セブンイレブン/京都市に「伏見北鍵屋公園店」オープン、地域交流施設を併設

2024年11月28日 14:41 / 店舗

セブン‐イレブン・ジャパンは11月29日、京都市伏見区に、地域の交流施設を併設した木造店舗「セブン‐イレブン伏見北鍵屋公園店」をオープンする。

<セブン‐イレブン伏見北鍵屋公園店>
セブン‐イレブン伏見北鍵屋公園店

同社は、京都市と連携し、地域を交えた3者間において、利用者の減少、施設の老朽化などに直面した公園の課題解決のため、約1年半にわたり共同研究を行ってきた。

その結果、多様なサポート団体が運営支援することにより、公園の魅力向上、地域コミュニティの活性化などを目指す、公園運営モデル「Park-UP事業」が京都市に創設された。

同社が同事業の初の参画企業となり、地域住民が利用可能な交流施設を併設した店舗をオープンする。社会課題の解決と地域のニーズに対応した新しい公園運営スキームに挑戦する。

<京都市産木材を使用した店内>
京都市産木材を使用した店内

また、店舗の躯体(くたい)や内外装に使用している木材は、京都市域産材の「みやこ杣木」を100%使用。カウンター周辺は「北山杉」を採用するなど、地域の木材を活用することで、木材の地産地消の推進、地域資材の循環による森の再生に貢献し、CO2の吸収を増加させる。

<地域住民が利用できる交流施設>
地域住民が利用できる交流施設

さらに、店舗に併設されている交流施設は、地域(北鍵屋公園運営委員会)が運営していくことを前提として、設計の段階から地域住民が関わった。

木造2階建ての施設のうち、1階部分(約94m2)は、公園利用者のだれでも自由に使えるオープンスペース、2階部分は、管理用スペースとして運営される予定。

北鍵屋公園のコンセプトである「みんなでつなげる、みんなの居場所」を目指し、授乳スペースや小上がりの畳スペースなども整備されている。小さい子どもからシニアまで、公園の一部として利用できる。

■セブン‐イレブン伏見北鍵屋公園店
所在地:京都市伏見区深草北鍵屋町990-3 他

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