ゲオHD 決算/4~9月営業利益25.9%減、新品の家庭用ゲーム機不調

2024年11月08日 10:19 / 決算

ゲオHDが11月7日に発表した2025年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高1997億2400万円(前年同期比7.4%減)、営業利益54億1400万円(25.9%減)、経常利益52億100万円(40.0%減)、親会社に帰属する当期利益28億2500万円(50.6%減)となった。

リユース系リユース商材の売上は873億2400万円(10.9%増)。

従前からのリユース需要の広がりに加え、グローバル展開の拡大により堅調に推移した。

メディア系リユース商材の売上は406億1600万円(19.3%増)。

ゲーム関連商材はダウンロード版ソフト普及が進むものの、家庭用ゲーム機「PlayStation 5」本体の流通量増加やゲームユーザー数が増加傾向であることが下支えとなり、前年並みの売上となった。

一方、スマートフォンやタブレット端末等のリユース通信機器については、市場の活性化に加え、「GEO mobile」の単独店出店やゲオ店舗の収益性改善に資する併設店展開、EC販売促進により販売機会を創出することで、小売販売を強化している。

新品商材の売上は444億9200万円(40.1%減)。

前年は家庭用ゲーム機の販売好調に加え、大型新作タイトルのリリースがあり、大幅な反動減となった。

また、外国為替相場の大幅な変動により、為替差損7億7600万円を計上している。

通期は、売上高4360億円(0.5%増)、営業利益120億円(28.6%減)、経常利益120億円(36.0%減)、親会社に帰属する当期利益60億円(45.0%減)を見込んでいる。

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