回転とは? わかりやすく解説

かい‐てん〔クワイ‐〕【回転/×廻転】

読み方:かいてん

[名](スル)

物が、ある軸を中心としてまわること。「—式のテーブル」「翼が—する」

からだを転がしたり、宙がえりしたりすること。「—レシーブ」「マット上で三—する」

機能を十分生かした働きをすること。存分に活動すること。「頭の—が鈍い」「人員を—させて事務をさばく」

物事が、動きくり返すこと。「資金の—が早い

サービス業などで、客が新しい客と入れ替わること。「客の—が悪い」

回転競技」の略。


横転, 回転

【英】:Rolling

動物体軸回りに回転( 横転) したり、一定方向へ円を描いてぐるぐる回りをしたりする異常

かいてん【回転】

デジタル変動し停止するまでの一連の動作のこと。業界人気取るなら、「デジタル回転して……」と言わずに「特別図柄変動して……」と言おう

〜むら
【回転ムラ
パチンコにおいて、ヘソに玉が入る頻度バラツキのこと。「回りムラ」とも言う。1000円ごとにデータ取った1060回転のバラツキがあって平均25回転の台と、1535回転のバラツキがあって同じく平均25回転の台がある場合前者を「回転ムラ激しい」、後者を「回転ムラあまりないと言う

〜りつ
回転率
デジタルの回転具合を指す言葉。大抵、1000円あたりの回転数考える。ボーダーライン比較するには、回転率把握することが重要。

回転

作者丹羽あさみ

収載図書開拓の子
出版社日本民主主義文学同盟
刊行年月2001.6
シリーズ名民主文学自選叢書


回転

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 14:32 UTC 版)

回転

回転(廻転、かいてん、: rotation)は、大きさを持たない点または大きさを持つ物体が、あるを中心としてあるいは直線として、あるいは別の物体の周りを回る運動。この点を回転中心、この直線を回転軸という。回転中心や回転軸が回転する物体の内部にある場合を特に自転というときもある。まさに運動している状態を指す場合も、運動の始状態から終状態への変化や移動を指す場合もある。前者の意味を強調したい場合は回転運動ということもある。

転じて、資金などの供給・サービス業の客の出入りなどを指す場合がある。

物理的回転

点の回転

物理的または数学的な文脈での回転とは、特に断らなくとも、回転中心や回転軸から回転する点への距離が一定の運動、つまり円運動を指すことが多い。また、回転した点の軌跡が円の一部である円弧扇形の曲線部)の場合を指すことも多い。これらの円や扇形の半径回転半径という。回転の軌跡である円弧の中心角、すなわち、回転中心から回転する点の始めにおける位置へ引いた直線と、終わりにおける位置へ引いた直線とのなす角を回転角という。単位時間当たりの回転角を、その回転運動の角速度という。回転半径と角速度が一定な回転運動を等速円運動という。特に断らなくとも、回転という言葉が等速円運動の意味に限定されていることも多い。

ひとつの平面内の等速円運動の回転の向きは2通りが可能であり、どちらかの向きの回転の角速度を正と定め他方を負と定めれば、可能な全ての回転(等速円運動)を正負の実数で定めた角速度、および正の実数値をとる回転半径の長さ、および回転中心の位置で指定できる。

3次元空間内ではさらに回転(等速円運動)の軌跡を含む平面を指定しなくてはならない。この平面を回転面または回転平面という。 3次元空間内の回転の角速度は、回転平面に垂直で平面内で定義した角速度の大きさに比例する大きさを持つベクトル量として表すことができる。このベクトルの向きは2通りが可能だが、通常の定義では、右ネジを回転方向に回した時にネジが進む方向を角速度ベクトルの向きとする。こうして3次元空間内での可能な全ての回転(等速円運動)は、3次元ベクトルとして定義した角速度と回転半径と回転中心の位置で指定できる。

角速度や回転半径が変化するような回転運動は、瞬間的な無限小の等速円運動の連続したものとして表せる。これらの等速円運動の回転中心はそれぞれ異なるので、一般的な点の回転の軌跡から唯一の回転中心を特定することはできない。糸に結んだ小石の回転や惑星の公転(一般には等速円運動ではない)のように中心と見なせる物体が存在する場合は、その中心物体の位置を回転の中心と見なすことが多い。

力学では物体の運動はその重心の運動でモデル化でき、物体の回転運動とは物体の重心の回転運動を指すことも多い。その詳細は円運動を参照のこと。

物体の回転

物理学で物体の回転を扱うときは、その変形は無視して扱う。つまり物体を剛体として扱う。剛体の運動は、その重心の運動と、重心を回転中心とした剛体の回転に分解すると取り扱いやすくなる。剛体が回転しているとき、剛体内の各点は全て同じ角速度で回転しており、この角速度をこの剛体の回転の角速度と定義する。また、剛体内の各点の回転中心は1本の直線上にあり、この直線を剛体の回転の回転軸という。

剛体になんの力も働かなければ、その重心は慣性運動を行い、重心を中心とした回転の角速度は変化しない。剛体の回転運動についてのさらなる詳細は、オイラーの運動方程式を参照のこと。

点や剛体の、始めの状態から一定の回転角だけ円運動した終わりの状態への移動も単に回転といい、数学的文脈での回転はこの意味であることが多い。この意味の回転は途中の経路は無視しているので、円運動の向きとしては逆回りとなる、回転角θの回転と(θ-2π)の回転とは同値である。また一般に、nを正負の整数として回転角(θ+2nπ)の回転は全て同値である。

数学的定義

Rotation

線型代数学において、回転とは、内積が定義された実線型空間における線型変換であって、その表現行列が直交行列かつ行列式が +1 であるものをいう。応用上はユークリッド空間における回転が重要である。回転の定義を素朴に表現するならば、回転中心と呼ばれる固定点から各点への距離を変えず、点同士の相対的な位置関係、すなわち距離と向きをも変えない変換であるということになる。回転中心を原点とする座標系を考えると、これらの定義は同等である。実際、表現行列が直交行列であることが、2点間の距離を変えない、すなわち合同変換であることを意味し、行列式が +1 であることが、向きを変えないということを意味する。直交行列の行列式は +1 か -1 であるが、-1 であるものは向きを変えるのであり、そのような合同変換の例として鏡映が挙げられる。

3次元ユークリッド空間における回転は、回転軸と呼ばれる固定直線からの距離および点の相対的な位置関係を変えない変換と定義されることもある[1]。しかし、ある一点からの距離を変えない変換はそのような軸を持つことが証明できるため、どちらで定義しても同じである。一般に、奇数次元ユークリッド空間における回転は回転軸を持つ。

Revolution

回転運動

回転の方向は、時計の運針方向を基準に時計回り (CW:Clockwise)、反時計回り (CCW:Counter Clockwise) あるいは、右回り、左回りなどと称される。 物理的な説明は円運動を、分子運動については回転準位を参照。

自然界の回転

参考文献

  1. ^ 長倉三郎他編『岩波理化学辞典』第5版、岩波書店、1998年2月 ISBN 4000800906

関連項目


回転(ロンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/22 15:42 UTC 版)

サイケまたしても」の記事における「回転(ロンド)」の解説

物体回転させる能力主な使い方は、攻撃を逸らす、円を描くように超高速移動する「回転移動スピログラフ)」、金属片掌の中で回転させ、手を払うだけで近距離物体切断する「回転刃(テンソー)」、鉄球手元周回させ、弧を描く軌道放つ公転レボリューション)」といったもので、非常に高い戦闘力発揮できる有効な対策を取るのは難し能力だが、ヨハン能力露見しないよう注意を払っており、劇中内容明らかになったのはかなり後のこととなった主な使い方が示すように直接触れていない物体でも回転させ続けることができるようで、上空にある無人ヘリプロペラを回転させて飛行させたことすらあるため、効果範囲はかなり広いと思われる

※この「回転(ロンド)」の解説は、「サイケまたしても」の解説の一部です。
「回転(ロンド)」を含む「サイケまたしても」の記事については、「サイケまたしても」の概要を参照ください。

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回転

出典:『Wiktionary』 (2021/10/24 09:39 UTC 版)

名詞

かいてん廻転」の「同音の漢字による書きかえ」)

  1. 物体回ること。物体を回すこと。
  2. 身体使って転がった回った宙返りをしたりすること。
  3. よく機能すること。働きがよいこと。
  4. 仕入れられ商品売れて在庫なくなりまた仕入れるという一連の動きから)よくさばけること。
    • あの店は商品)の回転がよい。
  5. (数学) 剛体を点または軸のまわり一定角だけ動かすこと。一般に回転行列行列式の値が1の直交行列)によって表現される座標変換
  6. (数学) 三次元ベクトル解析において、各点周りベクトル場運動の向き変えようとする傾向記述する微分ベクトル場のこと。
  7. スキー、スノーボードアルペン種目1つで、旗門定められコース通過する時間競うもの。スラローム

表記

発音(?)

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