人型兵器
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「ストライクウィッチーズシリーズの登場兵器」の記事における「人型兵器」の解説
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人型兵器
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二脚の装甲兵器。脳拡張者が直接接続することで強力な戦力になるが、操縦には高い適性が必要。統治企業の都市防衛隊などで運用されている。
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人型兵器
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「英雄伝説 軌跡シリーズ」の記事における「人型兵器」の解説
作品中に登場する人型の大型兵器の大部分は、古代ゼムリア文明時代に作られた人形兵器(オーバーマペット、「機械人形」)と、それらを結社《身喰らう蛇》の十三工房が解析して作成した人形兵器のふたつに大別できる。本項では主だった物について記述する。 《環の守護者》トロイメライ 「FC」における最終ボス。グランセル城の地下「封印区画」に封印(実際は放置)されていた自律型の巨大な人形兵器で、導力によって動き、凄まじい戦闘能力を有する。 「MODE:侵入・索敵(イントルード&サーチ)」という形態では、人型をした本体の他、物理攻撃に対する防御力の高いボソープL、導力魔法に対する防御力の高いボソープRという2体の支援機を随伴させる。この形態の本体は頭部に砲門を備え、エステル曰く「ブサイク」。「侵入・索敵」形態で大きなダメージを負うと、「MODE:完全殲滅<ジェノサイド>」へと移行し、頭部形状がドラゴンを模した形に変わるとともに、4脚となり、両腕にボソープL・Rを合体させた状態になる。この形態ではアポストールアルファ、アポストールベータという小型の人形兵器を無尽蔵に生み出すほか、ダメージを与え過ぎると「デスレイジ」という強力な必殺技で反撃を行う。 かなりの耐久力を持っており、エステル、リシャールらでは倒しきることができなかった。しかし駆けつけたカシウスの猛攻により半壊し、最期はエステルたちの総攻撃によって今度こそ完全破壊された(場合によってはそのままカシウスが倒してしまう)。 その正体は《輝く環》が自己防衛のために生み出した戦闘兵器で、古代遺物の一種であることは「SC」で明かされる。「FC」に登場した個体は《輝く環》を封印するために人類が作り出した「封印区画」を破壊するため侵入したもので、最深部に到達する直前に《輝く環》が封印されたために機能停止していた。リシャールが封印の一部を解いたことで再起動し、結果として復活してしまった。後に《結社》がトロイメライを基にしたT・M・ドラギオン(下記)を開発する。 T・M・ドラギオン(トロイメライ=ドラギオン) 「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物#T・M・ドラギオン」も参照 結社《身喰らう蛇》がトロイメライを解析して作成した人形兵器。トロイメライの「MODE:完全殲滅<ジェノサイド>」に似た形状をしているが、脚部は4脚から2脚に改められていて、両腕も汎用性のある形状になっている。背中に翼を展開させることで、飛行と空中機動が可能で、空中での戦闘能力も有する。 ゴルディアス級戦略人形兵器 結社《身喰らう蛇》が古代遺物を研究して作成した大型の人形兵器。元々はヨルグ・ローゼンベルクが開発していたが、F・ノバルティスが開発計画の主導権を横取りした。 作品中に登場する機体はいずれも、導力演算機《マーズ》によって高度な目標評定能力と自律戦闘能力を有する。基本的に外にいる操縦者の命令に従いつつ行動するが、アイオーンType-αのみ搭乗して操縦することも可能な描写がある。 素材として結社による合金「クルダレゴン」が使用されており、パテル=マテルで使用された世代の物でも当時の時点で最高の性能を誇った。 飛行能力も持つが、《神機》アイオーンType-β以外は空中戦闘できるほどの性能はなく、移動のためのものとして描写されている。 パテル=マテル 作品中に最初に登場するゴルディアス級の人形兵器で、同級の従来型で主眼となっていた戦略的運用に加えて、戦術的運用を可能とすることを目標として開発された。 無補給で数年間の継戦が可能な戦闘能力を持つ。特殊兵装として、操縦者の危機の際はその治癒と蘇生を行う《リバイバルシステム》を搭載する。 F・ノバルティスが、機体そのものの開発以外に、新型導力機関の開発や操縦者の選定なども担当した。操縦者の選定が難航したため開発計画は一時凍結されるが、レンが操縦者として適性を示し、完成に至る。 全高は15.5アージュ。巨体を支えるため、脚部の設計も課題となった。 《神機》アイオーン 十三工房のF・ノバルティスが作ったもので、「ゴルディアス級最終型」と名付けられている。「碧の軌跡」で、万能型のType-α、変形により空中戦闘も可能な「空域制圧用高速飛行型」のType-β、パテル=マテルの後継機で「拠点防衛・鎮圧用」のType-γの3体が登場。「閃の軌跡III」では、3体それぞれの後継機が登場した。「閃III」で登場した機体は全て破壊されたが、複数体用意されていた同型が「閃の軌跡IV」でも再登場している。 《零の至宝》が奇蹟をふるうためのインターフェイスとして作られており、超常的な力を発揮し、特にType-αは空間を操る能力を持つ。「閃III」では活性化した霊脈からの力を借りて、そうした能力が発揮できるか実験に使われた。 導力機関として「エーテルリアクター」を搭載。至宝の力を借りている時は無尽蔵のエネルギーが導力機関に供給されるため、機体を大破させるか導力機関を破壊しない限り撃破は困難。 「閃III」で登場した機体はゼムリアストーン製の太刀の斬撃も通さないほどの堅牢さを持つ。しかし、フレームの材質・構造的に、超常的な力を借りなければ自重を保持することもできないと考えられている。 クロスベルに現れた各タイプの全高はType-αが16.5アージュ、Type-βが12.5アージュ、はType-γが20.5アージュ。 騎神(デウス=エクセリオン、きしん) 「英雄伝説 閃の軌跡#兵器・技術」および「英雄伝説_軌跡シリーズの登場人物#七の騎神(デウス=エクセリオン)」も参照 『閃』に登場。黒、金、銀、緋、蒼、紫、灰の7体が存在し、『閃』の主人公であるリィン・シュバルツァーはその内の1体である《灰の騎神》ヴァリマールに搭乗。《騎神》による闘争は『閃』の作品中で大きな要素として描かれる。 その正体は、作品本編の時期よりおよそ1200年前に《巨イナル一》を封印するため、《地精》と《魔女》によって造られた騎士人形。霊力(マナ)を動力源としていて、飛行できるだけでなく、「精霊の道」を用いた転移を使える、破壊されたとしても時間が経てば自己再生する、など、他の機械人形にはない超常的な力を有する。 自我と思考能力を持ち、言葉を操り人間と会話することもできる。ある程度の自律行動は可能だが、戦闘のためには《起動者(ライザー)》と呼ばれる搭乗者を必要とし、騎神の力を引き出せるかは《起動者》に大きく左右される。 騎神による闘争についての記憶は時とともに曖昧となる性質があり、エレボニア帝国では、1204年の内戦(《十月戦役》)で姿を現す以前は、伝承上の《巨いなる騎士(おおいなるきし)》として、実在したか不確かな存在として知られていた。 全高は7アージュ強。 《起動者》(ライザー) 《騎神》の搭乗者のことで、例外はあるものの、“巨イナル一の影”による試しを乗り越えた者が《起動者》として認められる。 死亡した場合もその肉体は腐敗せず、時期を置いて不死者として蘇る。《相克》によって自らの《騎神》の力が奪われた場合、不死者は消滅する。 機甲兵(パンツァー・ゾルダ、きこうへい) 「英雄伝説 閃の軌跡#兵器・技術」も参照 『閃』に登場。七耀暦1204年にラインフォルト社が完成させ、エレボニア帝国の貴族連合軍(後に正規軍も採用)が運用している人型兵器。 フランツ・ラインフォルトの構想を基にしており、クロワール・ド・カイエン(カイエン公爵)の依頼を受けたG・シュミットが《蒼の騎神》オルディーネを参考にして設計し、ラインフォルト社の第5製作所が当初は秘密裏に製造した。 汎用型のドラッケン、その上位機のシュピーゲル、重装型のヘクトル、高速型のケストレル、超大型のゴライアスの5系統の機体が存在する。いずれも従来からある技術の発展で作られたものであるため、《騎神》が持つような超常的な能力は持たず、既存の地上兵器に対して絶対的な優位性があるわけでもない。戦車のアハツェンと比べると、運動性能で大きく上回るものの、馬力、装甲、火力では及ばない。 作品中では、当初は敵方の兵器として登場し、「閃III」以降ではユウナ・クロフォードら新VII組が搭乗するようになる。 全高はドラッケンが7.0アージュ、シュピーゲルが7.1アージュ、ヘクトルが6.6アージュ、ケストレルが6.6アージュ、ゴライアスが11.8アージュ。どのモデルも飛行能力は持たないが、「閃III」で登場したブースターユニットを使うことで、ごく短時間なら移動のための飛翔(ジャンプ)ができるようになった。 魔煌兵(まこうへい) 『閃』に登場。《騎神》への対抗手段として、暗黒時代にエレボニア帝国の魔導師たちが作り上げた魔導の傀儡で、亜次元兵装とも言える存在。完全に自律して動く。 七耀暦527年に作られた《オル=ガディア》を原型とし、複数種類が造られた。作品中では、四本腕を持ち剣で戦うオルトヘイム、強大な腕を持ち格闘に長けたダイアウルフ、重量級で戦斧を用いるヘヴィルヴィ、大剣を持つシグルヘイム、鉄球で戦うダイナゴラム、人馬型のアズラ=ルキエルの6種類が登場している。 乗り手を選ぶ《騎神》と異なり、ミラで買うことができるため、有力な豪族たちに重宝された。霊脈が活性化している時しか動かせないという欠点を抱えていたが、《騎神》が顕現する時は霊脈が乱れて活性化していることがほとんどだったため、《騎神》への対抗手段という役目はある程度果たすことができる。 大きさはクロスベルの錬金術師が作った「魔導兵」よりは大きいが、《騎神》よりは同じかやや小さい。 魔煌機兵(まこうきへい) 「英雄伝説 閃の軌跡#兵器・技術」も参照 「閃IV」に登場。《黒の工房》とラインフォルト社の共同開発により、七耀暦1206年7月頃に完成した人型兵器。エレボニア帝国の衛士隊により運用された。 霊力を利用することで魔導の力を使うことが可能。機甲兵とほぼ同様に5系統あり、汎用型のゾルゲ、上位機のメルギア、重装型のハンニバル、高速型のモルドレット、超大型の無人機で「最終魔煌機兵」と呼ばれるリヴァイアサンが存在する。 リヴァイアサンを除く4体は操縦者を必要とするが、有人機に随伴する形で無人機として運用することもできる。操縦者には精神汚染を及ぼす。
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