発表会を合同開催し、富士通製スマートフォン向け日本語入力ソフトウエアの新製品「Super ATOK ULTIAS」を発表した。両社によれば、「スマートフォン史上最高レベルの日本語入力システム」であるという。
富士通は夏モデルスマホに最新タッチパネルを投入
発表会に登壇した富士通 執行役員の高田克美氏は、コンピューティングの歴史を振り返り、「人」がICT利活用の中心になってきた(ヒューマン・セントリック)と指摘(写真1)。富士通が提唱する“Human Centric Intelligent Society”では、「人同士のコラボ」「ビッグデータからの価値創造」「それらを支えるインフラ」の3つが重要になるとした。
使いやすさに対する取り組みとしてはタッチ操作を挙げ、「静電容量式のタッチパネルをいかに使いやすくするかを追求してきた」(高田氏)と説明する。具体的には、タッチしたい場所と実際に指で押した場所の視差を補正する「おまかせタッチ」機能、スマートフォンを支える手が触れたときの誤操作を防ぐ「うっかりタッチサポート」、静電容量式パネルでクリック感を実現する「らくらくタッチパネル」を挙げた(写真2)。