なぜ日本では“動かないコンピュータ”が量産されるのか。なぜ失敗だと分かっていても後戻りできないのか。“システム屋”歴30年以上でIT業界を知り尽くした佐藤治夫氏が問題に切り込む。
連載
なぜ“ダメなシステム”は無くならないのか?
目次
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最終回 なぜ、優秀でない“システム屋”がはびこるのか?
なぜダメな情報システムが無くならないのか。その理由を考える時に、「ダメな“システム屋”」の存在は無視できません。ダメでも仕事を任され、組織の中で出世したりしてしまう仕組みにも問題があるでしょう。
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第3回 なぜ、“システム屋”は挑戦しないのか?
ウオーターフォールモデルには、さらに欠点があります。“システム屋”が情報システム構築を発注する顧客に対して決断を求めるプロセスが曖昧になることです。「顧客が最終決定権を持つ」という当然のことが実践されないのです。
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第2回 なぜ、「技術力のないシステムエンジニア」が通用するのか?
情報システムの構築には、多くの人手がかかります。「最大瞬間要員数100人」のプロジェクトがあったとして、100人のうち何人が顧客やエンドユーザーの顔を見ながら仕事をすることができるでしょうか。
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第1回 なぜ、後戻りできないのか?
なぜ日本では“動かないコンピュータ”が量産されるのか。なぜ失敗だと分かっていても後戻りできないのか。「ウオーターフォール・モデル」を題材に、“システム屋”歴30年以上、IT業界を知り尽くした佐藤治夫氏が問題に切り込む。
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なぜ“ダメなシステム”は無くならないのか?
なぜ日本では“動かないコンピュータ”が量産されるのか。なぜ失敗だと分かっていても後戻りできないのか。“システム屋”歴30年以上でIT業界を知り尽くした佐藤治夫氏が問題に切り込む。