斉藤孝  カメのブログ

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2023年に行くべき世界の52か所 澤井 清


2023年に行くべき世界の52か所(52 Places to Go in 2023)第2番目の都市「盛岡」の桜見物 

                                      澤井 清


 皆さんは、このタイトルを見て驚いだ人もいることでしょう!2023年1月12日にアメリカのThe New York Timesが世界の「52 Places to Go in 2023 」を発表、イギリスの首都ロンドンに続く2番目に盛岡市が紹介された!今回の記事では、盛岡市を「歩いて回れる宝石的スポット」と高評価。東京から新幹線で数時間で行ける便利さ、大正時代に建てられた和洋折衷の建築美の建造物、盛岡城跡公園、「NAGASAWA COFFEE」「東家」「BOOKNERD」「開運橋のジョニー」などが紹介されている。

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出典:https://www.city.morioka.iwate.jp/kankou/kankou/kankouinfo/1041747/index.html

 東北は桜の季節。4月上旬、桜見物を兼ねて盛岡を訪れた。いつもの様に仙台からドライブ旅行。今回は途中「南三陸のホテル」で一泊のため、2021年12月に仙台〜八戸間(359km)全線開通した、「三陸自動車道」を利用した。高速道路の至る所で桜が開花、気持ちの良いドライブであった。

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       高速道路に咲く桜

 翌朝,NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台となった「気仙沼大島」を訪れた。震災後期待の橋として、気仙沼大島と本土をつなぐ約8kmが2019年4月7日完成し、気仙沼市からあっという間に大島に渡ることが可能となった。

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       気仙沼大橋

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「おかえりモネ」の舞台となった気仙沼大島の「桜」

気仙沼大島の観光も終わり、いよいよ盛岡へ!盛岡へ行くには一関に戻り「東北縦貫道」に進むのがベスト。しかし、3月6日放映BS放映テレ東の「都会をでて暮らそうよ<岩手県宮古市>」で紹介された、宮古市話題のグルメ「至福のタラフライ」を思い出し、急遽「宮古」経由盛岡行きに決定。早速ネット検索で、宮古市で食べられる「至福のタラフライ」を調べ、間違いなく試食できる駅前の魚彩亭「すみよし」を確保。糖尿病のため、魚を食べることを勧められている私にとって、有り難いメニュー。今まで「アジフライ」「サケフライ」は食べた事があるが、「タラフライ」は初めて。厚みのある宮古産の「真タラ」のサクサクとした食感、正に絶品、大満足のランチであった。

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     「至福のタラフライ」
詳細は下記URLをクリック願います。
https://www.youtube.com/watch?v=bX7SWatvzt4&t=3s

余談であるが、「タラフライ」に関して友人からの話。ロンドンでも宮古と同様タラなどの白身魚をフライに、ポテトフライを添えた、「フィッシュ・アンド・チップス」という料理が、ファストフードとして親しまれている。彼の地では、屋台で新聞紙にくるんで売るというのが基本。味付けは屋台に備え付けの塩かワインビネガ。
開高 健は、新聞紙は女の裸満載の新聞の方がさらに味が良いと言つていたそうだ。現在は、衛生上と新聞紙のインクに含まれる鉛中毒危険のため、新聞紙包装の販売は禁止されているとのことである。

昼食の後、宮古市を経由して目的地「盛岡市」に進行。宮古〜盛岡間の車道、トンネルの新設や国道と高速道路が一体化され、従来に比べかなり時間が短縮された。なお、高速道路「三陸自動車道」は、宮城県「石巻」から青森県「八戸」まで、全て無料である。
The New York Times紹介記事の影響か市内は観光客で大賑わい。未だ見たことのない人の山。早速、盛岡で一番有名な「石割桜」を見学することにした。駐車場を確保するのも大変。なんとか、付近の駐車場に車を入れる事ができた。写真を撮るのも一仕事。桜見物客が殺到。撮影シャッターチャンスがなかなか見つからず、何とか1枚撮影に成功した。

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            樹齢350年を超える天然記念物の「石割桜」

 盛岡地方裁判所の敷地内にある石割桜は、巨大な花崗岩の岩の狭い割れ目から突き出た樹高11メートル、樹齢350〜400年の「エドヒガンザクラ」。国の天然記念物に指定されている。その他、盛岡には天然記念物に指定されているもう一つの桜「モリオカシダレ」が市内の龍谷寺(りゆうこくじ)に咲いていた。

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          天然記念物に指定されている龍谷寺のしだれ桜

 同一市内に2つの桜が指定されていることは全国的にも希である。また、「盛岡市」は桜が国の天然記念物に指定されている日本最北端の地でもある。
 続いて「盛岡城跡公園<岩手公園>」の桜(ソメイヨシノ)を見物。ここも観光客で一杯。人・人・人、普段見られない異様な風景。市内中心部にあるこの公園、もとは盛岡南部藩20万石の居城跡である。今も残る石垣が往時をしのばせ、城下町の風情をただよわせる。

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              城壁から仰ぎ見る桜

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             盛岡城跡に咲く満開の桜

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           盛岡城跡下の「しだれ桜」

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            街中に咲く桜

  今回、満開の桜を満喫する至福の一時を過ごすことができた。歳も考えず街中の桜を求めて歩き続け、疲労困憊。この日も盛岡で宿泊する予定でいたが、ホテルはどこも満室。止む得ず、盛岡市郊外雫石町の「プリンスホテル」の温泉で疲れを癒すことにした。翌朝、岩手のもう一つの桜名所「北上市」を目指したが、朝から観光客が殺到、高速道路北上IC付近が渋滞。誠に残念であるが今回の桜見物は断念。今年は例年になく、天候に恵まれ一足早い満開の桜を大いに楽しむことができた、3日間の旅であった。最後にJacob Kollerのピアノ演奏『桜』をお届けして終わります。



出典 https://www.youtube.com/watch?v=_hT8NfM_lpQ


コメント

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  • 2023/08/04(金) 23:45:17 |
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桜、綺麗ですね。

澤井先生
こんばんは

毎日暑いですね。
ブログ拝見しました。
盛岡にはNYタイムスの影響か、はたまた円安効果か多くの外国人は訪れているそうです。
盛岡は学生時代に一回訪れてだけですので、また行ってみたくなりました。ブログの更新楽しみにしております。

  • 2023/08/04(金) 23:49:52 |
  • URL |
  • 清姫 #-
  • [ 編集 ]

ガチャ

楽しく読みました。
学生時代の先輩とは思えない、素敵です‼️

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