さ‐よう【作用】
作用
作用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 05:57 UTC 版)
PLCはリン脂質を切断する。ホスファチジルイノシトール4,5-ビスリン酸 (PIP2) はジアシルグリセロール (DAG) およびイノシトール1,4,5-トリスリン酸 (IP3) へと切断される。DAG は膜に結合したまま留まり、IP3は細胞質ゾルへと放出される。次に、IP3は細胞質ゾルを介して拡散し、小胞体 (ER) にある特有のカルシウムチャネルであるイノシトールトリスリン酸受容体に結合する。これによって、カルシウムの細胞質ゾル濃度が上昇し、細胞内変化および活性化のカスケードが引き起こされる。加えて、カルシウムおよびDAGはプロテインキナーゼCを活性化する。プロテインキナーゼCはその他のタンパク質分子をリン酸化し、細胞活性を変化させる。末端効果は味や発がん促進などである。
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作用
出典:『Wiktionary』 (2021/10/22 14:07 UTC 版)
発音
名詞
- 他の物に影響を及ぼす働きをする事。また、その働き。
- 薬の作用
- 生体が生をいとなむための働き。
- (物理学) 二つの物体間において、一方が他方に働く力。cf. 反作用
- (物理学) 物体や場に及ぼされる働き。
- 化学作用。熱作用。
- (物理学) エネルギーと時間の積に等しい次元をもち、最小作用の原理が適用される物理量。作用量。
- (数学) 代数系にその上の変換写像の集まりを代数的構造として考え合わせたもの。
- (哲学) ブレンターノの心理学やフッサールの現象学で、意識が対象を志向する能動的な働き。意識作用。心的作用。
対義語
翻訳
動詞
活用
翻訳
「作用」の例文・使い方・用例・文例
- 注射がすばやく作用して痛みを消すだろう
- 薬の副作用
- この洗浄剤には殺菌作用がある
- 意味と文脈の相互作用
- 言語と思考の相互作用
- 呼吸作用
- 化学作用
- 作用と反作用
- 興奮作用
- 薬には副作用が有ります
- ある揮発性の物質が、発芽抑制作用を持っている
- セルライトの除去作用が期待できます
- 我々はケルセチンの抗酸化作用に注目しています。
- 副作用があるとは知らずに、クロラムフェニコール系の薬飲んでしまった。
- 科学者たちはゲニステインの抗がん作用に期待している。
- シンバスタチンの副作用は何ですか?
- ナルトレキソンには頭痛や吐き気などの副作用がある。
- 解毒作用は肝臓の重要な機能である。
- いくつかの要因がこの国の農業の発展に不利に作用している。
- ネオマイシンは腎臓に対して毒性の作用がある。
作用と同じ種類の言葉
品詞の分類
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