クリエイト・レストランツ 決算/3~11月増収増益、新規出店24店舗
2025年01月16日 16:02 / 決算
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クリエイト・レストランツホールディングスが1月14日に発表した2025年2月期第3四半期決算によると、売上収益1154億300万円(前年同期比6.4%増)、営業利益71億3400万円(23.8%増)、税引前利益65億6900万円(22.1%増)、親会社に帰属する当期利益47億3500万円(21.4%増)となった。
売り上げ面は、順調な既存店に加え、グループ入りしたベーカリーレストラン「Wildflower」(2024年9月より連結)、一幻フードカンパニー(同10月より連結)の連結貢献もあり増収を計上している。
利益面は、増収効果に加え、適正価格化の継続により原材料価格の高騰。人件費の上昇を吸収し増益となっている。
国内は、インバウンド需要やメリハリ消費により好調を維持していた都心部に加え、郊外店舗も堅調に推移し、増収増益だった。
海外は、北米でグループ入りした日常業態Wildflowerの貢献がある一方で、インフレ疲れの影響もあり単価が高めであるIl Fornaioの苦戦が響き増収減益となっている。
新規開業は、しゃぶしゃぶ食べ放題「しゃぶ菜」、「MACCHA HOUSE 抹茶館」、ベーカリー「サンヴァリエ」、海鮮居酒屋「磯丸水産」、大衆酒場「五の五」といったコアブランドを中心に出店した。
また、ゴルフ場内レストラン、JA全農とのコラボによる業務受託店舗も積極的に出店。そのほか、ネクストコアブランド候補として、韓国料理「シクタン」、もんじゃ焼き「まるもん」といった新業態を開発し、既存店舗の業態変更に取り組んだ。
グループ全体では24店舗の新規出店、14店舗の業態変更、契約満了を中心に28店舗の退店を実施。「ワイルドフラワー」16店舗、「えびそば一幻」10店舗を連結対象に加えたことにより、11月末における店舗数は1131店舗となっている。
通期は、売上収益1560億円(7.0%増)、営業利益93億円(31.4%増)、税引前利益87億円(31.2%増)、親会社に帰属する当期利益61億円(21.0%増)を見込んでいる。
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