アインHD 決算／5～10月営業利益32.9％減、小売事業の販管費増
2024年12月09日 14:56 ／ 決算
アインホールディングスが12月6日に発表した2025年4月期第2四半期（中間期）決算によると、売上高2148億6000万円（前年同期比10.9％増）、営業利益58億7200万円（32.9％減）、経常利益63億3800万円（32.1％減）、親会社に帰属する当期利益32億1200万円（38.9％減）となった。
ファーマシー事業は、高額医薬品の処方により処方箋単価が上昇するとともに、かかりつけ薬剤師・薬局としての機能強化や待ち時間短縮などサービス向上により処方箋枚数が増加した。
店舗面ではM＆Aを含め、グループ全体で合計31店舗を出店し、4店舗を閉店、10店舗を事業譲渡したことで、薬局総数は1248店舗。
リテール事業は、グループ入りしたFrancfrancの寄与により、売上高が大きく伸びた。販管費も前年同期の43億6300万円に比べ2倍近い86億1400万円だった。
また、アインズ＆トルペの既存店、前期出店店舗の客数が堅調に推移している。前期から引き続きアジアンコスメ、高価格帯コスメの売り上げが増加し単価が上昇しているという。
店舗は、アインズ＆トルペとして4店舗を出店し、2店舗を閉店したことにより、店舗数は83店舗。Francfrancは161店舗がグループ入り後、1店舗閉店したことにより、店舗数は160店舗となり、リテール事業における店舗総数は243店舗となっている。
通期は、売上高4535億円（13.4％増）、営業利益193億6000万円（5.2％減）、経常利益200億円（6.4％減）、親会社に帰属する当期利益100億円（12.3％減）を見込んでいる。
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