水産庁発表の2025年の太平洋クロマグロ漁獲枠で、沖縄県は当初配分で過去最高となる236・5トン(30キロ以上の大型魚)の枠を得た。前年比60・3%増となる。県漁業協同組合連合会(県漁連)の上原亀一会長は「全国で3番目に多い枠の配分で評価したい」と喜ぶ。これまで漁獲枠の上限に達し、旬のさなかに採捕停止になることもあったが、25年は旬のクロマグロが食卓に上る機会が増えそうだ。(政経部・金城紅映)
県内のマグロ漁獲実績は20年度に220・4トンで過去最高を記録。その後減少傾向が続いたが、25年は過去最高の漁獲枠となった。都道府県別の配分では青森県の685・8トン、北海道の446・5トンに次いで3番目となる。
県水産課の担当者は...
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