総合スーパー/11月はイオン5.2%増、PPIH8.0%増、ヨーカドー1.9%増
2024年12月26日 11:48 / 月次
流通ニュースがまとめた総合スーパー主要3グループの月次営業情報によると、11月の既存店売上(前年同月比)は、イオンリテール5.2%増、PPIH(国内リテール主要5社)8.0%増、イトーヨーカ堂1.9%増となった。
<11月の実績>
社名 | 既存店売上高(前年同月比) | 全店売上高(前年同月比) | |
イオンリテール | 5.2%増 | 4.6%増 | |
PPIH | 8.0%増 | 9.9%増 | |
イトーヨーカ堂 | 1.9%増 | 6.3%減 |
■イオンリテール(2024年2月期:売上高1兆6798億円)
既存店5.2%増、全店4.6%増
過去最大規模となる2000以上のお買得商品や企画を用意した「イオン ブラックフライデーセール」を実施。食品・日用品の増量企画や衣料品の半額企画、防寒・節電対策商品を特別価格で展開したほか、美容家電や豪華食材をそろえた予約販売会などを通じて、節約志向や高付加価値商品への需要に応えた。セール期間中の売上は前年実績から約20%伸長している。
食品部門では農産、水産、畜産、グロサリー、デリカが特に好調。既存店売上高は27カ月連続で前年を上回った。ヘルス&ビューティケア部門では化粧品や調剤用品が売上をけん引。こちらも33カ月連続で前年実績を上回った。
■パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)(2024年6月期:売上高2兆950億円)
・国内リテール主要5社(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店、ユニー)
既存店売上8.0%増、客数2.5%増、客単価5.4%増、対象店舗数606店
全店売上高9.9%増、対象店舗635店
・ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)
既存店売上高9.2%増、客数2.3%増、客単価6.8%増。家電製品7.4%減、日用雑貨品15.9%増、食品6.8%増、時計・ファッション用品10.2%増、スポーツ・レジャー用品17.6%増、対象店舗数478店
全店売上高11.7%増、対象店舗504店
・GMS事業(ユニー)
既存店売上高4.5%増、客数3.2%増、客単価1.3%増
衣料品5.1%増、住居関連品4.7%増、食品4.3%増、対象店舗数128店
全店売上高4.7%増、対象店舗131店
■イトーヨーカ堂(2024年2月期:売上高7373億円)
既存店総売上高(SC計)1.9%増、商品売上1.2%減、客数1.2%減、客単価0.1%減、テナント7.8%増
全店総売上計6.3%減、うち商品売上12.3%減、テナント他6.6%増
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